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「生活習慣・セルフケア・定期検診」3種の神器で虫歯のリスクを最小限に抑える

最終更新日:2022年5月12日

長崎 祥吾 先生の独自インタビュー取材記事

〇病院名 : ワコ歯科・矯正歯科クリニック
〇医師  : 長崎 祥吾 先生
〇アクセス: JR平間駅 徒歩1分      
〇診療科 : 歯科、矯正歯科、小児歯科、歯科口腔外科

《 経歴 》
1996年 城西大学経済学部卒業 一般企業就職
その後、歯科医師をめざし、一念発起して退社。
1999年 明海大学歯学部 入学
2006年 明海大学歯学部卒業、第99回歯科医師国家試験合格
2007年 埼玉県個人クリニック、神奈川県大手歯科クリニック勤務
2010年 AKデンタルグループ 白楽駅前歯科 マネージャー兼院長
2014年 ワコ歯科・矯正歯科 開院

ワコ歯科・矯正歯科クリニック 3つの特徴

1.  できるだけ歯を削らない・抜かない予防医療の徹底

「できるだけ歯を削らない・抜かない」をモットーに、予防医療を徹底しています。定期検診も推奨しており、虫歯になった場合であっても、進行する前に早期発見することで、治療費を抑えつつ、最大限に歯を残すことができます。

2. 生活習慣・セルフケアの指導による虫歯予防

日々の生活習慣・セルフケアに関する指導によって、虫歯にならない状態を目指しています。人はなぜ虫歯になるのか、どうすれば虫歯を予防できるのかを知っていただき、虫歯を予防するための飲食の仕方、歯磨き・うがいの方法などを身に付けることによって、虫歯のリスクを大幅に低減しています。

3. 1人1人に合わせた治療プラン

患者さん1人1人の価値観、頑張れる程度を十分に聞いた上で、治療に掛けられる費用・時間などに配慮して、現実的に継続できる治療プランを提案しています。

生活習慣・フッ素入り歯磨き・フッ素うがい等のセルフケア指導、定期検診で虫歯のリスクを最小限に抑える

なぜ歯科医になろうと思ったのですか?

もともとはスーパーで働いていたのですが、腰を痛めて続けられなくなったので、頭を使う仕事で手に職を付けたいと考えました。

当初は歯科医師のことを「歯を削って詰める仕事」だと理解していました。歯科医師免許を取って数年は、ひたすら削って詰めていました。

今はどのような医療をされているのですか?

削って詰めた歯がまた悪くなるという繰り返しの患者さんを何度も見るうちに「ひたすら削って詰める」という毎日に疑問を持つようになってきました。

そこで『そもそも削らない』という予防歯科に興味を持ち、今に至ります。

現在は「できるだけ歯を削らない・抜かない」をモットーに、歯の健康を守る医療を行っています。基本的には、予防医療が中心ですね。

多くの歯科医院では、悪くなってしまった歯を治療するために、高度な技術を駆使して医療を行うことを目指しています。しかし、本当に患者さんにとって望ましいのは、そもそも虫歯にならないことですよね。当クリニックでは、虫歯にならないようにするために、生活習慣・フッ素入り歯磨き粉、フッ素うがい等のセルフケア指導、定期検診による虫歯の予防に力を入れています。

生活習慣・フッ素入り歯磨き粉・フッ素うがい等のセルフケア指導、定期検診が虫歯の予防に有効なのですね。

虫歯になってしまった歯については、歯科医院で治療するしかありませんが、虫歯になる前に歯を守ろうと思ったら、患者さん自身に日々の生活の中で取り組んでいただかなければなりません。そちらの方が歯科医院で歯のメンテナンスをするよりも、虫歯の予防に対して大きな効果があるんです。

それでも虫歯が完全になくなるわけではありませんが、定期検診を受けていただければ、虫歯が進行する前に対処できます。患者さんが虫歯になりにくい生活習慣を身に付け、日々の暮らしの中でセルフケアをしっかりと行い、歯科医院で定期検診を受けることで、虫歯のリスクを最小限に抑えることができるんです。

治療の必要がない状態を目指して、虫歯予防を徹底する

おすすめのセルフケアがあれば教えてください。

私がおすすめしているのは、フッ素入りの歯磨き粉・うがい薬の使用です。歯磨きをする際に、高濃度フッ素入り歯磨き粉を2cm使って歯を磨き、おちょこ1杯の水で1回だけうがいをする。イエテボリ法といいます。それだけで虫歯のリスクが20-30%減ることがわかっています。同様に、フッ素うがいでも虫歯のリスクを20-80%減らすことができます。

世の中には様々な健康法があふれていますが、虫歯の予防に関しては、これが最も確実に効果があって、安上がりな方法です。

歯科医院が果たす役割については、どのように考えておられますか?

生活習慣・セルフケアについて、虫歯の予防に効果的な方法を指導すること、定期検診で歯の状態をチェックして、トラブルがあったら早期に対処することの2つですね。

虫歯を予防するための生活習慣・セルフケアを身に付けるには、まず正しい知識を学んでいただくことが先決です。そのためのサポートが何よりも大切な歯科医の役割だと考えています。

3ヵ月に1回の定期検診をおすすめしていますが、そこで歯の状態に問題があれば、その原因を突き止めて、再発防止のための指導をすることも重要ですね。

日々の地道な積み重ねが虫歯の予防につながるのですね。

そうですね。やっていること自体は、ほとんどが歯科の教科書に書かれている普通のことですが、それをきちんと実践し続けることが虫歯の予防に一番効果があるんです。

99%の虫歯に対しては、一般的な機器で十分に対応できるので、顕微鏡・CT検査装置などの高度な機器は使っていません。高度な機器を使った治療が必要な1%の方については、大学病院に対応をお願いしていて、私は残りの99%の方のためにエネルギーを集中させようと思っています。高度な医療で虫歯を治療するのではなく、そもそも治療する必要がない状態に導いていきたいですね。

虫歯予防を日本の常識として定着させていく

患者さんの幸せを何よりも大切にされているのですね。

定期検診を続けていけば、虫歯を予防できることはわかっているので、できるだけ多くの方に定期検診を受けていただくことが患者さんの幸せにつながると考えています。

定期検診で初期の虫歯を発見できれば、歯を削らずに進行を止めることも可能です。どんなに上手に歯を削っても、どんなに上手に詰め物をしても、神様が作った天然の歯には適いません。できるだけ歯を削ったり抜いたりしなくて済むようにサポートする方が患者さんのためになると思いますので、定期検診を大切にしたいですね。

今後、どのようなクリニックにしていきたいですか?

虫歯の治療ではなく、定期検診の患者さんがたくさん訪れるクリニックにしていきたいと考えています。たくさんの方にきちんと定期検診を受けていただいて、虫歯の治療を大幅に減少させるのが理想ですね。

それから、虫歯の予防に関する正しい情報を発信することにも力を入れていきたいと考えています。海外では、私がクリニックで行っている指導の内容について、学校の保健の授業で教育されていて、フッ素入りの歯磨き粉・うがい薬の使用が当たり前のこととして社会に定着しています。日本では、まだまだ馴染みが薄いので、フッ素を使った虫歯予防が常識として定着するように地道に広めていきたいと思います。

最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

日々の生活の中での積み重ねによって、虫歯のリスクを大幅に低減させることができます。フッ素入り歯磨き粉・うがい薬の使用方法を身に付けるだけでも、大きな効果が期待できますので、興味のある方はいつでもお気軽にご相談ください。

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    ワコ歯科 矯正歯科クリニックはJR南武線平間駅より徒歩2分にあります。駅近くの好立地で通いやすいです。診療科目が一般歯科・矯正歯科。特に虫歯・歯周病予防に力をいれており、クリニックでのケア以外にも家庭...

     
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