「アピアランスケア」でがんと共に生きるあなたに、あなたらしい美しさを

【アピアランスビューティクリニック　３つの特徴】

1. 日本初のアピアランスケア専門クリニック

がん治療を行うと、髪・肌・爪などの外見が大きく変化してしまいます。アピアランスビューティクリニックでは、先進的な美容医療の技術を駆使して、そんな外見の変化に関する悩みを解決する「アピアランスケア」に特化した医療を行っています。

2. 専門性の高い知識・技術を持った医師による美容医療

「日本外科学会外科専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医、麻酔科標榜医」など、多数の資格を持つ医師が丁寧にカウンセリングを行った上で、外見の悩みを解決するために診療を行っています。がん治療の効果と副作用に配慮しながら、患者さん一人一人の希望に合わせて対応するため、がんの治療中・治療後で体調に不安のある方にも安心して受診していただくことができます。

3. 患者さんが通いやすいアクセス・価格・院内環境

JR山手線巣鴨駅・都営地下鉄三田線の巣鴨駅から徒歩1分にあり、アクセスが良好です。自費診療が中心ですが、長期間継続しても患者さんの負担にならないようにリーズナブルな価格設定となっています。スタッフが全員女性であり、女性の気持ちに寄り添って対応してくれるなど、院内の雰囲気づくりにも気を配ったクリニックです。

がん治療の専門医による「がん患者さんのための美容医療」

ドクターを目指したきっかけを教えてください。

医師はそれぞれの専門分野によって行う医療は様々です。内科医であれば薬物療法をおこない、放射線科医であれば画像診断の技術で疾患の治癒に貢献しますし、病理医であれば細胞や組織を診て病気の全体像を正しく把握することで、治療方針決定に直結する診断を行います。

私は病気の原因である部分を切除して、そのあとを整える、「手術」という手技に大変な魅力を感じており、患者さんの病気を私自身の手を動かして治すお手伝いをしたくて外科医になりたいと思いました。

また子供の頃から何かを作ったり、絵を描いたり、文字を書いたり、とにかく細かい作業が得意で、そして、人に何かをしてあげることも大好きでした。外科医の仕事は、そういった私の好きなこと、得意なことを活かせると思ったのです。

アピアランスビューティクリニックを開業した経緯を教えてください。

はじめは地元の熊本で一般外科医として、様々な病院で医療を行っていましたが、開業前の16年間はがん・感染症センター都立駒込病院でがん治療を専門に行い、約8万人の乳がん患者様を診てきました。その勤務医時代に、私の人生を大きく変える患者さんに出会ったことが、アピアランスケアをおこなっていくこと、そしてアピアランスビューティクリニックを開業することのきっかけです。

その患者さんは、美しく、上品な方で、お化粧も身なりも完璧に整えている方でした。さまざまな検査の結果、乳がんであることがわかり、手術をはじめとして抗がん剤・ホルモン治療などのがん治療を開始することになりました。

手術後の10年間、抗がん剤による治療・副作用による外見の変化に対するケアなど、できる限りの対応をさせていただきましたが、患者さんから最後にいただいた言葉は「先生、私の乳がんを治してくださって本当にありがとうございました。でも、先生は私の人生を台無しになさったのですよ。」というとても悲しいものでした。抗がん剤や手術などの乳がんに対する治療によって、髪・お肌・胸のきずなど、彼女の見た目にかなりの変化が起きていたことが、彼女の心を深く深く傷つけてしまっていたのです。

もう、患者さんをこんな悲しい気持ちにしてしまうことを繰り返したくない。その思いから、がん患者さんの外見に関する悩みを解決する「アピアランスケア」に取り組み、最新の美容医療を学び、アピアランスケアに特化したクリニックを開業することに至りました。

私にとってショッキングな出来事でしたが、その患者さんのおかげで、たくさんのがん患者さんの外見をケアできるようになったことに感謝しています。

アピアランスケアとは、どのような医療なのですか？

「アピアランスケア」は、がん治療による外見の変化に対して、医学的介入を行うことです。がん治療を受けた患者さんは、手術・抗がん剤の副作用によって外見が大きく変わってしまうため、深く傷つき悩んでおられます。当クリニックでは、美容外科・美容皮膚科の技術を応用して、発毛促進、肌荒れの改善、医療アートメイクによる外見の回復などを行うことにより、幅広い悩みを解決しています。

丁寧にカウンセリングを行い、患者さんの希望を叶える

アピアランスケアの治療の特徴を教えてください。

がん治療による外見の変化には、髪・眉毛・まつげが抜ける、肌が荒れる、爪が脆くなる、手術の痕が残るなどがあります。

髪の悩みであれば、ウィッグを付ける、塗り薬・飲み薬・皮下注射で発毛を促進する、アートメイクで頭皮にヘアラインをつくるなどの対応ができます。肌については、レーザー治療、光治療、飲み薬、塗り薬、化粧品、点滴などを行います。身体の傷についても、豊胸と同様の手技を用いた脂肪注入を行ったり、アートメイクの技術を応用して乳輪・乳頭を皮膚につくったりすることもできます。

美容外科の技術を応用しながら、がん治療の一環として、がんの状態に配慮しながら対応しています。

診療の中で、大切にされていることはありますか？

患者さんと私自身がお互いにわかり合うために、誠心誠意、カウンセリングをすることを大切にしています。

そんなことは医師として当然のことではありますが、勤務医時代は1日50〜70人ほどの外来診療を行うために、一人一人の患者さんに時間を割くことができませんでした。その反省から、時間をかけて丁寧にカウンセリングすることに強いこだわりを持っています。

受診してくださった患者さんには、安心して診療を受けて、笑顔になっていただきたいと思っているので、患者さんの希望をしっかりと聞いて、その希望を叶えるための医療を提供していきたいですね。

がん患者さんの治療をするとなると、大きな病院との連携も不可欠ですね。

そうですね。実はこの場所で開業したのも、私が学んだがん・感染症センター都立駒込病院、日本医科大学付属病院、東京大学医学部附属病院、東京医科歯科大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、帝京大学医学部附属病院など、たくさんのがん拠点病院が近くにあるからです。

がん拠点病院の中にも、手術・抗がん剤治療だけでなく、心のケアに力を入れているところもありますが、保険診療の範囲内でのケアであることがほとんどで、患者さんのニーズを全て満たすには、まだ十分とは言えないことが多いといわざるを得ません。私たちは、そんながん拠点病院では手が届きにくいところを受け持ってしっかりとケアすることを使命として、広い意味のチーム医療としての診療を行っていきたいと考えています。

がんと共にいきるあなたに、あなたらしい美しさを

がん患者さん以外の相談も可能ですか？

はい、もちろん大丈夫です。小学生、思春期の方含め、70歳代後半の方もいらっしゃいます。いらっしゃる方のお悩みはそれぞれですが、がん治療による外見の変化以外にも脱毛、お肌のしみ・そばかすなど、しわ、手術のきずあと、肝斑、ほくろ、いぼ、にきび・肌荒れ、腋臭症、目の下のクマ、ほうれい線、マリオネットラインなど、いわゆる美容医療全般のお悩みにも幅広く対応しています。

今後、どんなクリニックにしていきたいですか？

患者さん、スタッフ、地域の方々など、当クリニックに関わる全ての人が安心して、自分らしい笑顔になれるようなクリニックにしていきたいですね。外見に悩みを抱えた方であれば、がん患者さんであっても、そうでなくても、どんな方の助けにもなれるクリニックを目指していこうと考えています。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

アピアランスビューティクリニックでは、「がんでもキレイを諦めないで」、「がんと共に生きるあなたに、あなたらしい美しさ」をキャッチフレーズに医療を行っています。どんなときでも、あなたらしく、美しくあっていただけるように、できる限りサポートさせていただきますので、外見でお悩みのことがあればお気軽にご相談ください。