風邪の時のおすすめの食事とは?食べたらダメなものを紹介
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風邪を引いた時にどんなものを食べるといいか、または食べてはいけないか知っていますか。今回は風邪の時のおすすめ食事と食べないほうが良いものを紹介します。調理が必要なものから、保存ができるものも含めて参考にしてください。

目次

  1. 風邪の時の食事で気をつけること
    1. 液状で負荷がないもの
    2. 水分補給ができる
    3. 味が濃いものは避ける
    4. 栄養素が豊富なもの
  2. 風邪の時におすすめの食事とは?
    1. おかゆ
    2. ゼリー
    3. フルーツ
    4. うどん
    5. 豆腐
    6. スポーツドリンク
    7. 野菜鍋
    8. ヨーグルト
  3. 風邪の時に食べたらダメなもの
    1. 脂っこいもの
    2. ジャンクフード
    3. アルコール
  4. 風邪に効く3つの飲み物
    1. 経口補水液
    2. 蜂蜜ドリンク
    3. 栄養ドリンク
  5. 風邪の時にすることとは?
    1. 十分な食事をとる
    2. 睡眠をしっかりとる
    3. 体を動かさないようにする
  6. まとめ

風邪の時の食事で気をつけること

風邪の時の食事で気をつける点は、以下4点です。

  • 液状で負荷がないもの
  • 水分補給をできる
  • 味が濃いものを避ける
  • 栄養素が豊富なもの

風邪を引くと食欲もなくあまり食べたくない状態になりますが、しっかり栄養を摂らないと治りも遅くなります。そのため栄養がありつつ食べやすいものにするといいでしょう。

ここでは風邪の時に食事で気を付けることを解説します。

液状で負荷がないもの

風邪を引くと固形物を食べづらくなるため、液状で喉に負荷がないものを選ぶといいでしょう。代表的なものにおかゆがありますが、それ以外にも具なしの野菜スープもおすすめです。液状のものは水分も多く含んでいるため、食事をしながら水分補給できる点も良いでしょう。

水分補給ができる

水分補給は風邪を早く治すカギの1つともいわれているので忘れないように気を付けてください。風邪を引くと発熱や発汗のため脱水状態になりやすく、水分補給も忘れずに行う必要があります。

水分補給をする際には、一度に摂ろうとせず、少しずつ水分を補給するようにしてください。常温の水を飲むと身体への負担も少なくなります。

また風邪を引くとミネラル分も不足しがちなので、経口補水液やスポーツドリンクを飲むように心がけてください。

味が濃いものは避ける

風邪を引くと味を薄く感じ、醤油や塩などの調味料で味を濃くしたくなるかもしれませんが、塩分過多になるため止めましょう。味が薄く感じる原因は、風邪が悪化するにつれて、「鼻づまり」によって嗅覚が低下したことが関係していることが考えられます。

また味が濃いものはお腹に刺激を与えるため、風邪の時にはよくありません。味を薄く感じて調味料で濃くしたくなるかもしれませんが、避けた方がよいでしょう。

栄養素が豊富なもの

風邪を早く治すためには、栄養素が豊富なものを食べるようにしましょう。ビタミンやミネラル、良質のタンパク質で体力の消耗を補えます。特にヨーグルトやゼリー、カットフルーツなどは手間もなく簡単に食べることができますし、手に入れやすいのでおすすめです。

もしカットフルーツが手に入らない場合は、100%ジュースでもいいでしょう。また大切なのは刺激物でなく消化にいいことです。

レトルトのおかゆは手間をかけずに調理できるため、風邪を引いた時に食べる候補にするといいでしょう。もし多少の食欲がある時は、鍋焼きうどんや雑炊もおすすめです。

風邪の時におすすめの食事とは?

では具体的に風邪の時におすすめの食事はどんなものがあるでしょうか。 今回は8つの食事を紹介します。

  • おかゆ
  • ゼリー
  • フルーツ
  • うどん
  • 豆腐
  • スポーツドリンク
  • 野菜鍋
  • ヨーグルト

どうして風邪の時にこれらの食事がいいかを見てみましょう。

おかゆ

風邪を引いたらおかゆを食べる習慣は、日本で定着していると言ってもいいでしょう。おかゆは胃腸に負担をかけずに、水分と栄養分を体に届けてくれる優れもので、体を温める効果や血液やリンパ液の流れがよくして、健康的な免疫力につなげます。

これは、普通に炊いたご飯よりも消化によく、内臓に負担を掛けずに栄養素を摂取できるからです。

また、おかゆは水分もゆっくり身体に染み込ませられるため、風邪の時に非常におすすめの食事です。

ゼリー

コンビニでも手軽に購入できるゼリーは、ビタミンタイプのものもあり風邪の時におすすめです。液状なので食欲がない人でも食べやすく、消化にも良いため辛い症状が出ていても食べやすいでしょう。

おかゆはレトルトでも調理が必要ですが、ゼリーはすぐに食べることができるため、一人暮らしの人にもおすすめです。

フルーツ

フルーツは、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群、β-カロテンなどのビタミンA群、ポリフェノールなど栄養素が豊富なので風邪の時に食べるといいでしょう。

たとえば、バナナには腸内の善玉菌を活発化させるオリゴ糖や食物繊維などの栄養素が含まれており、みかんやレモン、オレンジなどの柑橘系の果物にはビタミンCが豊富です。

ビタミンCが不足すると風邪を引きやすいため、防止するために普段から食べているといいでしょう。

そんなフルーツの中でも、1番のおすすめはキウイです。

キウイは、フルーツの中で栄養素充足率がトップクラスと言われており、ビタミンCはレモンやいちごよりも含有量が多く、高い抗酸化作用や免疫力の向上を期待できます。

うどん

すりつぶした小麦を原料としたうどんは、喉ごしも消化も良いので、体の状態に合わせた食材と一緒に食べるといいでしょう。

ただし、全く食欲がなくて食べられない時はおかゆやスポーツドリンクの方が良いです。多少食べられるようになってきたら、うどんも食べるといいでしょう。

豆腐

豆腐はヘルシーで消化にいいので、風邪を引いた時の食事としておすすめです。舌触りも良くスルッと食べられる豆腐は、食事をするのが億劫に感じる時でも栄養を摂れる食事と言っていいでしょう。

調理もそこまで難しくないため、常備しておくといいかもしれません。

スポーツドリンク

スポーツドリンクは、水よりも体液の組成に近く身体に吸収されやすいため、効率よく水分とミネラル補給をできます。

カロリーも高めなので、食欲がないときはスポーツドリンクだけでもいいかもしれません。

ただし飲み過ぎはあまり良くありません。スポーツをしていないときに飲むスポーツドリンクは清涼飲料水と同じで、多飲はエネルギーの過剰摂取につながるからです。

野菜鍋

たくさんの野菜を気軽に摂れる野菜鍋は、風邪の時にピッタリの食事です。とくにネギや生姜は昔から風邪に効く食べ物なので、たっぷり入れるといいでしょう。

また鍋は身体を温め、水分補給もできるし消化にも良いため、多少食欲が出てきたらメニューに加えてみてはいかがでしょうか。

ヨーグルト

ヨーグルトは気軽に食べられるだけでなく、乳酸菌が多く含まれているので免疫力を高めます。

また喉が痛くてもヨーグルトは食べやすく、発酵食品なのでお腹の調子も整えられるでしょう。

風邪を引いた時だけでなく、ヨーグルトを食べていると風邪防止にも役立つため、普段の食事に加えてみてもいいかもしれません。

風邪の時に食べたらダメなもの

一方で風邪の時は避けた方が良いものとして、以下3つがあります。

  • 脂っこいもの
  • ジャンクフード
  • アルコール

普段の食事から食べ過ぎはよくないものですが、とくに風邪を引いた時は消化によくないため控えると良いでしょう。ここでは風邪の時には避けた方が良いものを紹介します。

脂っこいもの

脂っこいものは、消化器系を通るのに時間がかかるので吐き気を催したり、胃酸逆流の原因になるため風邪を引いている時に食べてはいけません。脂っこい食事は腸管から吸収しにくいので、下痢を引き起こしやすくなります。

ジャンクフード

ジャンクフードは、高カロリー、高塩分、高脂肪で、ビタミンやミネラルなど風邪を引いた時に摂るべき栄養素は殆ど含まれていません。栄養バランスの欠いた食品なので、風邪を引いた時には避けた方が良いでしょう。

アルコール

アルコールには利尿性があり脱水症状を悪化させる可能性があるため控えましょう。風邪を引いていると既に脱水症状に近い状態になっていることもあり、そんな時にアルコールを摂取すると血中アルコール濃度をいつもより早く高めます。体調が悪い時にアルコールを飲むと酔いやすくなり、身体によくありません。

風邪に効く3つの飲み物

風邪に効く飲み物として、下記3つがあります。

  • 経口補水液
  • 蜂蜜ドリンク
  • 栄養ドリンク

それぞれ具体的にどんな飲み物か見てみましょう。

経口補水液

経口補水液は、スポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、また水と電解質の吸収を速めるものです。

経口補水液は真水よりも小腸における水分吸収が円滑に行われるので、脱水症状を引き起こす風邪の時に飲むといいでしょう。

ただし、脱水症状がなくて普段の水分補給として飲用するものではなく、風邪の時などに限定して飲んでください。

蜂蜜ドリンク

蜂蜜には抗菌作用があるので風邪を引いて喉がイガイガする時に飲むといいでしょう。また、蜂蜜には豊富な栄養素を含んでいるので、風邪の治療にも効果的です。

市販薬を飲むよりも蜂蜜の方がいいとも言われているので、風邪を引いた時はぜひ蜂蜜ドリンクを作って飲んでみてください。

栄養ドリンク

風邪を引いた時は栄養ドリンクもおすすめです。生姜などの身体を温める生薬や、朝鮮人参などが含まれているものを選ぶといいでしょう。

風邪の時にすることとは?

最後に風邪の時にすべき3つを紹介します。

十分な食事をとる 睡眠をしっかりとる 体を動かさないようにする

どれも風邪を早く治すために必要なことです。

十分な食事をとる

十分な食事から栄養を摂ることで、風邪の早期回復につながるでしょう。風邪を引くと食欲不振になりますが、何も食べなければいつまでも栄養が身体に行き渡らず、症状が良くなりません。

辛くて固形物を食べづらいならば、スポーツドリンクを飲むだけでもいいので、何かしら身体に入れましょう。

また脱水症状を防ぐためにも水分補給は重要です。おかゆや野菜鍋など、身体を温めて水分補給できる食事もおすすめなので、少しでも早く治すために食べるようにしてください。

睡眠をしっかりとる

睡眠時間を十分に確保することは、風邪を治すために重要です。しっかり睡眠を取ることで体の免疫力を高め、風邪のウイルスを素早く撃退することができます。

体を動かさないようにする

風邪を引いてしまったら、なるべく体を動かさないようにしてください。体温が高い時に体を動かすといつも以上に汗をかきやすく、脱水症状に陥りやすいからです。

発熱中のトレーニングは筋力と持久力が低下するため、無理すれば体を傷つけてしまい、思わぬ怪我をする可能性もあります。

まとめ

風邪の時のおすすめの食事について紹介しました。食欲がないからと食べない人もいますが、それでは栄養が摂れず、症状が治りづらくなってしまいます。おかゆは風邪を引いた時におすすめの食事なので、レトルトでもいいので摂るようにしてください。

また、ヨーグルトやフルーツもコンビニで買えるので気軽に食べられるでしょう。もし風邪を引いた時、どんなものを食べるべきかの参考になれば幸いです。

中島 由美
中島 由美
所属:クリスタル医科歯科クリニック
診療科目:内科・美容皮膚科・アレルギー科など
・ニューヨーク州バッファロー市生まれ
・金沢医科大学 医学部 卒
・金沢医科大学病院にて小児科・内科研修
・大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当
・2018年8月クリスタル医科歯科クリニック内に内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設
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