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子どもが虫歯にならないために知っておきたいこと(2)―歯みがきはいつから?どんな風に?

最終更新日:2021年2月15日

子どもが虫歯にならないために知っておきたいこと(2)―歯みがきはいつから?どんな風に?

こちらの記事の監修医師
すずきこどもクリニック
鈴木 幹啓 先生

子どもを歯みがきに慣れさせるコツ、歯みがきで重要なポイントを説明します。

乳歯が生え始めたら歯みがきの習慣づけを

乳歯が生え始めたら歯みがきを始めますが、最初からしっかりみがく必要はありません。子どもとって口の中に歯ブラシを入れることは驚くことで、すぐに慣れないからです。

はじめはガーゼや綿棒などで歯を軽く拭く、あるいは乳児用ブラシで歯を軽く触るだけでも大丈夫です。子どもには歯みがきが必要なことを説明しながら行います。口の中に歯みがきの道具が入ることに慣れたら、1本5秒を目安に、優しくみがいてあげてください。子どもの機嫌の良い時を選び、徐々に回数を増やして、毎食後歯みがきをする習慣を身につけさせます。

上唇小帯に当たらないよう気をつけて

親が子どもの歯みがきをする時は、子どもを膝の上に寝かせます。手前の前歯からみがきはじめると、抵抗感を減らせます。また、上唇小帯と呼ばれる上の前歯から唇につながるすじの部分に歯ブラシが当たると痛がり、歯みがきを嫌がることがあるので、上の歯をみがくときは上唇を軽くめくり、すじに当たらないように気を付けます。

子どもが歯みがきに興味をもつように工夫することも大切です。お気に入りのぬいぐるみに歯みがきのまねをさせたり、歯みがきの絵本を読んだり、鏡を使い口の中を見せてあげるとよいでしょう。また、歌いながら歯みがきしたり、歯ブラシを購入するときは好きな色を選ばせたりなど、歯みがきを楽しむ工夫もあります。家族みんなで一緒に歯みがきをするのも方法のひとつです。こどもが慣れるまでは大変かもしれませんが、歯みがきの習慣化を目標として楽しみつつ、根気よく行いましょう。

汚れがたまりやすいところを意識して

歯みがきは、ブラシを使い歯垢や食べかすを取り除くことが目的です。歯ブラシをシャカシャカしただけですぐに歯みがきを終えることはありませんか? きれいにみがけたように感じても、歯ブラシがきちんと届かず、汚れのたまりやすいところがあるのを意識して、効率的に歯垢や食べかすを取り除く歯みがきを行いましょう。

歯の汚れはツルツルした表面より、奥歯の上面のデコボコした部分や、歯と歯の隙間、歯と歯茎の境目にたまりやすいです。また、奥歯の周りや歯の裏側はみがきにくいので、より意識してみがきましょう。

小児用フロスを併用

どんなに丁寧に歯みがきをしても、歯ブラシだけでは十分ではなく、歯ブラシが入らない歯と歯の隙間に歯垢が蓄積するとそこから虫歯ができます。小児用フロスを使うと歯垢を落とせるので、1日1回寝る前を目安に、乳幼児からフロスも習慣づけていきましょう。 一度虫歯になってしまうと、生まれ持った歯の状態には二度と戻せません。正しい歯みがき習慣を乳幼児期からぜひ身につけさせてください。

こちらの記事の監修医師

すずきこどもクリニック

鈴木 幹啓 先生

〇病院名 :すずきこどもクリニック
〇医師  :鈴木幹啓
〇アクセス:和歌山県新宮市下田2丁目3−2
〇診療科 :小児科
〇経歴:株式会社オンラインドクター.com代表取締役CEO
1975年三重県伊勢市生まれ
1995年自治医科大学入学(県からの奨学金制度)
2001年自治医科大学卒業

日本小児科学会認定小児科専門医
国家資格ケアマネジャー

三重県立総合医療センター、国立病院機構三重中央医療センター、国立病院機構三重病院、伊勢赤十字病院、紀南病院
平成22年5月、新宮市に「すずきこどもクリニック」を開院
【製薬会社社外講師・CM出演等】
グラクソスミスクライン社、JCRファーマ社、杏林製薬、明治製菓ファーマ、鳥居薬品

【メディア出演・TV監修】
日本テレビ、読売テレビ、東京MX、テレビ朝日(医療監修)「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

【著書】
日本一忙しい小児科医が教える病気にならない子育て術(双葉社)
開業医を救うオンライン診療(幻冬舎)

2020 年 10 月株式会社オンラインドクター.com を設立。