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キリキリと胃が痛い|胃痛と吐き気などの症状があるときの原因

最終更新日:2021年9月23日

キリキリと胃が痛い|胃痛と吐き気などの症状があるときの原因

こちらの記事の監修医師
めじろ内科クリニック
久野伸夫 先生

「キリキリと胃が痛い」「なかなか吐き気が治らない」という場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?胃痛と吐き気は、下痢や頭痛の症状と一緒に起こることもあります。症状別にどのような原因が疑われるのかをまとめました。また、胃の痛みや吐き気があるときの対処法・予防法についても説明します。  

胃の痛みや吐き気が起こる症状

胃の痛みや吐き気などの症状はさまざまな原因で起こります。単なる不調で胃がキリキリと痛んだり、吐き気を催したりすることも多いです。

しかし、病院へ行った方が良いような病気が原因で胃痛や吐き気が出ていることもあるため注意しましょう。

胃痛、吐き気に関連するような症状と疑われる病気について説明していきます。

下痢をする

下痢は腸のぜんどう運動が過度になる、水分が十分に吸収されないと起こり、ストレス、消化不良、食中毒などが原因です。

下痢の症状がある場合は、胃痛だけでなく、腹痛も多くなります。特に食中毒では吐き気も伴いやすく、症状が1週間以上続くこともあるため注意が必要です。

また、病気が原因で胃痛、吐き気に加えて下痢も起こっている場合、大腸がんや潰瘍性大腸炎なども考えられます。

みぞおちが痛い

胃痛の症状がある場合、みぞおち辺りの痛みを訴えるケースは多いです。病気やストレスなどで自律神経が乱れると胃酸が過剰に分泌され、みぞおち辺りの痛みを感じます。

このようなケースでは、逆流性食道炎、十二指腸炎、胃がん、慢性胃炎、機能性ディスペプシアなどの病気が疑われます。

胃がキリキリする

胃痛の中でも特にキリキリとした痛みが突然現れた場合、急性胃炎の可能性があります。急性胃炎になる原因は、暴飲暴食、ストレス、不規則な生活、喫煙習慣、アルコールの過剰摂取、カフェインや香辛料といった刺激物、食中毒などです。

さまざまな原因で急性胃炎は発症しますが、軽度な症状なら数日で治ります。一方、なかなか症状が回復しないケースもあるため、そのときは医師に相談しましょう。

頭痛がある

胃痛と吐き気に加えて、頭痛の症状もある場合、考えられる原因としては感染性急性胃炎や機能性ディスペプシアです。

機能性ディスペプシアは内視鏡などで検査をしても異常が発見できないにも関わらず、胃痛や胃もたれ、吐き気などの症状が続く病気です。人によっては頭痛、めまい、耳鳴り、食欲不振、不安感などを伴うこともあります。

また、偏頭痛でも吐き気や嘔吐の症状は見られます。偏頭痛は頭部に疾患がないのに痛みが生じる一次性頭痛のひとつで、ズキズキとした拍動性の痛みが特徴です。

根本的な原因は分かっていませんが、偏頭痛は不規則な睡眠習慣や空腹、過度な疲労などで起こります。自律神経失調症の可能性もあり、いずれにしても日々の生活習慣の見直しが重要です。

胃が痛い・吐き気がするときの対処法と予防策

胃痛と吐き気は、今ある症状に対処するのか、症状が出ないように予防するのかによって有効な対策は異なります。

吐き気を伴う胃痛の対処法

まずは、今症状が出ているときの対処法について説明します。

消化しやすい食べ物を選ぶ

胃の調子が悪いときは、おかゆ、うどん、ヨーグルト、バナナ、りんごなどの消化しやすい食べ物を選んでください。

脂っぽいもの、味の濃いもの、食物繊維の多いもの、香辛料をたくさん使用しているものなどは避けましょう。

ただし、吐き気のあるうちは、無理に食べない方が良い場合もあります。

また、嘔吐や下痢の症状がないなら、脱水症を予防するために水分を摂ることは重要です。固形物だとまだ吐き気を感じるときは、少量の水分から試して、症状が落ち着いてから消化の良い食べ物を摂りましょう。

市販の胃薬を服用する

胃の痛みを和らげるには市販の胃薬を服用するのも有効です。胃酸過多によって胃が荒れている状態なら、胃酸の分泌を抑えると胃痛は治ります。

市販の胃薬には「胃酸の分泌を抑えるもの」「消化を助けるもの」などの種類があるので、自身の症状に合ったタイプのものを選んでください。

胃の痛みや吐き気を予防する方法

次は、胃痛や吐き気の予防について見ていきましょう。

規則正しい生活をする

胃酸過多の状態には空腹時の時間が長いとなりやすいです。朝食を抜いたり、食事の時間がいつもより遅くなったりすると胃酸で胃が荒れやすいため、規則正しい生活が予防に繋がります。

バランスの良い食事を心がける

暴飲暴食は胃腸に負担をかけ、胃痛や胸焼けなどの症状を起こします。カロリーの多い高脂肪食の摂りすぎには注意して、バランスの良い食事を適量摂るようにしましょう。

ストレスを適度に発散する

精神的なストレスによって胃が痛むことも多いです。そのため、ストレスは適度に発散しましょう。

ただし、ストレス発散のために暴飲暴食しては意味がありません。適度な運動、趣味の時間を持つ、ゆっくりと休むなどして、ストレスを溜め込まないようにしてください。

喫煙者は禁煙をする

普段、タバコを吸う人は喫煙も重要です。胃は粘膜によって守られていますが、喫煙により血流が悪くなると、胃の機能は落ちます。逆流性食道炎とも関係するため、胃痛や吐き気がある人は喫煙しましょう。

ピロリ菌の除菌を行う

慢性胃炎によって胃の痛み、吐き気が起きている場合、その原因であるピロリ菌の除菌も有効です。また、ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍とも関係があり、症状を放置すると胃がんの原因にもなるため注意してください。

胃が痛いとき、病院に行くタイミングはいつ頃?

一時的なストレスや暴飲暴食によって胃痛が起きていることもありますが、症状が3週間以上続くとき、市販薬で改善されないときは病院へ行った方が良いです。

病院での治療が必要な病気によって、胃痛などの症状が出ている可能性もあります。

「胃が痛い」「吐き気がする」市販の薬で症状が改善されないときは医療機関を受診しよう

胃が痛いとき、吐き気がするときは、胃腸に負担をかけるような食べものは避けて、消化の良いものを食べましょう。また、市販の胃腸薬でも、消化を助けたり、胃酸の分泌を抑えたりできます。

ただし、病気が原因で症状が出ている場合、症状だけを抑えても根本的な解決にはなりません。   もし胃痛や吐き気の症状が改善されないなら、消化器内科などを受診してください。

こちらの記事の監修医師

めじろ内科クリニック

久野伸夫 先生

〇病院名:めじろ内科クリニック
〇医師 :久野伸夫
〇アクセス :東京都豊島区目白3丁目5−11 NOBビル3F
〇診療科:内科・糖尿病内科・消化器内科
【経歴】
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本糖尿病学会専門医
労働衛生コンサルタント

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