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音に過敏でイライラしてしまう!原因や対処法について解説

最終更新日:2022年5月14日

音に過敏でイライラしてしまう!原因や対処法について解説

こちらの記事の監修医師
医療法人瀬尾記念会理事長 瀬尾クリニック
瀬尾 達 先生

(画像=stock adobe.com)

日常生活のわずかな音でも過敏に反応し、イライラしてしまう場合、聴覚過敏やHSPの可能性があります。この記事では音に過敏でイライラしてしまう主な原因と対処法について解説します。音への過剰な反応はストレスによっても引き起こされることがあります。誰でも発症する可能性があるため、もしもの時に備えてぜひ参考にしてください。 

音に過敏でイライラする原因

音に過敏でイライラしてしまう場合、自律神経が乱れて聴覚過敏を引き起こしている可能性があります。例えば、仕事や勉強などでストレスを抱えている、昼夜逆転生活を送っているといった場合自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れると、今度は交感神経が優位な状態となりアドレナリンが過剰に分泌され、音に過敏になりイライラしやすくなってしまいます。
音に過敏になる状態は、脳が過敏であることを表します。通常であれば気にならないような物音であっても、脳内で音を増幅してしまうため、イライラしてしまうという仕組みです。

音に過敏でイライラする場合は病気の可能性?

音に過敏になってしまう場合、さまざまな病気や障害の可能性もあります。
ここでは、具体的な病気や障害について解説します。

聴覚過敏

先ほども触れているように、音に過敏でイライラしてしまう場合、聴覚過敏の可能性があります。聴覚過敏とは、感覚過敏の一つであり、音が苦痛や不快感を伴って聞こえてしまう状態のことです。明確な定義が存在するわけではなく、専門家によって聴覚過敏の捉え方は異なることもあります。

聴覚過敏の症状

聴覚過敏の症状には、音が苦痛に感じられるほか、耳の奥の痛みや頭痛、めまいなどがあります。
日常生活の中であれば、掃除機やドライヤーの音が耳に刺さるように感じられる、駅の騒音によって疲れてしまう、赤ちゃんの泣き声が気になってしまう、といったことが挙げられます。また、中には蛍光灯のノイズ音が不快に感じられ、耐えられなくなる人もいるなど、その症状はさまざまです。
なお、これらの症状は体調が悪いときやストレスが溜まっている時などにより強くなるとされています。

聴覚過敏の原因

聴覚過敏の原因は顔面神経麻痺やてんかん、偏頭痛などさまざまです。
顔面神経麻痺とは、顔の筋肉を動かす神経に麻痺が起こる病気のことです。人には、大きな音が入ってくると一度緩衝したうえで脳に伝えるという仕組みがありますが、顔面神経麻痺があると、この仕組みが機能しなくなり、音がダイレクトに脳に伝わるようになります。
また、てんかんや偏頭痛がある人は、人が本来おこなっている不要な音が聞こえないようにするという選択作業ができなくなり、周囲の不要な音まで耳に入ってきてしまうため、音に花瓶になる可能性があります。
そのほかにも、突発性難聴などで聴力が低下している場合、聴力をカバーするため、補充現象が起こり、音が異様なほどに大きく聞こえることもあります。

HSP

HSPとは、外部の刺激や体内の刺激に非常に敏感に反応してしまう気質のことです。正しくは「Highly Sensitive Person」といい頭文字をとってHSPと呼ばれています。
HSPの人は、馴染みのない環境に身を置くと他の人が感じないような些細な刺激であっても神経がたかぶってしまう傾向があり、興奮状態が続くことで疲れやすい点が特徴です。
HSPは生まれ持った気質であり、個人差もあります。ただし、周囲のほんのわずかな変化にも気づく、わずかな刺激に過敏になるといった点は共通しています。

発達障害

全ての人が当てはまるわけではありませんが、発達障害の人の中にも音に過敏になってしまう人があります。
発達障害の人は、聴覚・味覚・触覚・視覚・嗅覚の五感が他の人と比べると過敏もしくは鈍感という特性を持っているとされています。
特定の音に過敏になってしまう、他の人は気にならないような些細な音に耐えられないといったケースも見られるなど、場合によっては疲れてしまうこともあります。

音に過敏な場合の対処法

(画像=stock adobe.com)

音に過敏に反応してしまう場合の対処法としては、耳栓やイヤホン、イヤーマフなどの活用が挙げられます。耳につけて自分にとって不快な音が少しでも入ってこないようにしましょう。
また、自分が好きな音楽を聴くこともおすすめです。音楽を聞いていれば不快な音もあまり気にならなくなります。
そのほかにも、ストレスが原因で音に過敏になっている場合は、ストレス発散をすることや規則正しい生活をすることを意識しましょう。

病院を受診する目安と診療科

(画像=stock adobe.com)

音に過敏に反応し、イライラしてしまう場合は、耳鼻咽喉科を受診してみてください。
また、以下のような症状が見られる場合は、自律神経失調症やうつ病によって音に過敏になっているケースもあるため、心療内科を受診するといいでしょう。

・めまいがよく起こる
・立ちくらみがよく起こる
・息苦しく感じることがある
・特定の部位のみ汗をかく
・胃の調子が悪い
・肩こりや腰痛がある
・気候の変化に弱い
・睡眠不足
・眠れない
・起床時の疲労感
・気分の落ち込み
など

まとめ

今回は、音に過敏に反応しイライラしてしまう原因や対処法について解説しました。音に過敏に反応してしまう場合、聴覚過敏やHSP、発達障害などの可能性があります。また、日常生活の中でストレスを溜め込んでしまうと自律神経が乱れて過敏になってしまうこともあるため注意が必要です。
過敏になってしまう、イライラしてしまうといった場合は、イヤホンや耳栓を使用するほか、音楽を聞いて不快な音ができるだけ入ってこない環境を作ることがポイントです。

こちらの記事の監修医師

医療法人瀬尾記念会理事長 瀬尾クリニック

瀬尾 達 先生

〇診療科目 :耳鼻咽喉科

【学歴】
大阪星光学院高校 卒業
兵庫医科大学医学部 卒業
京都大学医学部大学院 修了



【職歴および資格】
日本耳鼻咽喉科学会 専門医 
厚生労働省指定臨床研修医療機関 指導医
京都大学 医学部 講師
兵庫医科大学 講師
大阪歯科大学 講師
京都大学医学部大学院 専門職学位
兵庫県立大学 講師
兵庫県立総合衛生学院 講師
身体障害者福祉法 指定医
日本耳鼻咽喉科学会認定 難聴担当医
兵庫県 指定難病医療機関
兵庫県立尼崎総合医療センター 研修管理委員

    • 兵庫県尼崎市七松町1-2-1フェスタ立花北館3F302地図を見る
    • JR神戸線(大阪〜神戸) 立花駅
    • 06-6415-3387
    • アレルギー科 耳鼻咽喉科
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