人生を謳歌するために富裕層から学ぶ「ウェルネス」の考え方
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「ウェルネス」という言葉が世の中で広く知られるようになってきましたが、ウェルネスの定義を聞かれて、はっきりと答えられる人は多くないと思います。今回は、髙橋智子氏がヨーロッパの富裕層と交流する中で学んだ「ウェルネス」の考え方を紹介します。

目次

  1. ヨーロッパの富裕層にとって、健康は「当然」
  2. 世界のトップリーダーが集う「薔薇の舞踏会」とは
  3. ヨーロッパの富裕層は社交の場で人生を謳歌する
  4. 富裕層にとって社会貢献は、ライフスタイルの一部
  5. ヨーロッパの富裕層が人生を謳歌できる理由

ヨーロッパの富裕層にとって、健康は「当然」

ウェルネスとは、健康を身体の側面だけでなく、より広義かつ総合的に捉えた概念だそうです。米国のハルバート・ダン医師が『輝くように生き生きしている状態(1961)』と提唱したのが最初です。ヨーロッパの富裕層にとって「健康であること」は当然で、その上でさらに人生を謳歌しようとしています。

私は、モナコ公国をはじめヨーロッパの富裕層と交流する機会に恵まれてきました。そうした人々との付き合いの中で、私のウェルネスの概念も大きく変わりました。今回の記事では、私が社交界で経験したヨーロッパの富裕層のライフスタイルを紹介します。

世界のトップリーダーが集う「薔薇の舞踏会」とは

「舞踏会って、おとぎの国のお話ではないのですか?」と驚く方がいます。舞踏会は、ヨーロッパを中心に、年末から春先にかけて開催されることが多く、有名なオペラ座の舞踏会を始め、ウィーンだけでも400以上もの舞踏会があります。

また、ある年齢に達した若者が社交界デビューを果たす「デビュタント(Debutante)」という特別な舞踏会もあります。

中でも、モナコ皇室が主宰する薔薇薇の舞踏会(Bal de la Rose)はとても華やかで、ヨーロッパ各国のロイヤルファミリーをはじめ、世界のトップリーダー約1,000人が参列します。

私はこの薔薇の舞踏会に、2017年と2018年の2回、参加する機会がありました。会場に集う方々の立ち居振る舞いからは、富裕層がいかに健康に留意して生活しているのかが伝わってきました。

ヨーロッパの富裕層は社交の場で人生を謳歌する

舞踏会は、20時からスタートすることも珍しくありません。

またアペリティフといって、着席する前にカクテルなどを交えつつ、社交を深める前座のような場が用意されていることもあります。

このアペリティフが1時間以上続くとき、参加者は正装したままで立っています。この時、女性はハイヒールを履いています。そして、着席式のディナーが終わる時間は、24時を回ることも珍しいことではありません。

さらに、富裕層の世界では、チャリティーを目的とした社交の場がたくさんあり、連日開催するようなことが日常です。深夜帯まで人生を謳歌し、ときにはダンスタイムで踊りあかし、翌日もこのようなパーティがある訳です。

「社交は体力」ともいわれるとおり、正装に身を包んで、背中が曲がっているような人はいません。健康に対する意識が高い方は、日々の暮らしでいかに自分を律した生活をしているかがわかる立ち振る舞いをしており、尊敬に値します。

富裕層にとって社会貢献は、ライフスタイルの一部

ヨーロッパの富裕層は、人生を愉しむための努力もしています。舞踏会やパーティへの参加が続いても、当たり前のように仕事もこなし、運動や休息をとることも怠りません。

ウォーキングやジムでのトレーニングなど、すべておいて自分のルーティーンがあり、健康であり続けるための努力も惜しみません。自分の天命使命を、明確に持っています。

富裕層の世界で生きるうえでは、チャリティー活動も大事な生活の一部であり、社会貢献は当たり前のライフスタイルです。日本は先進国の中で社会貢献の認識が低く、非常に残念です。

「誰かのために」という意識が強い方は、自分の軸もはっきりしていると感じています。

「悩むことがあったら、シャンパンで顔を洗うのよ!」

そのようなマインドも、ウェルネスにつながる考え方です。

ヨーロッパの富裕層が人生を謳歌できる理由

ヨーロッパの富裕層と日本人との大きな違いに、社交の場での話題があります。ヨーロッパの富裕層にとって、仕事は出来て当たり前。社交の場で仕事の話をする人はほとんどいません。

仕事の話をして、愉しむことはありません。もっとスケールの大きな世界観で、社交の話題を愉しみます。

仕事と同じく、健康であることに対しても、当たり前に気を遣います。病気や、薬の話がベースになることもありません。健康に対する意識も非常に高いです。食事にも、深い関心をもっています。

ヨーロッパには、日本に比べてBIO製品がたくさんあります。BIOは、私たちがよく使う言葉では、オーガニックと同じ意味です。

鶏肉1つとっても、どのような環境で育てられているものなのか。鶏が食べるエサは、何を使っているのか。そこまで、関心事を深めます。

自分の口に摂るものだからこそ、本来気を遣うのは当たり前ですが、私たちも見習うべき習慣がたくさんあると思います。

自分の趣味で、こんなことをしている、仕事や病気の話題以外に、いくつ、人を惹きつけられる話題があるか。

人生を愉しむために、当たり前に仕事をこなし、健康を手に入れる。なおかつ、好きなことを幾つも持ち合わせて、存分に時間を費やしている。その幅の広さが魅力を放っています。

高橋智子
髙橋 智子(たかはし・ともこ)
1969年生まれ。長野県松本市在住。既婚。3児のママ。小顔美整体セラピスト。小顔施術サロンオーナー。集中力認定トレーナー。美集中™アカデミア主催。オンライン講座にて、小顔セルフケア法、ワインソムリエ、テーブルマナー、ビジネス構築クラス。モナコ本部の慈善団体アミチエジャポン松本支部長。小顔になる素敵サポート「とも先生」として自身のサロンで小顔施術、骨盤ゆがみなど全身調整、外見を整える施術を行っている。女性磨きのきほんの「き」である「内面」から輝くメンタルケアや、モテるマナー術を行っている。
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