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地域密着の楽しい眼科診療 さとう眼科 佐藤 昌昭 先生にインタビュー【イシャチョク】

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地域密着の楽しい眼科診療 さとう眼科 佐藤 昌昭 先生にインタビュー

最終更新日:2021年7月30日

佐藤 昌昭 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 :医療法人仁愛会 さとう眼科
〇医師  :佐藤 昌昭 先生
〇アクセス:JR「新宮駅」より徒歩10分
バス停「新宮高校前」より徒歩10分
〇診療科 :眼科
〇経歴  :京都府立医科大学卒業、京都府立医科大学勤務、京都第二赤十字病院 勤務、藤枝市立総合病院勤務を経て、2002年さとう眼科を開院、現在は「さとう眼科・さとう眼科本宮分院・南たなべ眼科医院」の理事長。

さとう眼科 3つの特徴

①18000件を超える信頼と実績の手術

開院して20年目になりますが、白内障の手術だけで11000件以上の実績があり、乱視用のトーリックレンズはもちろん、多焦点眼内レンズでの白内障手術も多数施行しています。県内初のクロスリンキング(円錐角膜の治療)も導入し、手術総数は18000件を超える実績となっています。また、近視に対するオルソケラトロジー等の治療も行っており、かなり幅広い治療が受けられるクリニックとなっています。

②地域密着のサポート体制が充実

目に異常があると、患者さんは強い不安を感じます。そんな不安をいち早く解消できるよう、24時間365日、電話対応を行っています。また、交通の便が悪いこと、移動が困難な患者さんが多い事から、往診や送迎にも力を入れています。さらに、学校健診49校(園)は日本一であり、幼児から高齢者まで地域密着で診療しています。

③楽しんで診療を受けられる

楽しんで診療を受けてもらえるよう、楽しい話題をたくさん仕込んでいます。また「眼鏡はアクセサリーでもある」と考えており、色々な色や形の眼鏡で診療することで患者さんに楽しんでもらっています。

とにかく地域に貢献したい!!

なぜ医師になられたのですか?

親が医者というわけではないのですが、なぜか物心が付いたときから、「医者になりたい」と思っていました。人が好きだから、人のためになる仕事がしたかったんだと思います。

専門科を決めた理由は何ですか?

時間とシステムに制約のある勤務医では、本当の地域密着の医療は難しいです。学生のころから地域密着の医療にあこがれていて、何としてでも早く目標に近づきたかった為、比較的早く開業できる眼科を選択しました。眼科専門医取得には最低5年間の勤務経験が必要であり、最短コースで開業するには人一倍努力しましたが、新宮に根差して20年、理想に近づけていると感じています。

どんな患者さんが来院されていますか?

当院にはありとあらゆる眼科疾患の患者さんがいらっしゃいます。人口約28000人の新宮市において、カルテ数は77000件(※2021年7月時点)を超えました。当院で対応困難な眼瞼疾患や網膜疾患も、田辺市の分院で日帰り手術が可能となり、多くの疾患に対応できるようになっていますので、目に不安を抱える患者さんは気軽に来院して欲しいですね。

200件/月を超える往診に対応!地域のためなら、時間も労力も惜しまない!

診療する際は、何を大切にされていますか?

まずは患者さんをしっかり理解することを大切にしています。病気を診ることよりも、その人を見ることで、どういう治療方法がよいか見えてきます。そのために重要なのは「会話」です。そして会話を弾ませるポイントは「知識」です。地域の情報から世界情勢まで新聞やネットに目を通すこと、更には専門的な事柄に精通することです。どんな話題が来ても患者さんに合わせられるよう、多くの資格(後述)を取得しています。会話で患者さんの懐に入ったときはお互いの壁が取れた感じで快感ですよ。

往診・検診にも力を入れておられるのですね。

交通の便が悪いこと、移動が困難な患者さんが多いことから、往診に力を入れています。現在3県14市町村(大阪府の面積に匹敵)の往診を一人で行っています。多いときは200件/月の往診があり、送迎システムも導入したことでさらに多くの患者さんに対応できるようになっています。

また、4市町村で49校(園)の学校健診をしており、楽しい眼鏡で健診することで子供たちの心を掴んでいます。

24時間365日、電話対応されているのですか?

目に異常があると、患者さんは強い不安を感じます。そんな不安をいち早く解消できるよう、24時間365日、電話対応を行っています。多いときでは、50件/日を超えることもあります。全国的に見てもこのような試みをしている開業医はほぼいないと思います。大変なことも多いですが、患者さんのためにがんばっています。

楽しい眼科診療を広げていきたい!

どうやって楽しい診療をされているのですか?

ビール検定、チョコレート検定、パンシェルジュ、ワインなど、話題性のある資格を40以上取っており、患者さんと楽しく会話をするためのきっかけにしています。また、眼鏡を140本以上持っており、毎日、違う眼鏡をかけて患者さんを楽しませることで、初めて眼鏡をかける子供に対して眼鏡の抵抗感をなくすよう心掛けています。

これから、どんなクリニックにしていきたいですか?

コンビニのように、敷居の低い医院にしていきたいですね。眼に異常を感じても、遠慮して連絡してこない方がたくさんいると感じています。そういった方にも、気軽に相談してもらうことで、地域の方にもっと健康に暮らしていただけるよう、お手伝いをしていきたいです。

最後に今後の展望と、読者に向けてメッセージをお願いします。

これからも、地域密着で医療を提供していきます。小さなお子さんからご高齢の方まで、楽しんで診療を受けていただけるよう、がんばりますので、目に異常を感じた際は、何でも遠慮なくご相談ください。