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ガングリオン

最終更新日:2021年10月6日

がんぐりおんガングリオン

ガングリオン

まとめ

ガングリオンは手、特に手首の甲側に好発する腫瘤で、腫瘤内にゼリー状の物質が詰まった状態である。腫瘤の大きさ・硬さには個人差があり、大きさは米粒大~ピンポン玉で、硬さも硬いとき、柔らかいときとがある。痛み・違和感を感じない無症状のことが多いが、腫瘤付近に神経が通っていると神経が圧迫されて痺れ・痛みを感じたり、麻痺することもある。ガングリオンは20歳~50歳代に多発し、女性に多い。

この病気の原因

ガングリオンの発生原因は判明せず、女性に好発する。手をよく使う人に好発するわけではないが、手を使いすぎると腫瘤が肥大することがあるといわれる。ガングリオンの内部には通常は関節包内にある関節液や、濃縮されてゼリー状になった滑液が含まれる。滑液は、手足の指関節を可動させる筋肉の両端にあるひも状の組織である腱と、その周囲で腱の浮き上りを防止するトンネルである腱鞘の潤滑油の役割を果たす。関節や腱鞘に発生したガングリオンは、関節や腱鞘と連結していることが多く、関節に発生したものは、関節を包む関節包と連結し、長い茎のような形状が多い。

主な症状

ガングリオンは手首の背側、指の付け根の手のひら側に発生しやすく、その他の体のさまざまな部位、骨・筋肉、神経に発生することがある。痛み・違和感などの症状がなければ治療せず経過をみても問題はないが、腫瘤がガングリオンかどうか医師の診察を受けることが望ましい。腫瘤が肥大化した、強い痛みがある、腫瘤により神経が圧迫され痛みがある、手を動かし難いなどの症状があれば治療を行う。

検査/診断の方法

肉眼で確認可能なガングリオンの形状は、皮膚の表面から丸く盛り上がり、楕円形で滑らかな形状の腫瘤のことが多い。腫瘤に注射針を刺し、内部のゼリー状の物質が確認されるとガングリオンと診断される。外側から触れない部位に腫瘤が発生したり、腫瘤が小さく注射針で確認できない場合は、MRI検査や超音波検査により診断する。

主な治療方法

治療適応は腫瘤が大きい、強い痛みを伴う、神経が圧迫され痛み・麻痺があり体を動かしづらい場合などである。治療方法は患者の状態に合わせて選択する。腫瘤に注射針を刺し、ゼリー状の物質を吸い出す治療を複数回行うと、消失する場合がある。また外から力を加え腫瘤を押し潰したり、摘出手術を行うこともある。

治療後に注意すべき点/予防対策

女性に好発するといわれるガングリオンだが、実際はどの世代にも発症し、発症原因は判明していない。手に発症した場合は手を酷使すると腫瘤が肥大することがあるため、悪化防止には手を使いすぎないことが肝心である。

初診に適した診療科目

整形外科

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