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最終更新日:2021年12月14日

そうおんせいなんちょう騒音性難聴

騒音性難聴

まとめ

騒音性難聴は建設現場、工事現場、工場などの騒音の大きい場所で仕事を行う人やライブイベントへの参加後におこりやすい疾患です。日頃からヘッドホンで大音量の音楽を聴くことが多い人にもおこることがあります。

この病気の原因

大きな音に常に曝されることで、内耳の蝸牛にある音を感じる有毛細胞の聴毛が障害され、機能低下により、音の信号を脳に伝えることができず、音が聴こえづらくなります。聴毛は一度障害されると回復しないため、損傷が大きくないうちに症状に気づき、対処することが重要です。

主な症状

初期症状は両方の耳に耳鳴りがおこります。日頃の大きな音に曝されて慣れていると症状に気づかず、進行すると相手の声や高い音が次第に聴き取りづらくなってきます。周囲が本人に声掛けしても反応しない場合に症状に気づかれ、受診するケースが多くみられます。

検査/診断の方法

難聴の程度を調べるため聴力検査を行い、4000hzを中心とした難聴が認められる場合に診断されます。また、騒音の多い環境での作業の有無や聴こえづらい状況について問診にて確認します。

主な治療方法

有効な治療はなく、悪化させないための予防策が中心となります。徐々に進行した場合は薬物治療や手術などで聴毛を回復させることができないため、日頃から騒音の多い環境で働く人は耳栓をする、睡眠不足や疲労を避けるなどの対策を行います。循環改善薬やビタミン薬などを投与することもあります。急性の音響外傷の場合はステロイド剤を内服します。

治療後に注意すべき点/予防対策

予防策は耳栓をすることです。建設現場、工事現場などで働く人は定期的に聴力検査を受け、聴覚の変化があるかどうか意識します。疲労や睡眠不足により悪化するため、規則正しい生活習慣を続けることも大切です。