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傷跡はわずか10mm程度!入院期間は2~3日、最先端の脊椎手術 FESSのスペシャリスト

最終更新日:2022年1月7日

古閑 比佐志 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 : 岩井FESSクリニック
〇医師  : 古閑 比佐志 先生
〇アクセス: JR総武線小岩駅から徒歩5分
羽田空港から1時間5分
成田空港から1時間25分
〇診療科 : 整形外科

《 経歴 》
1988年03月 琉球大学医学部卒業
1988年04月 琉球大学医学部附属病院にて医学実地研修開始
1994年07月 脳神経外科専門医(第3848号)取得
1998年09月 医学博士(熊本大学)取得
1998年12月 ドイツ政府フンボルト奨学金にて留学
Heinrich-Pette-Institut fur Experimentelle Virologie und Immunologie an der Dept. of Tumorvirology (Prof. Dr. Deppert)
2000年01月 ヘリックス研究所第3研究部門主任研究員
2006年10月 かずさDNA研究所・ゲノム医学研究室・室長
2009年03月 岩井整形外科内科病院 脊椎内視鏡医長
2012年08月 岩井整形外科内科病院 副院長
2017年07月 日本脊髄外科学会認定脊髄内視鏡下手術・技術認定医(SE-001-16)取得
2019年04月 岩井FESSクリニック 院長

岩井FESSクリニック 3つの特徴

①脊椎低侵襲手術に特化したクリニック

当クリニックでは、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの背骨の病気を専門に診療しています。当クリニックでは外来診療のみを行っており、手術が必要と判断される場合は、隣接する岩井整形外科内科病院にて古閑または竹林医師自ら手術を行います。手術に不安を感じる患者さんのために、手術の詳細な内容に関する説明資料を用意しており、患者さん自身が納得した上で安心して手術を受けていただけるよう誠意を以て対応しています。

②内視鏡を用いた低侵襲な手術を実現!

従来の切開手術は50~70mm以上の傷口でしたが、FESS(完全内視鏡下脊椎手術)では直径7mmの細い内視鏡を使うため、皮膚の切開・筋肉の剥離・骨の切除が非常に小さくすることができます。FESSの場合、皮膚の切開がわずか10mm程度で済むため入院期間が2〜3日程度と短く、早期の社会復帰が可能です。

③次の世代の医師の育む、教育ができる医院

当クリニックは、FESSを専門に診療を行っているため、他の医療機関にはない質の高い手術ができる技術を持っています。その技術を次の世代に残し、より多くの患者さんの治療に役立てていくため、医師の教育にも積極的に取り組んでいます。

難しい課題だからこそ、全力で取り組む

開業するまでは、どのような医療に取り組まれてきたのですか?

大学卒業前に進路を考えていたとき、「21世紀になっても治せない病気のTOPは脳腫瘍である」と本に書かれているのを見たんです。そして、「だったら、自分の手で脳腫瘍を治せるようにしたい」と思い、脳外科医を目指すことを決めました。

脳外科医になってからは、悪性の脳腫瘍の患者さんの手術をすることが多かったのですが、ほとんどの患者さんが亡くなることに無力感を覚えました。そして、「脳腫瘍を治すには、まず脳腫瘍について詳しく知ることが必要だ」と考え、10年間、脳腫瘍の研究に取り組みました。

なぜFESSに特化したクリニックとして開設されたのですか?

iPS細胞によって、様々な病気が治療できるようになっていったときに、「今の研究をこれ以上続けても、世の中で活かされることはない」と考えて、臨床に戻ることを決めました。しかし、脳外科医としては10年のブランクがあったため、「このブランクを飛び越えるには、何か新しいことをしなければならない」と思いました。そんなときに目に止まったのが内視鏡でした。当時は脊椎の内視鏡手術はあまり行われていませんでしたが、「患者さんの身体への負担が少なく、精密な執刀ができる内視鏡手術なら、今まで救えなかった患者さんを救うことができる」という確信があったため、日本で一番たくさんの内視鏡手術を行っている岩井整形外科内科病院で話をしたところ、内視鏡手術に取り組む機会をいただくことができました。岩井整形外科内科病院ではFESSの対象ではない患者さんの診療も行っておりましたが、高いスキルの医療を提供するために、FESSに特化したいと考えるようになりました。そこで、FESS手術を受けたいと考えている患者さんの窓口となるクリニックを開設するに至ったのです。

脳外科医から背骨の病気の専門医になるのは大きな変化ですね。

確かに取り組んでいる医療の内容は大きく変わりました。しかし、根底にある「今まで救えなかった患者さんを救うために何かしたい」という思いはずっと変わらず持ち続けています。これからも、難しい課題とも向き合いながら、患者さんを救うために全力で取り組んでいきたいですね。

患者さんを救えることが最高の喜び

背骨の病気の診療は、どんなところにやりがいがありますか?

脳外科医時代は救うことが難しい患者さんが多かったですが、内視鏡手術では術後に患者さんの体調が良くなっていく姿を見ることができるので、とてもやりがいを感じています。椎間板ヘルニアの手術を行うと、患者さんが本当に元気になるので、この仕事ができることは本当に幸せだと思っています。

診療する際に、こだわりを持っていることはありますか?

例えば同じ椎間板ヘルニアの治療でも、様々な治療方法があります。大きく皮膚を切ってスクリューなどの金具を入れる手術もありますが、当クリニックでは、できるだけ患者さんの身体を傷つけずに治療するために最大限の努力をしています。

手術で傷が小さくて済むのは、患者さんにとっては非常にありがたいですね。

そうですね。ただ、どの治療方法が絶対に正しいというものではない部分があります。手術に対して不安を感じる患者さんも多いため、治療方法を決める際は、「どんな機器を用いて、身体のどの部分に対して、どういう処置をするか」をわかりやすくまとめた資料を使って、患者さんに治療内容をよく理解してもらった上で、安心して手術を受けてもらえるようにしています。背骨は身体の中でも特に重要な部分です。その背骨に対する対応を決めるのですから、医師と患者さんとの信頼関係を築くことを特に大切にしています。

次の世代を育成し、これから先もたくさんの患者さんを助けていきたい

医師の教育にも力を入れておられるのですね。

これまで、たくさんの知識・経験を積み上げて、他の医療機関にはない高度な手術ができるようになりました。ただ、その技術が自分の代だけで終わってしまうと、将来、同じ病気になった患者さんを治療することができなくなってしまいます。これから先もたくさんの患者さんを助けていくために、磨き上げた技術を次の世代にも伝えていけるよう、医師の教育には積極的に取り組んでいます。

具体的には、どういった形で教育されているのですか?

手術の見学受け入れ、他院での手術支援などにより、自分の技術を医師に直接指導したり、教科書・教育ビデオの作成、論文の執筆などにより、後世に知識や技術を残す取り組みをしています。国内・海外から私のところに、医療に情熱を持った医師が学びに来てくれるので、私としてもよい刺激になっています。

最後に今後の展望と、読者に向けてメッセージをお願いします

背骨の病気で手術を受けるのは、人生を左右するかもしれない大きな決断です。様々な治療方法がありますが、大きな決断をするからこそ医師と患者さんの信頼関係が大切だと考えています。信頼できる医師に出会ったら、しっかりと相談して納得した上で、その医師を信頼して治療を受けていただきたいと思います。当クリニックでも、そんな医療を提供できるよう最善を尽くして取り組んでいますので、背骨の病気でお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

    • 東京都江戸川区南小岩8-18-4第2杉浦ビル101号室地図を見る
    • JR中央・総武線 小岩駅
    • 03-5694-4976
    • 整形外科 脳神経外科
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    岩井FESSクリニックは、より低侵襲な脊椎手術FESSに特化したクリニックです。 腰や首の痛み、脊椎疾患などでお困りの方はお気軽にご相談ください。...

     
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