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糖尿病の可能性を自己診断!簡単セルフチェックリスト

最終更新日:2021年8月31日

糖尿病の可能性を自己診断!簡単セルフチェックリスト

こちらの記事の監修医師
榊原記念病院
木村 眞樹子 先生

〇病院名 :東京女子医科大学病院
〇医師  :木村 眞樹子
〇アクセス:東京都 新宿区 河田町 8-1
〇診療科 :内科、循環器科、睡眠科
〇経歴:
東京女子医科大学医学部卒業
東京女子医科大学病院循環器内科入局
東京女子医科大学病院
KDDIビルクリニック
榊原記念病院(内科、循環器科、睡眠科)

【認定医資格】
内科専門医
循環器専門医
睡眠専門医
産業医

妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学の大切さを改めて感じるようになる。
医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行なっている。
http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/
https://www.facebook.com/makiko.k.kobayashi

「もしかしたら糖尿病かもしれない」と不安を抱えているあなたへ。この記事では、糖尿病の可能性を自己診断できるセルフチェックリストや、糖尿病の種類、主な症状や原因などについて詳しく解説していきます。

糖尿病を放っておくと、命にかかわる危険な合併症を発症してしまうケースもあるので、早速チェックして早期発見に役立ててください。

糖尿病とは?

糖尿病は、なんらかの原因でインスリンの分泌量が少なかったり、働きが弱まったりして、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が慢性的に高くなってしまう病気です。尿の中にも糖が排出されるようになることから「糖尿病」と呼ばれています。

通常、私たちが食事で摂取した糖質は、消化酵素などでブドウ糖として分解されたのち、血液中に取り込まれて全身に運ばれます。そして、膵臓で作られるインスリンの働きによってブドウ糖が細胞内に吸収され、エネルギーとして活用されるのです。

また、余ったブドウ糖はインスリンの働きにより肝臓内でグリコーゲンに変えられ、エネルギー源として脂肪細胞に蓄えられます。このような糖代謝によって、血糖値は一定に保たれているのです。

一方、インスリンの分泌量が少なかったり働きが不十分だったりすると、うまく糖代謝が行われません。そのため、血液中にブドウ糖が溜まり、血糖値が高い状態が続いてしまうのです。

血糖値が高い状態が長く続くと血管が傷つき、将来的に心臓病や腎不全、失明、足の切断など、とても重い病気に繋がってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

無料でできる!糖尿病の可能性を自己診断

糖尿病は初期の段階では自覚症状が現れにくいため、自分が糖尿病にかかっていることに気づかないケースも少なくありません。しかし、糖尿病を放っておくと命にかかわる合併症を引き起こすこともあるため、早期発見、早期治療が大切です。

ここからは糖尿病の可能性を自己診断できる簡単なチェックリストと、糖尿病になりやすい人の特徴をご紹介します。当てはまる項目があるかどうか、早速チェックしてみましょう。

糖尿病セルフチェックリスト

次の項目は典型的な糖尿病の症状です。思い当たることはないか、自己診断してみましょう。

  • トイレ(排尿)の回数が多い
  • 尿の泡立ちや臭いが気になる
  • 食べているのに体重が減る
  • 水分を取る量が以前より増えた
  • すぐにのどが渇く
  • 疲れやすい
  • 目がかすむ
  • 風邪をひきやすい
  • 傷の治りが遅い
  • 皮膚が乾燥してかゆい

上記の項目に複数当てはまる場合は、糖尿病にかかっている可能性があるため、早めに病院を受診することをおすすめします。

糖尿病になりやすいのはこんな人

次の項目に当てはまる人は糖尿病になりやすい傾向があるため、特に注意が必要です。

  • 肥満気味
  • 年齢が40歳以上
  • 血縁者に糖尿病の人がいる
  • 高血圧のため薬を飲んでいる
  • 血糖値が高いと指摘されたことがある
  • 甘いものや脂っこいものが好き
  • 野菜や海藻をあまり食べない
  • お酒をたくさん飲む
  • 外食をすることが多い
  • あまり運動していない
  • ストレスをため込みやすい
  • 妊娠糖尿病になったことがある

日本肥満学会では、BMIの値が25以上の人を「肥満」としています。BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算できるので、併せてチェックしておきましょう。

糖尿病の種類│それぞれの症状や原因とは?

一口に「糖尿病」と言っても、実はその原因や状態によっていくつかの種類に分けられています。代表的な糖尿病の種類は下記の4つです。

  • 1型糖尿病
  • 2型糖尿病
  • その他、特定の条件や疾患によるもの
  • 妊娠糖尿病

ここからは、それぞれの糖尿病の症状や原因について簡単にご紹介していきます。

1型糖尿病

膵臓のβ細胞が壊されることでインスリンがほとんど分泌されなくなり、その結果として血糖値が高くなってしまうのが1型糖尿病です。

自己免疫反応の異常や、ウイルス感染などが原因の場合もありますが、原因不明のケースも少なくありません。また、1型糖尿病の発症に肥満度は関係なく、発症年齢は小児から思春期に多いのも特徴です。

症状としては、急激な口の渇きや多尿、頻尿、頭痛、吐き気などがあり、重い場合は意識障害などが起こることもあります。

2型糖尿病

インスリンの分泌量が減ったり、インスリンが効きづらくなったりすることで、血糖値が高くなってしまうのが2型糖尿病で、糖尿病と診断される方のほとんどが2型糖尿病です。

2型糖尿病は遺伝的な影響のほかに、食べすぎ、運動不足、肥満、ストレスなど、生活習慣や環境などさまざまな要因が関係して発症するケースが多く、生活習慣病の1つとされています。中高年(40歳以上)での発症が多いのも特徴です。

症状としては、のどの渇き、頻尿、疲労感、皮膚の乾燥やかゆみ、目のかすみ、感染症にかかりやすくなる、傷が治りにくくなる、体重の減少などが挙げられます。

その他、特定の条件や疾患によるもの

膵外分泌疾患や内分泌疾患、肝疾患、感染症など、糖尿病以外の病気や、薬剤および化学物質の影響などによって血糖値が高くなり、糖尿病を発症するケースもあります。

妊娠糖尿病

妊娠中に初めてわかった、糖尿病を発症してはいないものの血糖値が高くなっている状態のことを、妊娠糖尿病と言います。妊娠する前から糖尿病と診断されていた場合は、これに当てはまりません。

胎盤から分泌されるホルモンの影響でインスリンが効きづらくなるのが妊娠糖尿病の原因です。出産後には血糖値が元に戻るケースがほとんどですが、妊娠糖尿病になったことがある人は将来的に糖尿病になりやすい傾向があるので注意しましょう。

なお、妊娠糖尿病はほとんど症状が現れないため、妊婦定期健診をきちんと受けて、早期発見を心がけることが大切です。

糖尿病の診断基準

日本糖尿病学会では、空腹時の血糖値が126mg/dl以上、またはブドウ糖負荷試験血糖値が200mg/dl以上の場合に、糖尿病と診断するという基準を設けています。

なお、空腹時の血糖値が110mg/dl以上~126mg/dl未満、またはブドウ糖負荷試験血糖値が140mg/dl以上~200mg/dl未満の場合は糖尿病になる一歩手前の状態です。

空腹時の血糖値が110mg/dl未満、およびブドウ糖負荷試験血糖値が140mg/dl未満であれば正常と判断されます。

糖尿病は市販のセルフチェックキットで診断できる?

「わざわざ病院で検査を受けるのは面倒だ」「市販の尿糖検査紙でも糖尿病はチェックできるの?」と考えている人も多いのではないでしょうか。

尿糖検査紙など、市販されているセルフチェックキットは尿に糖が混じっていないかを手軽に確認できますが、あくまでも補助的なものなので、糖尿病の診断まではできません。

そのため、健康維持のための利用にはおすすめしますが、すでに糖尿病の症状が現れている人は速やかに病院を受診するのがベストです。

糖尿病を放置すると危険な合併症につながることも

糖尿病を患っていることに気づかず、長い間放置してしまうと、命にかかわる合併症につながる危険があります。

神経が傷つくことで発症する「糖尿病性神経障害」、腎臓が傷むことで発症する「糖尿病性腎症」、目の中の網膜が障害を受けて視力が低下する「糖尿病網膜症」は、糖尿病の三大合併症です。

また、血液中の糖が多いことが原因で動脈硬化も起こしやすく、血栓が血流を止め、脳梗塞や心筋梗塞につながることもあります。糖尿病の合併症は全身に及ぶため早期に発見し、早期に治療を行うことがとても重要です。

糖尿病のチェックリストに当てはまったら早めに病院へ

今回は糖尿病の可能性を自己診断できるチェックリストや、糖尿病の種類、原因、症状などについてご紹介しました。セルフチェックリストの項目が複数当てはまった人は、糖尿病の疑いがあります。

軽症の場合には症状はなく、健診で血糖が高めと言われて詳しく調べ、初めて糖尿病と診断されることも少なくありません。

糖尿病で症状がでている場合にはすでに重症である可能性が高く、そのまま放置しているとさらなる症状の悪化や、深刻な合併症につながることもあるので、なるべく早めに医師に相談しましょう。

また、糖尿病になりやすい人の特徴に当てはまる人は、今は症状がなくても将来的に糖尿病を発症する可能性が高いので、定期的な健康診断を受けるなど体調管理に十分気をつけてください。

こちらの記事の監修医師

榊原記念病院

木村 眞樹子 先生

〇病院名 :東京女子医科大学病院 〇医師  :木村 眞樹子 〇アクセス:東京都 新宿区 河田町 8-1 〇診療科 :内科、循環器科、睡眠科 〇経歴: 東京女子医科大学医学部卒業 東京女子医科大学病院循環器内科入局 東京女子医科大学病院 KDDIビルクリニック 榊原記念病院(内科、循環器科、睡眠科) 【認定医資格】 内科専門医 循環器専門医 睡眠専門医 産業医 妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学の大切さを改めて感じるようになる。 医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行なっている。 http://www.twmu.ac.jp/info-twmu/ https://www.facebook.com/makiko.k.kobayashi

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