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三好 健太郎 先生の独自インタビュー取材記事

最終更新日:2022年1月7日

三好 健太郎 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 : 三好歯科 自由が丘
〇医師  : 三好 健太郎 先生
〇アクセス: 東急電鉄 自由が丘駅 南口から徒歩1分
〇診療科 : 歯科、歯科口腔外科、小児歯科、矯正歯科

《  経歴  》
2013年 日本歯科大学 卒業 
2014年 徳島大学病院、板東歯科医院 南昭和オフィスにて研修
2014年 神奈川県内の医療法人にて勤務、院長・理事に就任
2018年 都内の医療法人にて勤務
2019年 三好歯科 自由が丘 開業

三好歯科 自由が丘 3つの特徴

①大切な歯を抜かずに治す「根管治療」

根管治療を専門とする歯科医師が診療を行います。神経まで汚染が進んだ歯については、一般的に神経を抜く、もしくは再度根管治療を行いますが、当院では、専門性のある歯科医師が専用の道具を用いて必要な時間をかけて治療を行うため、再発の可能性が非常に低くなります。

②歯を傷つけない「スウェーデン式の予防歯科」

当院では、歯科先進国スウェーデン式の予防歯科を取り入れています。「歯を傷つけずに必要な処置を施す治療」、「患者さんの歯科知識を高め、患者さん自身に行っていただく虫歯・歯周病の予防」により、長く健康な歯を保つことができます。

③インプラント治療・ブリッジ治療に幅広く対応

専門性のある歯科医師の診査診断においても、歯を残すことが困難である場合があります。そういった場合にも、適切な治療方法を提案できるよう、インプラント治療・ブリッジ治療など、歯を抜いた後の治療に関しても幅広く対応しています。

大切な歯を守りたい! 欠かせないのは患者さんへの情報提供

開業した経緯を教えていただけますか?

歯科医として色々な経験をしていく中で、救える可能性のある歯が失われているケースが数多くあることに気付きました。そんな歯を救うにはどうすればいいか模索を続けた結果、たどり着いたのが「根管治療」と「スウェーデン式の予防歯科」でした。どちらもすばらしい医療なのですが、根管治療は技術的に専門性が高く難しいこと、保険診療との経営的兼ね合いなどにより日本の歯科医療においては雑に扱われることが多いです。「根管治療」と「スウェーデン式の予防歯科」によって、私自身の歯を治す時にも、胸を張って自分の医院で治したい、と言える医院を作りたくて当院を開業することにしました。

この病院で行っている診療について教えてください。

当院では、歯の状態と治療方法について、患者さんにじっくり時間をかけて説明することを徹底しています。どんな治療にもメリット・デメリットがあるので、患者さん自身に自分の歯のことをできる限り理解してもらった上で、いっしょに治療方法を決めています。歯の病気は「治療したら終わり」というものではなく、生活習慣病のように日々の生活の中で進行していきます。そのため、患者さん自身が歯のことを大切にしなければ、長く健康な状態を維持することはできません。患者さん自身に歯のことをよく理解してもらい、生活習慣を改善してもらうことがとても大切です。簡単な説明だけして治療に移る歯科医院が多いですが、当院では長ければ1時間以上説明に時間をかけており、患者さんに自分の歯の状況や治療法、その他歯に対する知識を付けてもらうことで口腔内の健康維持につなげています。

「患者さん自身に自分の歯を守ってもらう」ということですね。

その通りです。これまでは、医師が十分な説明をして、患者さんに納得してもらう「インフォームドコンセント」が重視されてきました。しかし、あらゆる人が膨大な情報にアクセスできる現在では、患者さん自身が正しい情報を手に入れて、自分の健康を守る方法を自分で選択する「インフォームドチョイス」が広がっていくと考えています。患者さんによりよい選択肢を見つけてもらえるように、正しい情報をしっかりと伝えていきたいと思います。

見えないからこそ大切に! 根管治療で健康な歯の土台を作る

どんな患者さんが来られていますか?

近くにお住まいの方やセカンドオピニオンとして来院される患者さんが圧倒的に多いです。そのほとんどが「他の歯科医院で神経を抜いたり、抜歯したりする必要があると言われた歯を残せないか」という相談に来られています。当院では、そんな相談に応えるために根管治療に力を入れています。

根管治療というのは、どういう治療方法なのですか?

歯の内部~根管には、歯髄という神経組織があります。その細い管は歯や人ごとに異なる複雑な形をした部位であるため、治療する際はマイクロスコープを使って患部を拡大し、歯の状態を確認しながら精密な処置を行う必要があります。根管治療は、建物で言うと土地の整備のようなものになります。どんなに立派な建物を建てても、土地がしっかりしていないと意味がないのと同じで、目に見えないところだからこそ一番力を入れなければならないと考えています。

どの歯科医でも根管治療は受けられるのですか?

日本の歯科医師は世界でも珍しい『何から何まで1人で行うスタイル』のため、保険診療で根管治療自体はどこでも受けることが出来ます。

しかし、本来根管治療はしっかりとした診査診断と、経験と技術が必要な専門性の高い治療方法のため、全てを1人で行うスタイルでは根管治療のレベルは低い事が多いです。

また、先に述べた通り、根管治療の保険診療における診療報酬が非常に安いため、歯科医院としては不採算事業になってしまいます。『時間をかけるだけ赤字』になるため蔑ろに扱われるケースが非常に多いのです。

そのため、都内では根管治療専門の歯科医院(自費診療のみ)が存在しており、紹介状がなければ治療を受けられない病院がほとんどです。だからこそ、「気軽に通える街の歯医者さんで、専門性の高い根管治療ができるようにしたい」と考えています。根管治療の認知度はまだまだ高くありませんが、しっかりと情報発信をして、たくさんの患者さんに広めていきたいと思います。

歯科先進国スウェーデンに学ぶ「歯にやさしい治療」と「患者の歯科知識向上」

スウェーデン式の予防歯科とは、どのようなものですか?

スウェーデン式の予防歯科では、「虫歯・歯周病は、歯磨きの仕方や口内細菌が引き起こしている」という考えに基づいて治療を行います。日本の保険診療ではアメリカ式の「歯石をしっかり削り取る」という治療方法が浸透していますが、それでは歯石を削る際に少なからず歯にダメージを与えてしまいます。一番問題なのは『処置を行う人間のスキルによって歯に与えるダメージの差が激しい』という点です。

スウェーデン式では、「できるだけ歯にダメージを与えないような機械を駆使してクリーニングだけ行ったら、あとは患者さんにしっかりと歯のケアをしてもらえば、自然と歯は長持ちする」という考え方をします。経験差は出ますが『元々ダメージを与えない道具なので個人差が出ない』事が一番のメリットです。大切な歯を守るために、歯にやさしい治療を行うとともに、治療後に歯の健康を維持できるよう患者さん自身の健康意識を高めるために正しい情報をしっかりと伝えることで、歯の健康維持につなげています。

これからどんな歯科医院にしていきたいですか?

よりよい医療を広げていくために、私自身も勉強を続けつつ、自分が学んだことをこれからの歯科医療を支えてくれる人材にも広めていきたいと考えています。最近、当院に新しい歯科医が加わってくれたので、私たちと同じレベルの歯科医療ができるようになってもらえるように教育を始めました。そんな取り組みを続けて、患者さんの歯を守れる歯科医がたくさん生まれていってほしいと思っています。

最後に今後の展望と、読者に向けてメッセージをお願いします

当院では、患者さん自身に自分の歯を守れるようになってもらうために、正しい情報を提供することを大切にしています。患者さんに理解していただくことなく治療を進めることはありませんので、人間ドック・健康診断のように、気楽な気持ちで相談に来ていただければと思います。