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磯村 礼子ドクターの独自インタビュー取材記事

最終更新日:2022年4月14日

磯村 礼子ドクターの独自インタビュー取材記事

〇病院名 : 磯村歯科医院
〇医師  : 磯村 礼子 先生
〇アクセス: 愛知県一宮市千秋町佐野字郷西1-1
       JR名古屋駅から、快速電車10分でJR尾張一宮駅に移動し、タクシーで10分
〇診療科 : 歯科、デイケアはチームリーダーして参画
〇経歴  : 1986年 東北歯科大学卒業
1986年 滋賀医科大学 口腔外科 勤務
1987年 磯村歯科医院 勤務
1992年 先代より院長職を引き継ぐ

「ザ・ドクター」は、フリーアナウンサーの松本志のぶさんが、医療の最前線で活躍するドクターをご紹介する番組です。

今回は、「磯村歯科医院 磯村礼子ドクター」にスペシャルインタビューを行いました。

松本アナ

松本志のぶアナウンサー(以下:松本アナ)

こんにちは。ドクターインタビューの時間です。今回のゲストは、磯村歯科医院院長、磯村礼子ドクターです。本日はよろしくお願いいたします。

磯村礼子ドクター(以下:磯村ドクター)

よろしくお願いいたします。

松本アナ

松本アナ

まずは簡単ではございますが、ドクターのご略歴をご紹介させて頂きます。1986年東北歯科大学卒業、1986年滋賀医科大学口腔外科勤務、1987年磯村歯科医院勤務、1992年先代より院長職を引き継ぎ現在に至ります。では改めまして磯村ドクター、今日はよろしくお願いいたします。

磯村ドクター

よろしくお願いいたします。

松本アナ

松本アナ

早速なんですけれども磯村ドクターは、ちょっと驚いたんですが、赤ちゃんが産まれる前から元気な赤ちゃんが産まれるのかどうか分かるということなんですが、これがどういうことなんでしょうか?

磯村ドクター

これはですね、やっぱり健康な子供というのは健康なお母さんに宿るということで、私たちが食生活を色々皆さんに聞いたりする中で、ああ、この子の赤ちゃんは、とか思うことはあります。

松本アナ

松本アナ

お母さんと赤ちゃんというのは本当に強く強く結びついているんですね。

磯村ドクター

はい。だから産まれる前の、赤ちゃんが欲しいなと思ったマイナス2歳からっていうのを当院では掲げています。

メタボリックドミノとは?

磯村ドクター

メタボリックドミノというのは、例えば健常、元気に生活していたんですけれども、ちょっと体重が増えていてメタボだよって言われて食事の指導とかが入ったりして、そしてそれでコントロールができなくて投薬治療が始まって、お薬でコントロールされているんだけれども、気が付いたら救急車で運ばれて入院してて、退院の時は車いすになっていて介護が必要になって、だんだん悪くなって死んでいくっていうのを、ドミノを倒すようにバーッと体が悪くなっていくさまを表したものがメタボリックドミノというものが私たちの業界ではあるんですけれども。

磯村ドクター

私たち歯科っていうのは砂糖を食べて虫歯になるという生活習慣病が最上流にあるということを認識しています。砂糖というのは虫歯の為にも良くないですし、脳の為にもあまり良くないので、前衛的な話になってしまいますけれどもヘルスコーチ的なドクターたちは砂糖は良くないということは仰います。

口の中を見て分かることは?

磯村ドクター

私たちは訪問診療をしたりとかもあり、介護が必要な方のお口の中をメンテナンスしたり口腔ケアをしたりする機会が多々あるんですけれども、お口の中の状態が本当に本当に悪くなってくるんですね。この方の食事はどういう食事を食べていらっしゃるんだろうかとか、お口の乾燥具合からこの方はこういうことに困っていらっしゃるんじゃないだろうかとか。本当に色んなことがお口の中から分かってきます。

松本アナ

松本アナ

ということは歯科医の皆さんが患者さんの口の中を見ることによって、本当に様々なものが見えてしまうということなんでしょうか?

磯村ドクター

大体お口の中を見ると余命が分かるかなっていうのがあります。

松本アナ

松本アナ

余命が分かってしまうんですか!?

磯村ドクター

そんな霊能者ではないですし占い師でもないし医師でもないので、きっちり後何週間とかそういう訳ではないんですけれども、ああ、こういう状態になってきたね、もうそろそろかな、とか、本当に今日かな、明日かもしれないねとかっていうのはお口の中で分かることはあります。

松本アナ

松本アナ

それは恐らく見えてくるだけで、ただ置いておく訳ではないですよね。どんな対策をされているんでしょうか?

磯村ドクター

対策としては、そうならないことが一番の対策だと思っているので、元気であれば元気であるうちに、まだお医者さんたちの投薬治療で済んでいるならばそのうちに、しっかりまずは歯周病であるとかをきっちりメンテナンスしてお口の中をきれいにしておくっていうことがとても大切なことだと私は思っています。

トータルヘルスプログラムとは?

磯村ドクター

当院ではトータルヘルスプログラムという歯周病の治療を皆さんにお勧めしています。

松本アナ

松本アナ

どういったものなんでしょうか?

磯村ドクター

お口っていうのは実はお顔の皮膚から口の粘膜を通って、ずっと腸まで繋がっているんですね。トータルっていうのは結局腸の状態がお口にも。よく腸が悪いからちょっと肌が荒れちゃったとか仰る女性の方たちがいらっしゃると思うんですけれども。

松本アナ

松本アナ

ありますね。何かぷつっとできたりとか。

磯村ドクター

そうです。それは腸の状態が良くないということは、お口の状態も良くない。お口の状態を良くするということは、腸の状態も良くしておかないと良くないという考えの元に作られたものです。

松本アナ

松本アナ

そうか。繋がっているから一つのことと捉えた方が良い訳なんですね。

磯村ドクター

そうです。お口の中で例えば色んな細菌がいるのが、歯周病菌とかが認知症の方の脳から出てきたとか、歯周病が色んな心臓病に関わるとか、色んな話が医学的にも出てきていますから、私は腸とお口っていうのを典型つけて考えているトータルヘルスプログラムはとても良いものだなと考えています。

松本アナ

松本アナ

具体的にどのようなことをしていけばよろしいでしょうか?

磯村ドクター

まず、トータルヘルスプログラムの認定を受けた歯科衛生士による手技がとても大きなパーツを占めています。要は汚れを物理的に外に放り出すということを積極的に行っていきます。その上で科学的にお口の中をきれいにしていって、そして生物学的に今の腸活と言われるようなことをしていきます。

新たな形のデイケアとは?

磯村ドクター

体だけが動くようになっても、生活習慣は戻ってこないと私は思っています。体が動くようにリハビリの先生たちが頑張る。そして栄養科の管理栄養士の先生たちがその細胞をちゃんと維持できるように栄養面をサポートする。

磯村ドクター

そしてそれがちゃんと食べられるように歯科衛生士たちがそれをちゃんとフォローする。それを介護士さんたちが過去のその方の人生を見守りながら尊厳を守り、看護師の方たちが何かあった時の早期発見に滞在し、色んな事を色んな専門職種たちが集まったミーティングを医師が統括するっていう形のデイケアを今頑張って作っています。

生活で気を付けることは?

磯村ドクター

まず私は化学物質を控えるように心がけています。

松本アナ

松本アナ

それは食べ物の面ですか?

磯村ドクター

はい、食べ物の面です。

松本アナ

松本アナ

なるべくオーガニックのものとか色々と意識をして。

磯村ドクター

口から入れるっていうか、食べることもそうなんですけど、意外に人間の体って粘膜からだとか皮膚からの吸収って割とあるので、歯磨き粉も気を付けています。

松本アナ

松本アナ

私はまず食べ物のことしか考えが及ばなかったんですけれども、これは生活の1から10まで全てを見直した方が良いのかなって今ドキッと思ってしまいました。

磯村ドクター

でもまあ、100までしてしまうと本当に何もできなくなってしまうので、まあまあ気を付けましょう。6割ぐらいできれば上等じゃないかなと私は思っています。

ドクターの目指すクリニックは?

磯村ドクター

歯科医院の医療の質としては、自分で何でもやってしまうのではなくて、やっぱりその道のエキスパート。例えばインプラントのエキスパート、矯正のエキスパート、ホワイトニングのエキスパート、歯周病のエキスパートみたいな感じで、ドクターたち、歯科医師たちのチーム、そして歯科衛生士さんのチーム、そして歯科技工士さんのチームっていうのが縦列がつくのではなくて平面で皆が意見を言える、そういうチーム医療というのを確立していきたいなと思っています。

そうすることによって、できるだけ介護を使わないように心と体をフォローアップしていける歯科医院。元気を気持ちだけで与えるんじゃなくてリアルに元気になる歯科医院になっていきたいなと思っています。

松本アナ

松本アナ

これから現実のものに是非して頂きたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

磯村ドクター

はい、どうもありがとうございました。

松本アナ

松本アナ

今回は口の中から体、人生をケアする磯村礼子ドクターにお話を伺いました。ドクター、どうもありがとうございました。

磯村ドクター

ありがとうございました。


インタビュアー

松本志のぶ

静岡県浜松市出身。上智大学外国語学部卒業後、日本テレビに入社。「24時間テレビ」総合司会、「行列のできる法律相談所」レギュラーMCなどを務め、報道・情報・ニュース・バラエティ各種番組で活躍。2009年よりフリーアナウンサーとして、TBS「教科書にのせたい!」レギュラーMCなども務め、また、テレビだけでなく、報知新聞「報知映画賞」選考委員や、クラシックコンサートの司会、子どものための読み聞かせコンサートでの朗読など、活動の場を広げている。