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がんで苦しむ人を限りなく「0」にする 仙台消化器・内視鏡内科クリニック 泉中央院 山岡 肇 先生にインタビュー【イシャチョク】

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がんで苦しむ人を限りなく「0」にする 仙台消化器・内視鏡内科クリニック 泉中央院 山岡 肇 先生にインタビュー

最終更新日:2021年7月23日

山岡 肇 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 :仙台消化器・内視鏡内科クリニック 泉中央院
〇医師  :山岡 肇 
〇アクセス:仙台市営地下鉄南北線『泉中央駅』西口正面徒歩1分
〇診療科 :内科 消化器内科 内視鏡内科
〇経歴  :
高知大学医学部卒業。高知医療センター(消化器内科)
高知大学医学部附属病院(第一内科)
仙台厚生病院消化器センターに勤務
2018年7月に仙台消化器・内視鏡内科クリニック泉中央院を開設する。


今回、山岡 肇先生に開院時の思いや目指す医療、今後の展望などを聞かせて頂きました。

仙台消化器・内視鏡内科 泉中央院クリニック 3つの特徴

①胃がんや大腸がんで苦しむ人を限りなく「ゼロ」に

内視鏡検査の普及に努めて、胃がんや大腸がんで苦しむ人を限りなく「ゼロ」にすることを目指しています。

②内視鏡の専門医による内視鏡検査

最新の設備を導入し、内視鏡の専門医による安全、安心な内視鏡検査を提供しています。

少しでも楽に検査を受けていただくことができればと思っています。

③医師複数人チームによる医療体制の充実

「医師複数人チームによる医療」を提供しています。

いかなるケースに対しても、ベストな医療を目指しています

胃がんや大腸がんで苦しむ人を限りなく「ゼロ」に

医師を目指した理由を教えて下さい。

実家が開業医をしていたため、子どもの頃から医療が身近にありました。

そして、父の仕事を引き継ぐために医師になりました。

ただ実家のクリニックを見てきて「医師が一人の開業スタイルでは、経営が難しくなる」という思いも抱いていました。

そこで「父の開業スタイルとは異なる新しい体制のクリニックを開業をしてみたい」と思い、病院で消化管がんの内視鏡検査と救急医療の経験を積んだ後、開業医になりました。

専門家を決めた理由は?

外科医か小児科医になろうと思っていたのですが、内視鏡を触ってみた際に内視鏡検査を可能性を感じました。消化器内科医を目指しました。

僕が医師になった頃に内視鏡が普及し始め、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という手術も確立されました。

この技術の進歩が素晴らしく、早期の胃がんや大腸がん、食道がんについては、内視鏡で切除できれば根治を目指せる時代になりました。今でも内視鏡の技術を磨く努力を続けています。

胃がんや大腸がんで苦しむ人を見てきて、どう思われますか?

僕自身の経験ですが、勤務医時代に早期発見により「癌が治る人」が多数いる一方で、がんが全身に広がってしまい「癌の根治が難しい人」にもたくさん出会ってきました。同じ部屋で「癌が治る人」「癌の根治が難しい人」を受け持つことほど医師として、辛いことはありませんでした。

癌が治るか治らないかを決めるのは、内視鏡検査を受けるタイミングの違いになります。もっともっと内視鏡検査の普及に努めて、胃癌や大腸癌で苦しむ人を限りなく「ゼロ」にすることを目指していきたいと思っています。

内視鏡の専門医による内視鏡検査

施設や機器にも力を入れられているようですね。

内視鏡検査の普及率を上げるために、クリニックでは最新の設備を導入し内視鏡の専門医による安全、安心な内視鏡検査を提供しています。

また鎮静剤を使用することで寝ている状態に近い状態で内視鏡検査を受けることもできます。クリニックは大病院並みの体制を整えています。

苦痛を抑えた検査の方法を考慮してくれているのですね。

僕は、患者さん一人一人の消化器の形を考慮して「痛みを抑えることを重視したカメラ挿入」を心掛けています。

患者さんが少しでも楽に検査を受けることができれば「もう一度受けたい」と思って頂けると思っています。

そのため、少しでも苦痛を軽減できるような技術向上に励み続けています。また個室空間でリラックスしてもらえるような環境を作っています。

様々な患者さんが受診しやすい環境なんですね。

女性の方でも安心して検査を受けて頂けるようにするために女性医師による内視鏡検査を実施していたり平日、忙しくて病院へお越しいただけない方のために土日の検査や診療を行っています。

遠方からお越しの方やお仕事が忙しい方の負担を軽減するために、オンラインによる遠隔診療にも対応しています。クリニックのオンライン診療は、再診の患者さん限定ですが「短時間で受診できる」と喜んで頂いています。

医師複数人チームによる医療体制の充実

クリニックの強みを教えてください

クリニックでは、常に「医師複数人チームによる医療」を提供しています。

日々、医療をしている中で様々な患者さんが来院されます。

そのような時に医師複数人体制であれば「医師同士、困ったときはいつでも相談ができる」「重症の患者さんに対しても心に余裕のある状態で判断ができる」などのメリットがあります。

その結果「いかなるケースに対しても、ベストな医療を目指せる」と考えています。

チームづくりで大切にしていることは何ですか?

メンバー間の関係性です。日頃から良好な関係性が築けていれば、お互いに仕事を助け合い、問題が起こった時には気軽に相談できます。

お互いの専門性を活かし合いながら、医師複数人による「よりよいチーム医療」を提供できるように日々、1対1のミーティングを行ったり360度評価体制を取り入れ役職は選挙で選ぶなど最新の仕組みを取り入れた働きやすい職場環境づくりを目指しています。

最後に今後の展望と、読者に向けてメッセージをお願いします。

内視鏡検査の「辛い検査」「痛い検査」「苦しい検査」「恥ずかしい検査」というイメージを払拭し「内視鏡検査を定期的に受診することを当たり前に思う患者さんを増やしていきたい」と考えています。

一人でも多くの患者さんの命を救い、早期発見、早期治療に繋げていけるように、邁進していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。