オンライン診療対応クリニック病院検索・クリニック動画紹介のイシャチョク

歯石を除去するのに最適な頻度は?歯石を予防するための工夫も紹介

最終更新日:2022年4月16日

歯石を除去するのに最適な頻度は?歯石を予防するための工夫も紹介

こちらの記事の監修医師
岡村歯科医院
福田 尚美 先生

歯石は毎日の歯ブラシで落としきれなかった汚れが、固くなって歯に付着したものです。

しばらく歯石を除去していない、もしくは一度も歯石除去を行ったことがない方は、歯石が歯に溜まっている可能性があります。

歯石を除去するのに最適な頻度と歯石を予防するための工夫をご紹介します。

※この記事の結論

  • 歯石を除去するのに最適な頻度は3か月に1回。
  • 歯石があると虫歯、歯周病、口臭を引き起こすことがある。
  • 歯石除去の頻度を減らすには、毎日の歯磨きを丁寧に行うことが大切。

歯石の除去の最適な頻度

一般的には、歯石を除去するのに最適な頻度は3か月に1度です。歯石のつきやすさや歯周病の進行具合によって最適な頻度は異なります。

歯周病に罹っている方は1か月に1回、歯石がつきにくい方や日ごろの歯磨きが正しくできていて口に問題がない方は、6か月に1回くらいで良い場合もあります。

歯石は歯に固着しているので、歯ブラシでは落とせません。除去するには歯科医院で専用の機械や器具を使用して取ってもらう必要があります。

歯石の除去を低頻度でしか行わないとどうなるのか

歯石の除去を低頻度でしか行わない場合や怠った場合は、下記のような悪い影響が出る可能性があります。

  • 虫歯になる
  • 歯周病になる
  • 口臭が発生する

歯石の表面はざらざらしており、虫歯や歯周病の原因となる歯の汚れがつきやすいです。

歯石は歯ブラシでは落とせないため『歯石がつく→新たな汚れがつく→時間の経過とともに新たな汚れが歯石になる→さらに汚れがつきやすくなる』といった悪循環が生じ、虫歯・歯周病・口臭のリスクが高くなります。

虫歯になる

虫歯は歯の汚れに含まれる虫歯菌が酸を作り、歯を溶かすことで発生します。

歯石がついていると歯の汚れが歯石の上に溜まりやすくなるので、虫歯のリスクも上昇します。

歯周病になる

歯周病は歯と歯茎の境目にある「歯周ポケット」という溝に歯の汚れや歯石が溜まることで起こります。

歯茎や歯を支える骨に炎症を起こし、歯茎からの出血や排膿、歯を支える骨を溶かす、歯茎が下がる、ひどい口臭を放つといった症状が起こり、最終的には歯を支える骨が無くなって歯が抜けます。

自覚症状がほぼ無いため、気づいたときには歯が抜ける寸前だったということも珍しくありません。

歯石を取ること自体が歯周病の予防になり、歯石を取る際に歯茎の状態をチェックして歯周病の兆候がないか見てもらえることも歯石取りの大きな利点です。

口臭が発生する

歯石は口内の細菌が固まったものなので、口臭が発生する原因となります。

特に、歯周ポケットの中についた歯石は歯周病の原因となり、歯周病由来の口臭を引き起こします。

歯周病の原因菌は、ドブのように強烈な口臭を発生させる臭い物質を大量に作りだす性質があります。歯石を取らないでそのままにしておくと、口臭発生のリスクが高くなるので注意しましょう。

喫煙習慣のある方は、タールやニコチンが歯石について臭いを放つことがあります。

タールには独特の臭いがあるので、口内に残っているだけで口臭がします。

ニコチンは化学作用によって口臭を引き起こします。ニコチンそのものには臭いはありませんが、歯茎の血行不良や唾液分泌量の低下を招き、結果的に口臭が起こりやすい口内環境を作ります。

歯石を除去する頻度を低くするためにできること

歯石を取るのは3か月に1回で良いと言われても、実際に数か月単位の間隔で定期的に歯科医院に通うのは面倒だと感じる方もいるでしょう。

できるだけ歯石除去の頻度を低くするなら、下記の方法で日ごろから歯石を溜めない習慣を身につけましょう。

  • 正しく歯を磨く
  • 歯間ブラシ・フロス・タフトブラシを使用する

歯石の素になるのは、歯の汚れです。歯の汚れが時間の経過とともに唾液中のカルシウムと反応して石化したものが歯石となります。

そのため、歯石を溜めないようにするには、毎日の歯磨きで歯の汚れを溜めないようにすることが大切です。

正しく歯を磨く

歯ブラシは、以下のポイントを意識して行いましょう。

  • 鉛筆を持つように軽く握る
  • 磨く順番を決める
  • 歯にピッタリと当てて小刻みに動かす
  • 1〜2本づつ磨く
  • 毎食後磨く

鉛筆を持つように軽く握る

歯ブラシは鉛筆を持つように軽い力で握ります。

鉛筆持ちで握ると歯ブラシの細かい動きがやりやすく、力加減もコントロールしやすくなります。

磨く順番を決める

磨く順番が決まっていないと磨き残しができやすいです。

そのため、右上から左に向かって歯の表を磨いたら裏側、次に右下から歯の表を磨き、最後に下の歯の裏側を磨くという感じで順番を決めると良いでしょう。

歯にピッタリと当てて小刻みに動かす

歯にブラシをピッタリと当てて、横方向に小刻みに動かします。

歯にブラシを当てる圧は、ブラシ毛先が広がったり曲がったりしないで真っ直ぐ当たっているくらいが最適です。それ以上強く押し当てると、歯茎や歯の表面が傷ついてしまう恐れがあります。

優しく軽い力で、シャカシャカと小刻みに磨きましょう。

1〜2本づつ磨く

大きなストロークで歯を磨くと、歯と歯の間に歯ブラシが入りにくくなるので、1〜2本づつ歯を細かく分けて磨きましょう。

1〜2本づつ磨くように意識するとブラシの動きも小刻みになって、歯と歯の間の細かい隙間の汚れが落ちやすくなります。

毎食後磨く

歯磨きは基本的に毎食後磨くのが望ましいです。

口内の細菌は、食べかすを餌にして繁殖して白くて粘性のある歯の汚れ(プラーク・歯垢)へと変化します。プラークは食後8時間ほどで形成され、そこからさらに2日ほどで歯石へと変わります。

歯石を溜めないようにするには、歯石になる前に素となる食べかすを早めに除去することが大切です。できるだけ毎食後歯磨きをする習慣を付けましょう。

歯間ブラシ・フロス・タフトブラシを使用する

歯間ブラシやフロスは歯と歯の間を磨くのに適しています。

歯と歯の間には歯ブラシの毛先が入っていかないので、歯ブラシで磨くだけでは落とせません。歯と歯の間は、歯間ブラシやフロスを使用して綺麗にしましょう。

歯並びが悪くてデコボコした隙間がある方や、被せ物と歯茎の間に隙間がある方は、毛先の小さいワンタフトブラシを使用するのがおすすめです。

直径5mm程度の小さなブラシなので、歯のデコボコや隙間にピンポイントで当てて汚れを落とせます。

歯石の除去は歯科医院に来院して行う

歯石の除去は自分で行うことはできないので、歯科医院へ来院して行いましょう。

歯石除去と一緒に磨き残しのチェックや歯磨きの方法についてのアドバイスをもらることもあるので、歯科医師に相談して歯石が残りにくい歯の磨き方を教えてもらうと良いでしょう。

まとめ

歯石があると虫歯や歯周病、口臭を引き起こす原因となります。歯石は定期的に歯科医院で取ってもらう習慣をつけると良いでしょう。

頻度の目安は3か月に1回ですが、口の状態によって異なります。

毎日の歯磨きがしっかりできていれば頻度も少なくて済むので、一度歯科医院に行って歯磨きの方法についてアドバイスをもらうのもおすすめです。

こちらの記事の監修医師

岡村歯科医院

福田 尚美 先生

歯科医師臨床研修終了後、都内審美歯科・ホワイトニング専門医院勤務。
現在歯科・小児歯科非常勤勤務。
美容健康記事年間500記事作成したライター経験を生かして、歯科コンテンツ作成や歯科企業サポートやセミナーサポート等も行っている。

以下の資格を保有している。
▼取得資格・修了セミナー
・マウスピース矯正
 -Invisalign
 -Asoaligner
 -Smiletru
・ホワイトニング
 -ポリリンホワイトニング
・その他
 -日本離乳食・小児食育学会ベーシックセミナー

    • 宮城県仙台市青葉区青葉区上杉4-6-20地図を見る
    • 仙台市営地下鉄南北線 北四番丁駅
    • 022-263-4141
    • 歯科 歯科口腔外科
    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

    0

     
    09:00 - 12:30
    14:30 - 17:30
    -
    -
    -
    -
    -
    -

    9:00〜12:3014:30〜17:30予約制WEB予約可最終受付時間は17:00臨時休診あり

    ※新型コロナウィルス感染拡大により、診療時間・休診日等が表示と異なる場合がございます。ご了承ください。