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関節の変形に向き合い続けた15年 辿り着いた答えは「ノントリ・エクササイズ」 【イシャチョク】

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関節の変形に向き合い続けた15年 辿り着いた答えは「ノントリ・エクササイズ」 

最終更新日:2021年12月20日

橋間 誠 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 : 橋間診療所
〇医師  : 橋間 誠 先生
〇アクセス: 南海本線 春木駅 徒歩15分
       阪和線 久米田駅 徒歩15分
〇診療科 : 整形外科、内科、皮膚科、リハビリテーション科

橋間診療所 3つの特徴

①関節の変形を防ぐことに特化した運動療法

脊椎・関節の変形を防ぐため、ノントリ・エクササイズを中心とするフィットネスを行っています。関節・背骨の変形は、日常生活の動作が原因となって進行します。そのため、関節の動かし方に関する理論を患者さんに学習してもらい、日頃の「立つ・座る・歩く」といった動作を行う際の姿勢を正すことによって、将来の関節の変形を予防しています。

②整形外科・内科の診療と合わせて利用できる安心のフィットネススタジオ

当診療所は、1Fが診療所、2・3Fでフィットネススタジオとなっています。整形外科の診療を受けた上でフィットネスプログラムを選択できるため、効果的に健康の維持・回復を図ることができます。また、フィットネス中の体調の変化についても、適切な対処が可能ですので、安心して取り組んでいただくことができます。

③「メディカルトレーナーによるマンツーマン指導」と「オンラインレッスン」

当診療所のフィットネススタジオには、医学的な知識・資格を持ったメディカルトレーナーが多数在籍しています。メディカルトレーナーには、定期的に「利用者の検査結果・診断内容」について医師から直接説明を行っており、患者さんのお身体の状態に合わせた効果的なトレーニングができるようマンツーマンで指導を行っています。フィットネススタジオに通うことが難しい場合は、オンラインでのレッスンにも対応しています。

関節の変形に向き合い続けた15年 辿り着いた答えは「ノントリ・エクササイズ」

開業するまではどんな医療に取り組まれてきたのですか?

医師になってから15年間は、大学院での博士課程を修了した後、総合病院の整形外科医として、人工関節・脊椎の手術・骨折などの外傷を中心に診療を行ってきました。

開業した経緯について教えてください。

一生をかけてやりたい仕事は何か、そんなことを考えながら毎日診療をしていました。

私たち整形外科医は歩く生活ができなくなってきた患者様に対して手術をしますが、背ぼね・関節の変形が軽度の方に対しては薬や注射、リハビリで症状を緩和させる治療をします。
患者様によく聞かれてるのが

「どんな運動をしたら変形の悪化が予防できますか?」

という質問です。
ほとんどの整形外科医は、実際に運動の指導はした経験がありません。医学部教育の中で運動指導は専門的に学ぶ機会がなかったのです。

手術で治す整形外科医はたくさんいる。でも手術にならないようにトレーニングの指導をしてくれる整形外科医は日本にほとんどいません。
自分が患者だったら、とことん歩けなくなるまで様子を見るのではなく、変形を止めたいと思います。
運動療法を中心とした整形外科クリニックがないなら、採算度外視で自分でつくってみようと決心しました。

どんな運動療法をされているのですか?

1階は、整形外科・内科のクリニック、2階、3階はフィットネススタジオを併設しました。

生活習慣病に対し有酸素運動の運動療法ができるよう、最新のウォーキングマシンや、エアロバイク、筋力トレーニングのマシンを設置しました。
自分自身も本場のニューヨークでピラティスの指導資格を取り、ウォーキング、筋トレ方法を実習で学びました。
しかし、背ぼね・関節の変形を止めるエクササイズのヒントを与えてくれたのは、特別な指導方法ではなく、患者様でした。
患者様の変形していく背ぼね・関節には決まった不良姿勢があることに気づき、その姿勢を改善させることで変形が予防できることがわかってきたのです。

そうしてできたのが、「ノントリ・エクササイズ」です。
「ノントリ・エクササイズ」は、日常生活での足の指、お尻、おなかの正しい姿勢動作を行うことで、背ぼね・関節の変形を予防する運動療法です。

長年、背ぼね・関節の痛みに悩む患者さんの診療を行ってきましたが、他の治療方法で改善しなかった症状が「ノントリ・エクササイズ」を行うことで改善する症例が数多く確認できました。

「ノントリ・エクササイズ」と有酸素運動で、いつまでも健康で歩ける生活を

ノントリ・エクササイズについて、詳しく教えてください。

足の指は体幹の筋肉とも密接に関わっているため、足の指に力を入れると体幹の筋肉に力が入ります。動物は体幹のトレーニングはしませんが、ほとんどの動物は足の指で接地しているため、自然と体幹の筋肉に力が入って鍛えられているのです。それが速く走ったり高く飛んだりすることにつながっているのです。人間にも同じ機能がありますが、日本人の8割が「浮き指」という足の指が地面から浮いている状態になっているため、この機能が十分に使えていません。

このような状態で生活を続けていると、徐々に関節に痛みが出てきたり、関節が変形したりして、最終的には「立つ・座る・歩く」などの日常生活を送るために必要な動作ができなくなります。足の指をしっかりと接地して、体幹の筋肉を鍛えることで関節への負担を和らげ、健康な生活を続けられるようにするのが「ノントリ・エクササイズ」です。

どのような形でエクササイズをするのですか?

医学的な知識を持つ、理学療法士・健康運動指導士などの資格を取得したメディカルトレーナーによる1対1のパーソナルトレーニングや、オンラインレッスンなどを行っています。指導を通じて、ご自身で運動療法ができるようになっていただくことによって、フィットネススタジオの中だけでなく、ご自宅でも運動療法を続けていただき、より効果的に健康を維持していくことを目指しています。

どんな方に「ノントリ・エクササイズ」の指導をしていますか?

一番多いのは60~70代の方ですね。この年代になると、関節に痛みを感じて、健康維持のためにノントリ・エクササイズを始める方が増えてきます。
ただ、本当に重要なのは「姿勢の中枢ができあがる10歳までに、足の指を使った正しい姿勢を学ぶこと」です。10歳までに正しい姿勢を身につけると、その姿勢は一生無意識に維持できます。その子供たちは高齢になっても、背ぼね・関節の変形を起こしにくいカラダを手に入れることができるのです。

子供たちが楽しく取り組める「ノントリ足ゆび体操」の動画をYouTubeにアップしたり、教育委員会の方といっしょにわかりやすいオンラインセミナーを配信したりすることで、幼児から高齢者まで、手術なしで一生歩けるカラダをつくる取り組みを行っています。

生きた知識は現場で学ぶ これからやるべきことは恩返し

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健康を維持するためには、ノントリ・エクササイズは必要なことなんですね。

そうなんです。健康のためにウォーキングをされる方が多いのですが、実はウォーキングで健康を維持するのは難しいと思っています。ウォーキングでは、心拍数が上がらず、血管の老化を防ぐことができないので動脈硬化の予防効果は小さいですし、体幹に力が入っていない状態で運動するので、軟骨や背骨の変形も進んでしまいます。動脈硬化を予防したいのであれば適度に心拍数が上がる有酸素運動。関節の変形を予防したいのであれば日常生活の中で正しい動作ができるようにノントリ・エクササイズに取り組む、といった対応が有効です。

これからどんな医療を行っていきたいですか?

今までは通院している患者さんを中心に医療を提供してきました。しかし我々は今身体に痛みがある方、将来手術なしで歩ける身体にしたいという方全員に対して自分たちが持っているノウハウを提供していきたいと考えています。

このコロナ禍でオンラインに力を入れることが出来ました。これを利用して遠隔の地域の方にも私たちのノウハウを広める啓蒙活動に力を入れていきたいですね。また子供の内から正しい動作を身に付けて、長く健康でいてもらうための教育や、介護が必要な高齢者が少しでも自分が思うように動けるようなサポートなど、行政とも協力しながら1人でも多くの方の助けになっていきたいと思います。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします

これまで論文などを読んでたくさん勉強をしてきましたが、それ以上に現場で働いているトレーナーから生きた知識をたくさん教えてもらいました。その知識を生かすための力は、患者さんの身体から教えてもらいました。たくさんの患者さんの診療を続ける中で、どの関節が年齢と共にどのように変形していくか、それがなぜ起こっていて、どうすれば進行を抑えることができるかなど、患者さんを通じてわかったことが非常に大きいんです。これからは、その恩返しをしていかなくてはいけないと考えています。

将来手術なしで歩ける生活を目指していくために、健康を維持して自分らしく生きていくサポートをスタッフ一同全力でお手伝いをさせていただきます。体のことでお困りのことがあれば気軽に相談に来て下さい。

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    • 内科 整形外科
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    2006年、注射や薬だけでなく、運動療法を中心に治療をするクリニックを開設しました。 1階は整形外科、内科のクリニック。2階、3階にフィットネススタジオを併設し、理学療法士やパーソナルトレーナーたち...

     
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