気功のイメージ図
(画像= beeboys/stock.adobe.com)

「ぷるぷる気功」はその名の通り、全身をぷるぷると揺すって体の気の詰まりを取っていくというシンプルなワーク。ストレスを受け流してカラダもココロも軽くできる、おすすめの健康法です。

目次

  1. 「気=情報」であり、気の感覚は共感覚である
  2. ストレスをやっつける「ぷるぷる気功」
    1. ぷるぷる気功のはじめ方
    2. ぷるぷるする「イメージ」だけでも効果がある

「気=情報」であり、気の感覚は共感覚である

「気の詰まりを取る」というのは、自分の内部表現の中にあるストレスやネガティブな情報を除去することだと考えてください。内部表現とは、気功や認知科学の分野で利用する言葉で、簡単にいうと「心構え」のことです。

実際に、体の中に不要な情報が張り付いていて、様々な不調を引き起こしているということがあります。

例えば、恐怖や怒りといったストレスによって交感神経が優位になると筋肉が硬直しますが、現代人は普段からそのような筋肉が硬直した状態にあることがよくあります。

怒りや恐怖などでアドレナリンが放出され、それが筋肉を硬直させて腰痛などの原因となっていることもあります。

本来、動物は外敵に出くわしたときに、瞬時にその場から逃げ出すか、あるいは外敵を排除する行動を取ります。

これがいわゆる「闘争・逃走反応」と呼ばれる反応ですが、今私たちが感じるストレスは戦うことも逃げることも難しいことがほとんどです。

例えば、オフィスで上司からパワハラを受けたときに、その場でオフィスから脱兎の如く駆け出す、あるいは上司を殴って黙らせるという選択を取る人は少ないはずです。

こういった場合、オフィスにいる限りはいつも強いストレスにさらされることになり、体がいつも外敵(パワハラ上司)に備えるために緊張状態を維持してしまいます。

基本的にサラリーマンは職場を自分の都合ですぐに変えることができないので、毎日が「闘争か逃走」の状態ですし、家にいたとしても仕事を想起するだけで体が緊張してストレスがかかってしまいます。

ストレス状態で交感神経が優位な状態では、睡眠や消化に悪影響が出るので、いつも疲れが体に残っている状態となります。

原始時代であれば外敵は物理的な存在でしたが、現代人の外敵は物理空間ではなく情報空間に存在します。

ですので、情報空間のストレスを受け流せるような内部表現を構築することがとても有効になります。

ストレスをやっつける「ぷるぷる気功」

そのための気功のワークはいくつかあるのですが、「ぷるぷる気功」は物理的に体を動かすので誰にでも簡単に取り組むことができます。

全身に気を巡らせてストレスを除去する瞑想法もありますが、瞑想は初心者の段階ではできているかどうかを確認することが難しいというデメリットがあります。

一方で「ぷるぷる気功」はすぐに取り組んで結果を簡単に実感することができます。

ぷるぷる気功のはじめ方

それでは、「ぷるぷる気功」のやり方を解説していきたいと思います。

(1)まず、肩幅くらいに脚を開いて立ち上がってください。

(2)親指を軽く握り込んで手をグーの形にします。こうすることで薬指の付け根にある労宮というツボを押さえることが出来ます。

労宮というのは気の出入り口で、ここからたくさんの気が出入りします。気が手から出やすい、手で感じやすいのは労宮があるからです。

(3)握り込んだ手を少し上に上げて腕を左右に振ってみましょう。腕を揺するとその振動が伝わって体も徐々に揺れていくはずです。

その振動をうまくキャッチして全身を小刻みにぷるぷると振るわせてください。腕を左右に動かしながら揺らしたり、少し前の方に伸ばして前後に揺すってあげたりするのも効果的です。

ぷるぷるするときは踏んばらないのがポイントです。

ぷるぷるする「イメージ」だけでも効果がある

体の部位によっては振動を上手に感じられるところと固まっていて感じられないところがあると思います。固いところや冷えているところは、段々とほぐしていきましょう。

力んで無理に振るわせるのではなく、一番自分の体がぷるぷるしやすい部分を感じ取って、その振動を全身に徐々に伝えていくようにしてください。

また、このぷるぷる気功をただの物理空間の運動だと思わないようにしてください。

大切なのは体を揺すりながら、体にこびりついたストレスが抜けていくイメージをすることです。

足の裏には湧泉というツボがありますが、ここから自分の体にたまった悪い気が地面に抜けていくイメージをしてください。

全身をぷるぷるしながら爪先、足首、ふくらはぎ、膝、太ももと、体の末端から上へと意識を向けていくことがポイントです。

気のシャワーが天から降り注いで、そのシャワーが浸透して細胞の隅々まで洗い流してくれるようなイメージをしながら体を振動させてください。

大切なのは内部表現を書き換えてストレスとなる情報を体から取り除くことです。これを、単なる物理的な体操の一種だと思うと、ただ体を動かすだけで終わってしまいます。

また、体のどこかが痛くて立って「ぷるぷる気功」を行うことが辛い場合は、寝た状態で体を揺すっても大丈夫です。自分の体がぷるぷると揺れているイメージをするだけでも大丈夫です。

気功の世界には、意識が気を動かして、気が流れることで血が流れるという考え方があります。なので、頭の中でしっかりとイメージをすることが出来れば、それが気を巡らせて物理的な体にも影響を与えることが出来ます。

認知科学的に考えると、私たちが生きている世界はすべてがバーチャルリアリティーなわけですが、逆に言えばこれはリアリティーが高いものが現実化するということでもあります。

ですから、イメージの中でもしっかりと体がプルプルとしている臨場感を保つことが出来れば「ぷるぷる気功」の効果を引き出すことが出来ます。

ぷるぷる気功に取り組む時間ですが、あまり長くやると身体に余計な力が入るので2~3分、長くても10分ほどで十分です。

ぜひこれを、毎日の日課にしてください。

齋藤 順
齋藤 順(さいとう・じゅん)
苫米地式コーチング認定コーチ 認知科学気功協会会長 「人を癒し、世界を癒す」を理念に掲げてコーチング、気功、瞑想の普及活動を行っている。経済的な自由と時間の自由を手に入れてからは、認知科学気功協会会長の傍ら、ファイナンスの自立を目指す人のためのビジネス講座も開講。コーチングセッション、齋藤式認定ヒーラー養成講座、情報発信ビジネスプログラムはメールマガジン経由で不定期に募集中。
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