(画像=※写真はイメージです/PIXTA)

セルフイメージを高めることで、あなたの人生は変わるといわれています。発揮する能力は高まり、出会う人の質は変わり、自分が望むものを得られるようになるといいます。では、人生に大きな影響を与えるセルフイメージを、今より高めていくにはどのようにすればいいのでしょうか。

目次

  1. 「セルフイメージ」以上の自分にはなれない
  2. 「小さなイエス!」がセルフイメージを高める理由
  3. 「小さなイエス!」と「小さなノー!」

「セルフイメージ」以上の自分にはなれない

私たちは、自分が抱いている「セルフイメージ」以上の自分になることはできません。

では、人生に大きな影響を与えるそんなセルフイメージを、今よりもっと高めていくために、どうすればよいでしょうか?

今回はいつでも、どこでも、誰にでもできる簡単なメソッドをひとつご紹介します。   それは、日常の中で、よかったな、と思えること、ラッキーと思えること、できたこと……、そんな「イエス!」と思える出来事を、一つひとつ拾い上げていくことです。

声に出して、グッと腰にガッツポーズをつけて、「イエス!」と声を発すると、より効果的です。「イエス!」という声を耳から聴くこと、グッとガッツポーズをする動き、握った拳の力強さ、といったカラダの感覚を通して、より強く深く、「これは自分にとっていいこと!」と、潜在意識にまで伝えることができます。   そして、もう一つ大切なポイントは、見つける「イエス!」は小さければ小さいほどいい、ということです。

例えば、朝起きてからの「イエス!」を拾い上げてみましょう。   朝、目が覚めた。 イエス!
夜、ぐっすり眠れた。イエス!
家族がいてくれる。イエス!
今日はいいお天気! イエス!
今朝のおみそ汁がおいしかった!イエス!
朝の食器洗い、終了! イエス!
今日のお化粧、いい感じ♪ イエス!
予定通り、家を出られた!イエス!

どうでしょう? 簡単ですね。見つけようと思えば、朝、家を出るまでに、100個くらい「イエス!」を見つけることができます。「こんなこと」と思う、ささいなこと、小さなことほど、拾い上げていきます。ですから、単なる「イエス」ではなく、「イエス!を見つけましょう」とお伝えしています。

「小さなイエス!」がセルフイメージを高める理由

初めて「小さなイエス」探しをする人は、ついその内容を気にしてしまいがちです。しかし、実はイエスの内容、よりも「数」が大切です。

こんなことを「イエス!」と言ってしまっていいのかな? と、「合っているかどうか」を気にする必要はありません。何を「イエス」と受け取るか。もしかしたら、そこにあなたの偏った思い込みがあるかもしれません。

「質より量」。まずは、やってみましょう。

では、どうして「小さなイエス!」を見つけることがセルフイメージを高めることにつながるのでしょうか。

日常の中の「小さなイエス!」を見つけること、それは、自分の「成功癖」をつけることにつながります。見つける度に、「私の周りにいいことがいっぱいある!」、そう感じられるようになると、自分自身に対して自信がついてきます。日常の中で、成功体験を積み重ねていくことができます。日常が「小さなイエス!」でいっぱいになると、ちょっとした失敗やマイナスなことが起こっても、すぐに気持ちを切り替えられるようになります。   人はふだん、意識していないと「小さなノー」にフォーカスしがちです。「あぁ、ダメだ」「ツイていない」と、日常の中の「ノー」を見つけるたびに、自分の毎日、自分という人間、自分の人生にダメ出ししています。

何か「すごい!」と思えるような、大きなことがあったら喜べるのに、「何かいいことがあったら」自信もつくのに、と思いがちですですが、「小さないいこと」を喜べない人は、自分にいいことが起こっても、「大したことないか」「たまたまかな」などと、素直に喜ぶことができないものです。それはとてももったいないことです。

「小さなイエス!」と「小さなノー!」

人生を左右するのは、自分の人生に「何が起こるか」より、起きている出来事を「自分がどう見るか」です。

人は、物事の「いい面」「悪い面」の両方を同時に見ることはできません。「小さなイエス!」を探すことは、意識的に「いい面」を見ようとすること。そして、「自分がどちらを見るか」は、自分の意識で選択することができます。

ただ、これにはちょっとした練習が必要です。今まで日常の中で「ノー!」を見つけることが習慣になっていたとしたら、意識的に「イエス!」を見つけるんだ、と決めてやってみましょう。

人には防衛本能がありますから、自分を守るために「不安なこと」「危険なこと」「失敗したこと」に目が向きがちです。それがダメなわけではありません。

ですが、ちょっと視点を変えれば、実は自分の周りに、そんな「小さなノー!」と同じくらい、今ここに、すでに「小さなイエス!」はたくさん転がっています。

頭で考えず、軽い気持ち、ゲーム感覚でOK。脳はヒマが嫌いで、不安や悩み、実はそれらは脳の大好物です。脳にとってはとても刺激的で、そのことで忙しくしていられるからです。どうせ忙しくしているなら、小さなイエス探しに忙しくなりませんか。

それは、今、この瞬間から、あなたが意識的にできることです。    「小さなノー!」を探しながら過ごすのか、「小さなイエス!」を探しながら過ごすのか。あなたの大切な時間、大切なエネルギーを、どちらを見つけることに使いたいですか。

ぜひ、今日から、「小さなイエス!」をやってみて下さい。

末光 智子
末光 智子(すえみつ・ともこ)
内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)