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最終更新日:2022年10月12日

寝汗の原因は?病気との関係や対策についても解説

こちらの記事の監修医師
株式会社DRIPS 代表取締役
各務 康貴

(画像=stock adobe.com)

寝汗は、暑さが原因となるケースだけでなく、ストレスやホルモンバランスの乱れ、薬の服用、PMSなどが原因で起こることもあります。この記事では、寝汗の原因や病気との関係、自宅でできる寝汗対策などについて解説します。寝汗を放置するとさまざまなトラブルにつながります。もしもの時に備えるためにも、ぜひ参考にしてください。

寝汗の原因

一般的な寝汗の原因は、暑さによるものです。暑い中で眠ると体温が高くなり、自律神経が体温調整を促すことで体を冷やすために汗が出ます。しかし、寝汗は暑さ以外の理由で出てくることもあります。ここでは、具体的にどのような理由で寝汗が出るのか解説します。

ストレス

ストレスを溜め込みすぎることで寝汗がひどくなることがあります。これは、ストレスが原因となって交感神経と副交感神経をうまく切り替えられなくなるためです。切り替えがうまくできなくなると、自律神経が乱れ、交感神経が活性化することで汗腺が刺激されて寝汗をかいてしまいます。

ストレスが原因で寝汗が出ている場合、相当なストレスを溜め込んでいると考えられます。そのため、一度専門の医療機関を受診するなど早めに対策を打つ必要があるでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

加齢とともにホルモンバランスが乱れることで、寝汗をかくようになることもあります。加齢によるホルモンバランスの乱れは、一般的にいう更年期障害のことです。更年期障害=女性のイメージがあるかもしれませんが、些細なことでイライラしてしまう、情緒が不安定になるなど、男性にも似たような症状が現れることもあります。

この更年期障害の症状の1つに寝汗が挙げられます。これは、ホルモンバランスが乱れることで、自律神経も乱れてしまうことにより生じます。寝汗以外にも、更年期障害がきっかけでめまいやほてり、動悸といった症状が見られることもあります。

疾患や薬の影響

何かしらの疾患が原因で寝汗がひどくなるケースも考えられます。例えば、甲状腺機能亢進症や膠原病といった内分泌疾患のほか、がんや感染症が原因で寝汗をかくこともあります。また、解熱鎮痛剤や抗うつ薬、糖尿病の治療薬などを服用していて、寝汗が出るケースもあるでしょう。薬を服用していて寝汗をかいている場合は、一度医師や薬剤師に相談してみてください。

PMS

PMSとは、月経前症候群のことです。生理前になるといつも寝汗をかいてしまうという場合は、PMSの症状の1つの可能性が考えられます。具体的には、排卵後にプロゲステロンという物質が増加することで、体温が高い状態が続き、寝汗をかきやすくなることがあります。

寝汗を放置すべきでない理由

寝汗は、睡眠中の生理現象であるため、寝汗をかくこと自体は悪いものではありません。しかし、放置しているとさまざまな面でデメリットがあります。

例えば、寝汗をかくと体が冷えるため、風邪を引きやすくなります。また、あせものような肌トラブルを招くケースもあるでしょう。あせもによるかゆみや炎症が慢性化すると、日常生活にも支障を来たしかねません。さらに、汗で体がベタベタするため、不快感を覚え寝苦しさや寝不足につながることもあります。そのほかにも、汗が枕やシーツに吸収され嫌な臭いがするようになる可能性も考えられます。

このように、寝汗が原因でさまざまなことが起こります。トラブルを回避するためには、夜中に目が覚めたときは着替えるようにする、空調を活用するといったことが大切です。

寝汗がひどい時は体がトラブルを起こしている可能性も

寝汗がひどい場合は、体が何かしらのトラブルや疾患を起こしている可能性があります。ここでは、具体的にどのようなトラブルが考えられるのか解説します。

多汗症

多汗症とは、その名の通り汗の量が多くなってしまう症状のことです。原因がはっきりとしていない原発性多汗症と感染症や神経疾患といった病気や外傷などが原因で発生する続発性多汗症があります。また、同じ多汗症でも全身の汗が増えるケースもあれば、手のひらや足の裏など特定の部位の汗のみが増えるケースもあります。

更年期障害

先ほども触れていますが、更年期障害によって寝汗が増えることもあります。特に女性の場合は、閉経による卵巣の働きの低下に伴い、エストロゲンと呼ばれる物質の分泌が減り、ホルモンバランスが乱れることで寝汗をはじめとしたさまざまな症状が見られるようになります。

自律神経の乱れ

自律神経は、交感神経と副交感神経から構成されていますが、この2つの神経のバランスが崩れることで寝汗をかきやすくなることがあります。自律神経は、昼間に活発に働く交感神経と夜間などに活発に働く副交感神経がうまく切り替わることで、体の各器官の調整を行っています。しかし、切り替えがうまくいかず、自律神経が乱れると各器官の調整が難しくなり寝汗をかきやすくなってしまいます。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンの過剰分泌により甲状腺機能が亢進した状態になってしまう病気のことです。甲状腺機能亢進症の代表例としてはバセドウ病が挙げられます。
甲状腺ホルモンは、全身の代謝をコントロールするホルモンです。しかし、甲状腺機能亢進症があるとホルモンが過剰に分泌されるため、全身の代謝も亢進されてしまい、発汗が過剰になってしまいます。

寝汗対策

ここでは、寝汗対策として具体的にどのようなことができるのか解説します。簡単に取り入れられるポイントを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

ストレスを溜め込まない

ストレスは、自律神経の乱れを引き起こすため、できるだけストレスを溜め込まないようにすることが大切です。また、ストレスが溜まっているときは、適宜発散するようにしましょう。例えば、忙しくても時間を見つけて湯船にゆっくりと浸かるだけでもストレスが軽くなります。また、適度な運動もストレス発散に効果的です。運動の習慣がない人は、体にかかる負荷が少ないウォーキングなどからはじめてみるといいでしょう。

規則正しい生活を心がける

就寝時刻や起床時刻が不規則、食事の時間がいつも違う、休みの日に寝溜めをしようとするなど、生活リズムが乱れていると、自律神経の乱れにつながり寝汗をかくようになります。
寝汗対策をするためにも、規則正しい生活を送ることが大切です。できるだけ同じ時間に就寝・起床し、食事のタイミングを一定にするなど生活リズムを整えるようにしましょう。

吸水性や吸湿性を備えた寝具を使う

寝具選びも寝汗対策をするうえでは非常に重要です。例えばパジャマが汗を吸収したままだと不快に感じてしまい、なかなか眠れなくなる可能性があります。

寝具の中には、吸水性や吸湿性に優れたものがあるため、そういった製品を活用するようにしましょう。例えば、綿や麻、シルクは吸湿性、放湿性に優れているためおすすめです。また、寝汗が多い場合、布団の湿度もこもりやすくなるため、除湿マットも活用するといいでしょう。

除湿器の活用

部屋の温度だけでなく、湿度をコントロールすることも寝汗対策としては効果的です。そのため、暑さが原因で寝汗をかいている場合は、冷房や扇風機と一緒に除湿機も活用するようにしましょう。これらの機器を一緒に使うことで、空気が循環するだけでなく湿度も下がるため、快適な睡眠環境を作り出すことができます。

寝汗がひどい時は病院へ

室内の環境を整え、涼しい環境で寝ているにも関わらず大量の寝汗をかく、寝汗をかきはじめてから咳や下痢などの症状がみられる、心当たりのない体重減少があるといったときは、一度病院を受診してみてください。病院では、問診と診察のほか、場合によっては血液検査やレントゲン検査を行うこともあります。

診療科に関しては、まず内科を受診してください。女性の場合はPMSや更年期障害が原因で寝汗をかくこともあるため、婦人科を受診しても構いません。

まとめ

今回は、寝汗についてその原因や病気との関係、寝汗対策などについて解説しました。寝汗は暑さ以外にも、ストレスによる自律神経の乱れや加齢に伴うホルモンバランスの乱れ、生理前のPMSなどが原因となることもあります。また、場合によっては病気のケースも考えられるため、寝汗がひどい場合は一度病院を受診してみてください。

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こちらの記事の監修医師

株式会社DRIPS 代表取締役

各務 康貴

1988年9月1日生まれ、福岡県北九州市出身。
医学部卒業、初期研修を経て医師として救急医療や在宅医療に携わりながら、大手広告代理店にて中長期戦略策定・新規事業開発・ブランディング戦略などに携わる。
2019年に独立し、株式会社DRIPSを創業。
従来価格の4分の1で歯科矯正を行うことができるマウスピース矯正hanaraviをサービス開始。

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