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クラミジアの原因とは?浮気やストレス、キスで感染も?

最終更新日:2021年12月14日

クラミジアの原因とは?浮気やストレス、キスで感染も?

こちらの記事の監修医師
三軒茶屋あかりクリニック
馬場 克幸 先生

クラミジアは、日本で最も多い性感染症です。感染経路が性行為であると特定されており、病気の発覚とともに浮気が明らかになる場合もあります。クラミジアは、男女ともに不妊の原因となることもあるため、いかに予防することができるかどうかが大切です。そこでここでは、クラミジアの原因や感染経路について詳しく解説します。

クラミジアとは

(画像=仲良く手を繋ぐ若い男女の後ろ姿/stock adobe.com)

クラミジアとは、日本で最もメジャーな性感染症です。性行為によって感染することがほとんどで、男性の尿道女性の子宮頸管に起こるほか、クラミジアが粘膜に接触して感染することから、喉の粘膜などに症状が現れることもあります。

また、母親のクラミジアが新生児に感染するケースもあります。

クラミジアの症状は、男性は尿道に出やすく、排尿時の違和感や痛みを訴えるケースが多いです。女性の症状は、おりものの増量、性交痛、下腹部痛、不正出血など比較的軽症ですが、放置すると不妊につながる病気になることがあるので、注意が必要です。

一方で、症状に自覚がない無症状のケースも多く、知らない間にパートナーに感染させているということもあります。クラミジアはよくある性感染症ですが、不妊症や流産、子宮外妊娠の原因となることもあるため、早期の治療が重要です。クラミジアは自然に治ることはないので、いつもと違う様子を感じたときは、すぐに病院を受診しましょう。

クラミジアの原因

(画像=Abdominal pain patient woman having medical exam with doctor on illness from stomach cancer, irritable bowel syndrome, pelvic discomfort, Indigestion, Diarrhea, GERD (gastro-esophageal reflux disease/stock adobe.com)

クラミジアは、どのようにして感染するのでしょうか。その原因と感染経路について解説します。

原因菌はクラミジア・トラコマチスへの感染

クラミジアの原因菌は、原因菌はクラミジア・トラコマチスという菌です。潜伏期間は1週間から3週間程度ですが、およそ8割の人は無症状です。クラミジアは粘膜に感染するため、性器周辺や肛門のほか目や喉に感染することも多く、特に喉に感染した場合は、咽頭クラミジアと呼ばれます。

クラミジア感染の原因となるもの

クラミジアの感染原因は、主に性行為によるものです。クラミジアは、生きた細胞でしか増殖することができず、空気や水などに触れるとすぐに死滅してしまいます。そのため、プールや大衆浴場(温泉、銭湯)などを普通に利用して感染することはなく、感染者の唾液が皮膚についたからといって感染することもありません。

ただし、菌に感染した人の体液が、例えば目をこすったり口元を触ったりして粘膜についてしまった場合は、感染する可能性があります。

クラミジア感染は他の病気の原因にもなる

(画像=negative pregnancy test. sad woman on background/stock adobe.com)

クラミジアに感染すると、クラミジアの症状が出るだけでなく、他の病気の原因になることもあります。

クラミジア感染で引き起こされる病気

クラミジアは、男性の場合は尿道に症状が出ることが多く、尿道炎を発症するケースが多いです。女性の場合は、子宮や卵管に炎症を起こすことがあり、子宮頸管炎卵管炎などを引き起こします。

妊娠に感染すると、流産や早産の原因となり、分娩時に新生児が産道を通る際に母子感染すると、赤ちゃんが生児肺炎や結膜炎になることがあります。また、クラミジアなどの性感染症に感染している人は、HIVに感染する可能性が、普通の人よりも3倍から5倍高くなると言われています。

クラミジア感染が不妊の原因となる可能性も

クラミジアへの感染は、男女ともに不妊の原因になると言われています。男性では、精巣上体炎になると、後遺症として精子が通りにくくなったり無精子症になったりすることがあります。

女性では、子宮頸管、子宮内膜、卵管などに炎症を起こし、子宮や卵管の機能が低下するために妊娠しにくくなります。

クラミジアの原因についてのよくある疑問

(画像=Hand draw question marks with young woman looking upwards on a gray background/stock adobe.com)

クラミジアは主に性行為が原因で感染する性感染症ですが、他にもさまざまなシチュエーションでかかることがあります。クラミジアの原因について、よくある疑問にお答えします。

夫婦一方だけのクラミジア感染は浮気が原因?

クラミジアは感染力が強く、たった1回の性行為でもおよそ3割から5割の人が感染します。
無症状である人も多いため、かなり昔に感染している場合もあれば、母子感染の場合も考えられます。ですから、一概に浮気を疑うことはできません。パートナーがクラミジアの症状を発症していれば、自分も感染している可能性があります。

ストレスが原因でクラミジアになることはある?

クラミジアの主な感染原因は性行為であるため、ストレスが原因で「感染」することはありません。ただ、ストレスが一因となって「発症」することは考えられます。疲れやストレスで免疫力が落ちていると体はダメージを受けやすく、これまで感じなかった症状を感じるようになる可能性があるのです。

ただ、ストレスが直接的な引き金となって発症することはありません。

キスが原因でクラミジアになることはある?

クラミジアは粘膜の接触によって感染するため、キスによって感染する可能性は十分にあります。唇同士が軽く触れ合うフレンチキスよりも、ディープキスのほうがリスクが高いでしょう。

まとめ:クラミジアの原因を知ることが予防につながる

クラミジアはメジャーな性感染症ですが、放置すると不妊に繋がる可能性のある恐ろしい病気です。特に、不特定の人と性交渉したり、コンドームを使わないで性行為をしたりするとリスクが高まるので、日頃から予防に努めましょう。

クラミジアは気付かないうちに進行し、自然治癒もしないので、心配な場合は病院で検査を受けましょう。

抗生物質の投薬などの治療によって完治する病気なので、少しでも体調に違和感があれば、医師の診察を受けることをおすすめします。

こちらの記事の監修医師

三軒茶屋あかりクリニック

馬場 克幸 先生

〇病院名 :三軒茶屋あかりクリニック
〇医師  :馬場克幸
〇アクセス:東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14 園田ビル3F
〇診療科 :美容皮膚科,皮膚科,アレルギー科,泌尿器科,形成外科,予防医学

《学歴・職歴》
1981年03月 桐蔭学園高等学校理数科卒業
1988年03月 聖マリアンナ医科大学医学部卒業
1988年06月 第82回医師国家試験合格
1990年04月 聖マリアンア医科大学大学院医学研究科入学
1993年09月 アメリカ合衆国カリフォルニア州カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)にresearch fellowとして留学
1994年03月 聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科博士課程修了
医学博士取得(聖医大申請第323号)
2002年04月 聖マリアンナ医科大学付属病院泌尿器科副部長
同大学病院リスクマネージャー、医局長を兼ねる fellowとして留学
2005年09月 聖マリアンナ医科大学泌尿器科学教室助教授
聖マリアンナ医科大学皮膚科登録医
2005年10月 川崎市立多摩病院部長を兼ねる
2007年04月 聖マリアンナ医科大学非常勤講師
都内大手皮膚科美容外科クリニック学術顧問
2009年04月 同クリニック皮膚科医長
センター北ヒロクリニック皮膚科アレルギー科形成外科
2010年09月 聖マリアンナ医科大学救命救急医学(救命センター)登録医
(現在兼任中)
2011年01月 ゆり皮膚科形成外科クリニック
2011年05月 あかりクリニック開業


《研修先・学会活動・専門医》
東京女子医科大学付属病院 皮膚科
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 皮膚科
センター北ヒロクリニック 皮膚科アレルギー科形成外科
(東京女子医科大学形成外科非常勤講師 岡田浩幸院長)
たんぽぽ皮膚科クリニック
(工藤由美子院長)
日本皮膚科学会会員
日本アレルギー学会会員
日本形成外科学会会員
日本泌尿器科学会会員(認定専門医)
日本抗加齢医学会会員(認定専門医)
日本レーザー医学会会員(レーザー認定医)
日本小児皮膚科学会会員
日本臨床皮膚科学会会員
日本美容皮膚科学会会員
日本美容外科学会会員
日本抗老化医学会会員
日本臨床漢方医会会員
日本スレッドリフト研究会会員
点滴療法研究会会員(キレーション療法認定医)
オバジ専門認定医
アメリカ泌尿器科学会(AUA)会員(~2008)
ボトックス注射認定医(~2010)
LOH 症候群診療ガイドライン検討ワーキング委員会メンバー
日本不妊学会評議員(〜2010)
日本腹空鏡学会会員(認定医〜2010)
抗老化医学会認定サプリメントアドバイザー

《教育》
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 医学英語
(1994年~1996年)
聖マリアンナ医科大学 看護専門学校看護学科2学年 悪性腫瘍
(1995年~2000年)
聖マリアンナ医科大学 医学部6学年 解剖と生理
(1999年~2000年)
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 外傷
(1999年~現在に至る)
聖マリアンナ医科大学 医学部4学年 高齢者と感染症
(2001年~現在に至る)