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女性の更年期障害、なりやすい人の共通点

最終更新日:2021年11月2日

女性の更年期障害、なりやすい人の共通点

こちらの記事の監修医師
藤東クリニック
藤東淳也 先生

多くの女性にとって、避けて通ることができないのが、更年期です。この時期特有の更年期障害の症状は人それぞれですが、普段の生活習慣や性格などの要因によって、更年期障害になりやすい人がいると言われています。そこでここでは、更年期障害の症状がつらくなりやすい人について、よくある共通点をご紹介します。 

女性が知っておきたい「更年期障害」

更年期は、女性であれば誰にも訪れます。更年期の体の変化に伴って感じる症状には個人差があり、ほとんど体調変化を感じない人もいれば、いくつもの症状を発症してつらい思いをする人もいます。

ここでは、更年期障害がどのような病気であるのか、またどうして起こるのかについて解説します。

更年期障害とは

閉経年齢を中心に、その前後の10年間を更年期といい、その期間に起こる体の変化に伴う症状を更年期障害と言います。

更年期障害は、主に卵巣で分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが減ることで起こり、症状が重い場合は日常生活に支障をきたすこともあります。

更年期障害が起きるしくみ

加齢とともに体のあらゆる機能は衰えますが、卵巣の機能も例外ではありません。

卵胞ホルモンといわれるエストロゲンは、代謝を上げたり、精神状態を安定させたりする働きがあり、分泌量が少なくなると、月経異常や自神経失調症状など、体に変調が起こるようになります。

エストロゲンの分泌は、脳の視床下部から出る指令によって促されます。卵巣機能が順調なうちはその指令を受けて素直に分泌することができますが、卵巣機能が低下していると脳からの指令にうまく答えることができません。

ホルモンの分泌量は、一直線に下降するのではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら徐々に減っていきます。つまり、うまく指令に答えられる日もあればそうでない日もあるのです。それでも脳は一方的に「分泌」の指令を出し続けます。この状態が脳に混乱をきたし、自律神経のバランスを乱してしまいます。

自律神経が失調すると、頭痛、のぼせ、動機、めまいなど体の不調が起こりやすくなり、卵巣の働きもさらに衰えさせてしまうという悪循環を生み出します。

更年期障害になりやすい人とは

(画像=Doctor or psychiatrist consulting and diagnostic examining stressful woman patient on obstetric – gynecological female illness, or mental health in medical clinic or hospital healthcare service center/stock adobe.com)

更年期障害になるのはエストロゲンの減少によるものですが、それだけではなく、なりやすい性格や環境のストレス、生活習慣なども影響すると言われます。

更年期障害になりやすい人に共通する特徴をご紹介します。

生活が不規則な人

毎日のように夜ふかしをしたり、休みの日にいつまでも寝ていたりすると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。また仕事で夜勤をしている人も、自律神経が乱れやすいと言われています。

体の機能を健康的に保つためには、できるだけルーティーン通りの生活をすることが理想です。

ストレス要因が多い人

自律神経には、活動するための交感神経とリラックスするための副交感神経の2つの神経から成ります。

普段は、交感神経と副交感神経がうまくスイッチを切り替えることで心や体を健やかに保っていますが、ストレスが交感神経を刺激して興奮状態が続くと、やがて自律神経のバランスが崩れ、心身に不調を引き起こすようになります。

過度なダイエット経験がある、痩せている人

月経には、脂肪細胞から分泌されるレプチンが大きく関わっています。極端に痩せているとレプチンが低下し、レプチンを介してホルモン分泌まで抑制されてしまいます。過度なダイエットが無月経を起こすのはこのためです。

月経のないときは、エストロゲンの分泌が減少します。過去に過度なダイエットに挑戦し、長期にわたって無月経になった経験がある人は、女性ホルモンの低下が卵巣機能に悪影響を与えている可能性があり、更年期障害になりやすいと言われています。

性格や夫婦関係が影響することも

更年期障害になりやすい人は、完璧主義だったり、真面目で頑張り屋だったりする人が多いと言われています。これは、細かなところまでいつでも気を配っているために交感神経が優位な状態が続きやすく、自律神経のバランスを乱してしまうからです。

また、夫婦関係におけるストレスが影響することもあるようです。40代や50代で子どもがいる場合、子育ての仕方ですれ違うことも多くなるでしょう。子どもが大きくなり、自我が芽生えて反抗期を迎えたり、進路に頭を悩ませたりする時期でもあり、さまざまな要因が心と体に大きな負担を与えます。

ストレスが大きいと、更年期障害も重くなる傾向があると言われています。

<h2>なりやすい人は実践!更年期障害の発症・悪化予防法</h2>

更年期障害になりやすい人は、日常生活に気をつけることで、ある程度発症や悪化を防ぐことができます。

更年期障害の発症や悪化の予防法についてご紹介します。

生活習慣を見直す

更年期障害の症状を抑えるには、自律神経のバランスを整えることが大切です。早寝早起きを実践し、起きたときには強い光を浴びて体内時計を整えましょう。

食事をしっかり摂ることもぜひ心がけてください。エネルギーや栄養が不足すると、体の機能を低下させ、イライラや憂鬱な気分にさせるなど、心にも悪影響を与えます。

自律神経のバランスを整えるためには、睡眠も重要です。単にたくさん眠ればいいというのではなく、質の良い睡眠をすることが大切なので、寝る直前の飲食やスマホは控え、ぐっすり眠ることができるように整えましょう。

適度に運動する

日中適度な運動をすることは、体を程よく疲れさせるため、質の良い睡眠につながります。

最近ではリモートワークをする人が増え、自宅のデスクに1日中座りっぱなしという人も多いでしょう。頭や神経は使うものの体はそれほど疲れないため、不眠に悩まされるケースも多いようです。

体を動かす機会が少ない人は、散歩や体操など、努めて体を動かすようにしましょう。

イソフラボンをとる

大豆に多く含まれるイソフラボンの成分は、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることがわかっています。

更年期障害の症状は、エストロゲンの分泌量が減少することで起こるため、イソフラボンを摂ってそれを補うことで、更年期障害の発症や悪化の予防が期待できます。

また、イソフラボンには抗酸化作用もあり、細胞にダメージを与える活性酸素の働きを抑制する効果もあります。活性酸素は、更年期障害の代表的な症状であるホットフラッシュを引き起こすひとつの大きな要因だと言われているため、その予防にも役立ちます。

更年期障害、なりやすい人は積極的に予防しよう

(画像=Portrait of smiling middle aged woman in glasses, copy space/stock adobe.com)

更年期は誰にでも訪れる時期であり、更年期障害には必ず終わりがやってきます。しかし、あまりにも症状がつらく、日常生活に支障をきたしてしまうほどであれば、今はきちんとした治療法があるので、医師の診察を受けることをおすすめします。

更年期障害は、なりやすい人とそうでない人がおり、症状の感じ方にも個人差があります。なりやすい人は、事前に策を講じることで、症状を軽減したり悪化を予防したりすることができるので、日頃から積極的に予防策を実践しましょう。

こちらの記事の監修医師

藤東クリニック

藤東淳也 先生

〇病院名 :藤東クリニック
〇医師  :藤東淳也
〇アクセス:広島県安芸郡府中町茂陰1丁目1-1
〇診療科 :産科・婦人科
〇経歴:
医療法人双藤会 産科・婦人科 藤東クリニック 理事長・院長
1993年4月 東京医科大学病院 産科婦人科学教室 研修医
1994年5月 中野総合病院 産婦人科 医員
1995年6月 戸田中央産院 産婦人科 医員
1995年11月 東京医科大学 産科婦人科学教室 研究員
1997年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
1999年3月 東京医科大学麻酔科学教室
1999年7月 東京医科大学八王子医療センタ- 産科婦人科医長
2002年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
2002年5月 米国カンザス大学医学部 細胞生物学教室へ留学
2004年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 講師
2004年11月 東京医科大学病院産科婦人科学教室 医局長
2008年6月 県立広島病院 婦人科部長
2010年6月 産科・婦人科 藤東クリニック 院長
2015年11月 医療法人双藤会 理事長

【資格】
日本産科婦人科学会専門医
医学博士
細胞診専門医
バイオインフォマティクス認定技術者
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
婦人科腫瘍専門医
母体保護法指定医
新生児蘇生講習会専門コース修了

    • 広島県安芸郡府中町茂陰1-1-1地図を見る
    • 082-284-2410
    • JR山陽本線(三原〜岩国) 天神川駅
    • 産婦人科 産科 婦人科
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    安芸郡府中町茂陰の「産科・婦人科 藤東クリニック」は、JR山陽本線「天神川駅」から徒歩で10分の場所にあります。産科と婦人科の医院として産科診療を中心に、出産のサポートや婦人科疾患やがんの検査・治療などをおこなっています。通院される患者様や入院患者様がゆったりと過ごせるよう、院内は開放的でホテルのような空間となっています。そのほか医療設備として、内視鏡手術機器を導入しておりますので、がんといった疾患などの早期発見・早期治療にも尽力しています。女性のトータルライフをサポートすることをモットーに日々診療にあたっております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

     
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