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最終更新日:2021年12月14日

じこうせんそく耳垢栓塞

耳垢栓塞

まとめ

耳垢栓塞は大量の耳垢により外耳道が塞がった状態で、耳詰まりや聴き取りづらく感じます。自分で耳掃除ができない乳幼児におこることが多いですが、耳掃除で耳垢を奥に押しやったり、耳に水が入り耳垢がふやけて膨らむことでも閉塞します。粘性の耳垢の人は乾性の耳垢の人より詰まりやすいです。鼓膜に耳垢が触れていると耳鳴りを感じます。耳垢を取り除くことで症状は解消されます。

この病気の原因

乳幼児におこることが多いです。外耳道が狭いため耳垢が溜まりやいこと、低年齢のため自分で耳掃除ができないのに加え、外耳道の狭さから保護者も掃除しにくいためです。耳掃除の際に耳垢を奥に押し込んで硬くなることでもおこります。補聴器や耳栓を長時間使用している人も耳垢が奥に押し込まれやすいため詰まりやすくなります。風呂、プールなどの際に耳に水が入り、耳垢がふやけて膨張する際にもおこります。粘性の耳垢の人は乾性の耳垢の人よりも垢が溜まりやすく詰まりやすい傾向にあります。

主な症状

耳詰まりや音が聴き取りづらくなり、鼓膜に耳垢が触れていると耳鳴りがおこります。放置すると外耳道炎をおこすこともあります。

検査/診断の方法

耳鏡や顕微鏡にて外耳道を観察し、耳垢が溜まっているかを確認します。耳垢により鼓膜が隠れている状態だと耳垢塞栓と診断されます。

主な治療方法

耳鏡や顕微鏡で外耳道をチェックしながら耳垢鉗子や吸引除去により耳垢を取り除きます。耳垢が硬化して取り除きにくい場合は耳垢水を点耳して、耳垢を柔らかくしてから取り除きます。通常は1回で全ての耳垢を取り除けますが、取り除きにくい場合は2回ほど通院して取り除くこともあります。

治療後に注意すべき点/予防対策

幼児の耳掃除は鼓膜を傷つけたり、耳垢を奥に押し込んでしまうことがあるため、掃除をしない、あるいは行っても月に1回程度にします。綿棒は耳の入口のみに入れ、耳の奥には入れないようにします。特に子どもの耳垢が詰まっていて気になるときは自分で対処しようとするとかえって取れないこともあるので、耳鼻科で取り除いてもらうとよいでしょう。耳垢は自然に落ちるため頻回の耳掃除は避けます。耳かきで外耳道を傷つけると炎症をおこすので注意します。粘性の耳垢の人、高齢者で耳垢が自然に落ちなくなった人、補聴器などを耳に入れている人は詰まりやすいことがあるので注意して、詰まったら耳鼻科で処置を受けるとよいでしょう。