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最終更新日:2022年11月1日

当てはまったら要注意…「キケンな美容医療クリニック」を見破る方法【専門医が解説】

こちらの記事の監修医師
東京メモリアルクリニック
島倉 康人

画像はイメージです/PIXTA

韓国アイドルやSNSの普及などを背景に国内で美容医療への興味・関心が高まっています。需要の増加にともなって「格安」や「駅近」など、技術以外の強みをアピールし、差別化を図るクリニックも増えていますが、安易な選択には注意が必要だと、東京メモリアルクリニック美容外科部門医長の島倉康人先生はいいます。初めて美容医療クリニックを選ぶ際、どのような点に気をつければよいのでしょうか。島倉先生が詳しく解説します。

「流行」の兆しがみられる美容医療

社会において「美容医療」の認知度も上がり、雑誌やインターネットでもさまざまな情報が発信されるようになってきました。美容の専門雑誌では新しい治療や医療器などが紹介され、美容医療が流行しているようにも見受けられます。

また、美容医療の機器や治療の様子を画像入りで紹介するインスタグラマーやユーチューバーも登場し、多くのフォロワーがその人の勧める治療を受けにクリニックを訪れる、という現象もみられます。

医療は広告が規制されているため、クリニック側の情報発信は制限されています。そのため、雑誌の記事やSNSが美容医療を知る重要な情報源となっていますが、そこには隠れた医療機器・医薬品の宣伝や広告が含まれているのも事実です。

初めて美容医療を受けてみようと思ったとき、なにをもとに医療機関を選び、どんな治療を受けるのがいいのでしょうか? これほど情報にあふれた現代では、その取捨選択が大事になってきます。今回は、長年美容医療に携わり、その裏側も見てきた者としてアドバイスを書いていこうと思います。

「格安」や「日本一」は危険!美容クリニック選びのコツ

1.費用だけで決めない

まず、医療機関の選択は費用だけで決めないことをおすすめします。格安を謳うクリニックがありますが、人件費や製品コストを考えるととても元が取れないだろうという価格設定をしている場合があります。

そういうクリニックではカウンセラーが巧みに誘導し、高額な治療を契約させることで利益をあげていることが多いのです。エステと同様に内容を理解し、不要なものを断ることができる方にしかおすすめできません。

2.診察から治療まで担当者が一貫しているクリニックを選ぶ

また、診察を行っている医師が治療を担当している医療機関を選ぶようにしましょう。医療資格の無いカウンセラーは、どれだけ治療を加算するかで収入が変動するというケースが多いため、実際には不要な治療を勧めていることが多くあります。

また、カウンセラーは治療のデメリットについてもあまり語りません。患者さんの悩みに適切な治療を選び、デメリットも含めて話してくれる医師の診察を受けることをおすすめします。

3.デメリットも説明しているクリニックを選ぶ

クリニックのホームページやSNSなどで、症例写真を載せて治療を説明しているものがあります。この説明はあくまで患者さんへの情報提供である必要があるため、ガイドラインでは広告にあたらないよう副作用や合併症等の情報、費用などを明示することが求められています。

そのため、いかに素晴らしい治療かだけを謳って、デメリットについての明記を避けているクリニックはおすすめできません。

4.目立つ表現は疑ってかかれ

最新、最高、日本一、達人、名人……。美容医療に関しては情報開示がほとんどなく、総合的にとられた統計も少ないので、このような目立つ表現は根拠が無いものがほとんどです。

よく目にする表現ですが、事実ではなく宣伝のために用いられた表現だと思って見ていただいたほうが無難でしょう。

5.SNSの体験記事はあくまで個人の評価

美容に関する情報を発信しているインスタグラマーやユーチューバーはいま人気があり、体験記事は治療の経過を患者目線で知ることができるため、いい情報源となっています。

ただ、医療は誰に対しても同じ結果が出るものではなく、個人差が生じるものです。インスタグラマーやユーチューバーが経験したことが自分と一致する保証はありません。SNSの体験記事は必ず複数チェックし、そのうえで参考にされることをおすすめします。

ここにする!と決めたあとも…受診時のチェックポイント

6.医師の経歴も要チェック

医療には経験と技術が必要です。筆者は医師になって形成外科に入りましたが、研修医のころからずっと皮膚縫合や傷跡の目立たないデザインを修練してきました。それは美容外科手術にとっても大事な技術で、いまとても役立っています。

手術には職人さんと同じで長年の繰り返しが必要で、また同じ治療を行っても患者さん全員に同じ結果が出るとは限りません。どの治療が各々の患者さんに向くのか判断するのにも経験が必要になってきます。

ひとつの判断材料としては、その医師がその分野の専門医であるかどうかが一定の技術と経験を保障するものとなります。医師になって数年で美容医療を専門にするのは難しいからです。

7.初診当日の施術はなるべく避ける

実際にクリニックを受診し、治療を受ける際にはできれば施術は後日にすることをおすすめします。

遠くから受診したり、仕事の休みが取れなかったりで当日施術を受けたい気持ちはわかりますが、治療に対するクレームは当日施術に多い傾向があります。

「本日施術いただくと30%offです」などと当日施術を勧められるケースもありますが、いったん帰宅して、その施術が自分に本当に必要か、価格は妥当か等、もう1度じっくり考えてから治療を受けるのがいいでしょう。そうすることで、場合によっては他のクリニックでセカンドオピニオンを受けることもできます。

まとめ

昔は美容治療の情報源が少なく、TVや雑誌での広告を見て受診するのがほとんどでしたが、現在はインターネットの普及などで大量の情報にあふれています。そのため、初めて美容医療を受ける際には複数の情報を比較し、良いところ悪いところを把握したうえで自分に最適な治療・医療機関を見つけることが大切です。

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こちらの記事の監修医師

東京メモリアルクリニック

島倉 康人

1963年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。

北里研究所病院では宇津木龍一医師とともに美容医学センター立ち上げに携わる。その後、銀座スクエアクリニックの院長に就任するとともに、大竹尚之医師らと聖路加国際病院形成外科の開設スタッフとなる。

韓国の複数の美容医療機関に留学し、美容医療を研修。ベルギーのGhent大学病院留学時は性別適合手術と乳房再建を研修した。

得意分野は眼・顔面の美容手術と美容皮膚科。

<専門領域>
医学博士
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会認定専門医
美容レーザー適正認定医
皮膚腫瘍外科指導専門医
創傷外科学会専門医

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