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口唇ヘルペス

最終更新日:2021年10月6日

こうしんへるぺす口唇ヘルペス

口唇ヘルペス

まとめ

ヘルペスは皮膚に小さな水ぶくれが集まり炎症を起こした状態がである。ヘルペスウイルスに感染すると水ぶくれができる。水痘・帯状疱疹ウイルスは水ぼうそうや帯状疱疹、単純ヘルペスウイルスは口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こすウイルスである。口唇ヘルペスでは口唇やその周りに痛みを伴う水ぶくれができることを繰り返す。

この病気の原因

単純ヘルペスウイルスはHSV‐1とHSV-2があり、口唇ヘルペスにはHSV-1が関与することが多い。水疱内の透明な液、皮膚のただれ、唾液、ウイルスが付着した手指や器具から接触感染する。そのほか患者のくしゃみや咳、会話中のウイルスを含む唾が近くにいる人の皮膚や口・鼻などの粘膜に直接付着して感染する飛沫感染もある。単純ヘルペスウイルスは多くは子どもの頃の感染が多いとされるが、成人後に感染する場合もある。

主な症状

口唇ヘルペスは唇や口の周りがピリピリし、チクチクする痛みや違和感を感じる。部分的に赤く腫れ、小さい水ぶくれが現われ皮膚がただれる。初感染時は、単純ヘルペスウイルスを攻撃して体外に排出する免疫をがないため、高熱など重い症状が出ることもあるが、多くは無症状のことが多い。水ぶくれやただれなどの症状が初めて起こると初発と呼び、頻度はさまざまだが多くは再発する。

検査/診断の方法

問診や患部の視診・触診で診断する。Tzanck試験による巨大な変性角化細胞の観察、モノクローナル抗体やイムノクロマト法によるウイルスの検出、採血検査による単純ヘルペスウイルスへのIgM抗体やIgG抗体の増加を確認するなどの各種検査を行う。

主な治療方法

単純ヘルペスウイルスに感染すると、ウイルスは脳神経の一つである三叉神経節に留まる。これを潜伏感染と呼ぶ。疲労、風邪、ストレス、紫外線、生理などで体の免疫力が低下すると唇や口の周りにウイルスが皮膚に移動して再発する。軽症の場合は抗ヘルペスウイルス薬のアシクロビルやビダラビンを塗布する。重症の場合はファムシクロビルやバラシクロビルなどの抗ヘルペスウイルス薬を内服する。症例によっては細菌による二次感染があるため抗生物質を処方する。抗ヘルペスウイルス薬はウイルスの増殖を抑えるが、神経に潜むウイルスを取り除くことはできない。

治療後に注意すべき点/予防対策

口唇ヘルペスは抵抗力が低下すると再発するため、疲れやストレスをためないよう、予防に努める。バランスの取れた食生活を心がけ、手洗い、うがいを徹底して風邪を予防する。女性の場合、免疫力が落ちる生理期間中は特に注意する。ウイルスが付着した手や食器、タオルなどから他人へ感染するので、食器やタオルは共用せず、使用後は洗剤でよく洗浄する。

初診に適した診療科目

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