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悪性黒色腫

最終更新日:2021年10月5日

あくせいこくしょくしゅ悪性黒色腫

悪性黒色腫

まとめ

悪性黒色腫はメラノーマともよばれる皮膚がんの一種である。メラニンを作る細胞のメラノサイトが悪性化して腫瘍ができ、黒みを帯びた色素斑が手や足裏にできることが多い。遺伝的要因、紫外線や皮膚への刺激などの環境要因により発症する。悪性黒色腫は、足裏や手の平、手足の爪などにできる「末端黒子型」、白人や色白の日本人に多い「表在拡大型」、黒色または濃淡のある硬いしこりが全身に発生する「結節型」、顔や首、手の甲など日光を浴びやすい部位に、褐色または黒褐色のあざができる「悪性黒子型」に大別される。まれに鼻や口の中、眼球などの粘膜部分に発症することがある。

この病気の原因

悪性黒色腫の発症には遺伝的要因と、紫外線や肌への刺激などの環境要因の関与がいわれる。皮膚の色も発症に関係し、表在拡大型は白人に多い傾向がある。日本人では足裏や手の平、手足の爪などに発症する末端黒子型が多い。また、白人では家族内の発症や悪性黒色腫が多発する家系での発症が報告され、発症には遺伝が関係すると考えられる。赤道近くなどの紫外線の強い地域での発症率が高い。日本人に多い末端黒子型は日光をあまり浴びない部分に発症し、紫外線の影響や遺伝的要素もみられない。歩行などの運動刺激を受けやすい足裏や爪、衣類などで擦れる部位や外傷部位などの発症が多く、外部刺激が原因の1つと考えられる。

主な症状

皮膚にまだらなしみやいびつなほくろ状のもの、色むらのあるほくろ状のものが現われ、1~2年で徐々に大きくなる。初期段階では痛みやかゆみなどの自覚症状がほとんどなく、一見ほくろに見えるため見過ごされやすい。いびつなほくろやまだらなしみが急に出現した場合は早めに皮膚科を受診して確認する。進行するとしみやほくろの色が濃く、硬くなり、さらに進行するとリンパ節へ転移することが多くなる。リンパ節を介し、脳、肺、肝臓、消化管、骨などへの転移もみられる。骨や神経に転移すると痛みを感じることがある。

検査/診断の方法

肉眼やダーモスコープと呼ばれる拡大鏡で病変を観察し、腫瘍の厚さなどを調べるために病変の一部を採取し病理検査を行う。病変が左右非対称で、皮膚との境界線がギザギザして滲んだような色をしている、色むらがある、病変の直径が6mm以上、大きさや形、色調、表面が変化するなどの所見があれば、悪性黒色腫を疑う。確定診断後、他部位・臓器への転移を調べるため、CT・MRI検査、レントゲン検査、超音波検査、PETなどの画像診断検査や、心機能、呼吸機能、肝機能、腎機能の検査を必要に応じて行う。手術前に、がんが最初に転移するリンパ節であるセンチネルリンパ節の生検を行うことがある。

主な治療方法

他臓器への転移がなければ、腫瘍およびその周辺皮膚の切除手術を行うことが多い。悪性黒色腫が指にできた場合は切断することもある。また、切除部分が大きく、縫縮が難しい場合は、手術にて自分の皮膚の一部を移植する。手術前にはセンチネルリンパ節生検を行い、転移の有無を確認することがある。手術後、リンパ節や内臓に転移がある場合は化学療法を行うことが多い。化学療法ではがん細胞を選択的に攻撃する分子標的薬、がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化させる免疫チェックポイント阻害薬での治療が増えている。また、がん細胞に放射線を照射し、がん細胞のDNAを損傷して病巣を死滅させる放射線療法を行うこともある。

治療後に注意すべき点/予防対策

悪性黒色腫は転移しなければ比較的予後の良いがんである。初期に治療しても再発する可能性があり、治療後も定期的に診察を受けることが重要でなる。日焼け止め剤で悪性黒色腫の発症率が低下した報告があり、紫外線対策をしっかり行うことが発症予防となる。屋外でのスポーツやアウトドアの際は、一年を通して日焼け止めを塗り、帽子を被るなど、肌を露出する服装を控えるよう心がける。

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