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- 大澤 亮太 先生のインタビュー取材記事
最終更新日:2022年3月9日
大澤 亮太 先生の独自インタビュー取材記事
〇病院名 : 東京横浜TMSクリニック
〇医師 : 大澤 亮太 先生
〇アクセス: JR・東急電鉄 武蔵小杉駅から徒歩4分
〇診療科 : 精神科、心療内科(TMS治療専門)
※TMS治療以外の診療については、同グループの武蔵小杉こころみクリニック・元住吉こころみクリニックにて対応
〇経歴 : 開成高校卒業後、一橋大学経済学部を経て、山梨大学医学部に入学した。大学卒業後は国際医療福祉大学附属病院にて研修を行い、内科や救急などを中心にローテーション。その中で産業医を志すようになる。 メンタルヘルスを臨床現場で学ぶため精神科医として研鑽。紫雲会横浜病院やメンタルクリニックで勤務しながら、(株)エリクシアにて、中央省庁をはじめ多数の民間企業で嘱託産業医を務めた。平成29年4月に元住吉こころみクリニックを開設。令和2年2月より医療法人社団こころみ理事長に就任。産業医としては、(株)こころみらいの代表産業医を務めている。
【東京横浜TMSクリニック 3つの特徴】


1. 確かな技術を用いて行うTMS治療
TMS治療の第一人者に技術・学術顧問をしていただき、指導を受けたスタッフが治療を行っています。TMS治療では日本有数の症例数に対応した実績があり、院内に蓄積した膨大なデータを活用して効果的な治療を行っています。
2. 曜日に関わらず毎日営業
平日は19:30まで、土日も休まず営業しています。TMS治療は数十回行う必要があるため、平日の日中に時間を取ることが難しい患者さんにも通院しやすい環境を整えています。
3. TMS治療に関する積極的な情報発信
東京横浜TMSクリニックだけでなく、全国でTMS治療を検討している患者さんにTMS治療について理解を深めていただき、適切に活用していただくことを目的に、TMSに関する情報発信に力を入れています。治療方法のメカニズム、治療の効果、副作用と安全性など、メリットだけでなくデメリットも含めて、客観的な視点から正しい情報を発信しています。
精神疾患治療の新たな選択肢 TMS治療を広めていきたい
クリニックを開業した経緯について教えてください。
新たな治療選択肢であるrTMS療法ですが、安心して受けていただける医療機関が少ないと感じていました。東京横浜TMSクリニックは、欧米水準のTMS治療を実践し、それを客観的なデータとして発信し、認知を広げていくために開院しました。
私が立ち上げた医療法人社団こころみの中に、心療内科のクリニックがいくつかあり、そこでは「うつ病」をはじめとした様々な精神疾患の診療を行っています。来院する患者さんの中には、従来の薬物療法・心理療法によって症状を改善される方もおられますが、長年、治療を続けているにも関わらず、なかなか症状が改善しない方も少なくありません。そんな患者さんに新たな選択肢を提供することによって、悩み続けた症状から解放してあげたい。そんな思いを込めてTMS治療を導入しました。
TMS治療とは、どのような治療方法なのですか?
TMS治療は反復経頭蓋磁気刺激療法(repetitive Transcranial Magnetic Stimulation: rTMS療法)と呼ばれる心の病気の新たな治療方法です。TMS治療では、磁気を用いて脳をピンポイントに電気的な刺激を加えることによって、脳の機能に変化を起こすことができます。
TMS治療により、長年「薬物療法」や「心理療法」によって症状が改善しなかった「うつ病・強迫性障害」などの精神疾患を改善したという症例を数多く経験しており、世界的には2008年頃から標準治療の1つとして広がってています。
また依存症全般に関しても効果があると言われていて、ニコチン・コカインなどの依存症の治療にも欧米では適応となっています。最近は、エビデンスはないものの、新型コロナ後遺症にも効果が期待されています。
日本でも、2019年に保険適用されるようになりましたが、制約が大きいこともあって、まだまだ治療方法として広がっていないのが現状です。これから期待される治療方法の1つであると考えていますので、正しい情報を発信しながらTMS治療を広めていきたいと考えています。
より多くの患者さんに届けるために、驚きの低価格を実現
メリット・デメリットとしては、どんな点が挙げられますか?
メリットとしては、薬物療法・心理療法にはない治療効果が期待できること、副作用が少ないこと、短期間で治療ができることの3点が挙げられます。
精神疾患の治療としては、薬物療法・心理療法が有名ですが、薬物療法は副作用が大きい、心理療法は治療に長い期間が必要になるという課題があります。
TMS治療は、新たな治療効果が期待できるだけでなく、副作用・治療期間の面でもメリットがあるのです。
デメリットとしては、頭皮痛・痙攣発作を生じるリスクがあります。ただし、頭皮痛はわずかに痛みを感じる程度のことがほとんどで、痙攣発作が起きるのも薬物などで脳にダメージが大きい場合に限られるため、適切に使用すれば、健康上の問題が起きることはまずありません。
TMS治療の費用はどのくらいかかりますか?
TMS治療は保険の適用範囲が制限されており、自費診療になる場合が多いため、薬物療法・心理療法よりも費用は高くなります。一般的なクリニックでは、1回20000円程度かかる場合もありますが、東京横浜TMSクリニックでは、1回4950円まで(条件によっては3300円)価格を抑えています。
ここまで費用を抑えることにこだわったのは、TMS治療の効果が出るまでに10〜20回行う必要があるため、1回の費用を抑えなければ効果が出るまで治療を受けていただくことが難しくなると考えたからです。
価格を抑えることでたくさんの患者さんにTMS治療を活用していただき、機器を効率的に使用することによって、更に価格を抑えていく。そんな好循環を生み出して、よりたくさんの患者さんにTMS治療を活用していただきたいと思っています。
これまで治療してきた実績について教えてください。
うつ病の場合は、最低でも週に3〜4回はTMS治療を受けていただきます。10回程度受けると不安・焦燥感が落ち着く、睡眠が改善するなどの効果が認められることが多いです。
効果が実感できなくても、10〜20回受けていく中で効果が認められることが多いので、できれば20回までは続けていただきたい治療です。効果が認められた方は、30回まで行うことで効果が持続して、再発予防につながります。治療実績としては、寛解(元気のころと同じレベルに改善)する方が51%と、多くの患者さんで高い効果がありました。
TMS治療の可能性を引き出し、より多くの患者さんに役立てていく
TMS治療を受ける患者さんには、どんな方が多いですか?
仕事が忙しい働く世代の方や受験生が多いですね。どちらもストレスによって精神的に追い込まれがちですが、薬物療法を行うと副作用で眠気、集中力の低下が起きるため、仕事や勉強に支障が出てしまいます。治療に割ける期間が少ないこともあるので、副作用がほとんどなくて短期間で完了できるTMS治療を選択される方が多いですね。
今後、どんなクリニックにしていきたいですか?
東京横浜TMSクリニックが所属している医療法人社団こころみグループを受診した患者さんはもちろん、他の医療機関を受診している患者さんにも、治療選択肢のひとつとして当院を活用いただけたらと思っています。
TMS治療はまだまだ未知なる可能性を秘めた治療方法なので、臨床の中でデータを蓄積していけば、更に有効な治療方法として成長していく可能性があります。学びたい意欲の高い医師やスタッフが集まってきており、精神疾患に悩む患者さんを救う有効な選択肢として世の中に広めていきたいですね。
最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
TMS治療には、副作用が少ない、治療期間が短い、再発率が低いといったメリットがあります。薬物療法・心理療法で思うような効果が得られなかった方、短期間で副作用を起こすことなく治療したい方、再発を防止したい方にとって有効な治療方法ですので、選択肢として検討していただければ幸いです。
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