安心して自宅で過ごすためのサポートもしています　 よしかわ健やかクリニック　吉川 信彦　先生にインタビュー

よしかわ健やかクリニック ３つの特徴

①暮らしの身近なかかりつけ医として

「患者さんの立場に立って、心の通った医療を提供すること」を使命とし、患者さん一人一人のライフスタイルに合わせた適切な治療を行っております。

②２４時間対応の在宅訪問診療

「認知症や寝たきりで通院が難しい」、「末期がんで余生を自宅で送りたい」という患者さんに、安心して自宅で過ごしていただけるよう、様々な医療、介護スタッフと連携し、24時間体制で在宅訪問診療を行っています。

③幅広い年齢層への診療を目指して

「多忙な若い世代には、オンライン診療」、「高齢者には、在宅訪問診療とオンライン診療の組み合わせ」を提案し、IT世代の若者から高齢者まで、地域の皆さまに頼られるクリニックを目指しています。

暮らしの身近なかかりつけ医として

医師になった理由は？

実家が特別養護老人ホームを経営しており、幼い頃からお年寄りと接する機会が多くありました。

介護が身近にある環境で育ったことから、「将来は、医療従事者として、要介護者と関わっていきたい」、「自分の信念を貫けるものは医療だ」と思い医師を目指しました。

クリニック継承された経緯は？

元々は、大きな病院の放射線科で、癌患者さんの放射線治療をしていました。

その後、内科の知識の自己研鑽を続け救急病院で当直の経験なども積んできました。

将来は、大病院ではなく診療所やクリニックなどで「より実生活に近い視点での医療を経験したい」と思い始めたところ、クリニックにご縁をいただき、2019年に継承しました｡

重点を置いていることはありますか？

「暮らしの身近なかかりつけ医」として、プライマリーケア（※身近にあって、何でも相談に乗ってくれる総合的な医療）を重視しています。

「医学的知識・一般的な治療法のみを押しつけないこと」、「患者さんのラフスタイル・価値観に合わせた治療を行うこと」を心がけ、一緒にゆっくり話合いながら治療をしています。

２４時間対応の在宅訪問診療

こちらのクリニックの特長は？

クリニックは、“在宅療養支援診療所”で訪問診療を契約された場合、普段は定期訪問、緊急時は24時間対応で在宅訪問診療を行っております。

「認知症や寝たきりで、通院が難しい」「末期がんで、余生を自宅で送りたい」などの声にお応えし安心して自宅で過ごすためのサポートも行っております。

在宅訪問診療では、どのような治療・対応をされているのですか？

がん治療の経験を活かして、がん患者さんへ治療方法のアドバイスや末期がんの患者さんのターミナルケアも行っております。

最近では、コロナ渦ですぐに入院できなかった方に対して、在宅訪問診療も開始しました。幅広い診療で、緊急時にも柔軟に対応しております。

放射線科での経験が活かされているのですね。

放射線科での画像診断・がん治療では「全身を診ること」「全身・全ての臓器に対しての診療すること」を心がけて知識を深め、経験を積み上げてきました。

その経験を生かしてクリニックでは、ちょっとしたケガから大きな病気まで幅広い診療を行っています。

高度で専門的な診断、治療を要する場合は迅速に適切な提携医療機関を紹介いたします。

幅広い年齢層への診療を目指して

オンライン診療の今後について、どうお考えですか？

ITに慣れている世代の方々がご高齢になられたタイミングで、オンライン診療により多くのニーズがあると考えています。

まだ試行錯誤の段階ですが、幅広い年齢層の方に利用していただけるよう、よりよい診療の在り方を模索中です。

どんな方にオンライン診療に来ていただきたいですか。

働き盛りの世代の方は、仕事が理由で来院できないことが多々あるので、オンライン診療を上手く利用していただきたいですね。

またクリニックは、ご高齢の患者さまが多いので「在宅訪問診療とオンライン診療の組み合わせ」の提案もしていきたいです。

最後に今後の展望と、読者に向けてメッセージをお願いします。

クリニックのスタッフの「笑顔と丁寧な言葉遣い」は、患者さまにも高い評価をいただいております。

今後も、「患者さんの満足度の高い地域医療」を目指して、地域の皆さまに頼りにされるクリニックになるために努めてまいります。何でもお気軽にご相談下さい。