オンライン診療対応クリニック病院検索・クリニック動画紹介のイシャチョク

  • 一般会員
  • 医師会員

イシャチョク

一般
会員
医師
会員
  • TOP
  • バストアップは「痛くて当然」?「豊胸手術の種類」と効果・痛みを比較解説

最終更新日:2022年3月19日

バストアップは「痛くて当然」?「豊胸手術の種類」と効果・痛みを比較解説

こちらの記事の監修医師
南クリニック
南 晴洋 先生

(写真=PIXTA)

バストを大きくしたいけれど、豊胸手術は痛いのが当たり前。「痛みに耐えなければバストアップは叶わない」というのが一般的なイメージだと思います。豊胸手術を経験した人のSNSでも「痛みで寝込んだ」「鎮痛剤なんて意味なし」といった書き込みが見られます。そうした噂に振り回され、豊胸を諦めている人も多いようです。ところが、近年、痛みを感じずにバストアップできる豊胸術が登場し話題となっています。本当に痛みなく、バストアップができるのか、豊胸術の痛みについて解説していきましょう。

世界で人気トップの施術「シリコンバッグ挿入法」

■需要は高いが、手術後は相当痛い

世界的に人気ナンバーワンの豊胸術は「シリコンバッグ挿入法」です。柔らかいシリコンの袋をバストに入れ、物理的にバストを大きくします。

バッグを挿入するには、脇やアンダーバストの皮膚、体内の筋肉にメスを入れる手術が必要になります。手術は全身麻酔で行われますが、術後の痛みは相当なものです。また、術後は圧迫やマッサージが必要で、そちらも激しい痛みを伴います。

日本で人気の「脂肪注入法」。部分痩せも期待できるが…

■手術後はバストだけでなく「バスト以外の部位」も痛む

日本ではこのところ「脂肪注入法」が人気になっています。患者自身のヒップやお腹などの余分な脂肪をバストに移植するため、部分痩せと豊胸を一度に叶えられる点が注目されているようです。

ただし、こちらも激しい痛みを伴います。

カテーテルで脂肪を吸引し、バストにも注射針を使って注入するので、シリコンバック挿入法より痛くないと、宣伝している美容クリニックもありますが、脂肪を吸引するときには、カテーテルを体内で動かし、脂肪をあちこちから集める必要があります。

体内の細胞が修復されるまでには数週間かかりますから、その間はかなり痛みますし、腫れも生じます。部位にかかわらず圧迫も必要になります。

また、バストも注入した脂肪が定着するまで痛みや腫れが残ります。

「ヒアルロン酸注入法」なら「ほとんど痛くない」けど…

■豊胸効果が長続きしない。たいていは数ヵ月で元通り

もっとも手軽な豊胸術として知られるのは「ヒアルロン酸注入法」です。顔のアンチエイジングや、膝などの関節痛にも使用されるヒアルロン酸は、もともとは私たちの体の成分の一つであり、安全性の高さからも人気です。

注射でヒアルロン酸を注入するだけですから、痛みはほとんどありません。しかも自然に近いバストの形や触り心地をつくることのできる豊胸術です。

良いことづくめに思える豊胸術ですが、欠点は持ちの悪さにあります。外から注入したヒアルロン酸は、体にとっては異物です。体のなかでは余分なものを排除する免疫活動が行われていますから、時間とともに注入したヒアルロン酸は尿となって体外へ排出されてしまいます。

 

■「長持ちするヒアルロン酸」でも2年以内に元通り。触り心地が悪くなる可能性も

注入するヒアルロン酸の種類にもよりますが、数ヵ月で注入したヒアルロン酸の効果は失われてしまいます。長持ちするヒアルロン酸とうたっている美容外科もありますが、その場合、粒の大きなヒアルロン酸を使用しており、触ったときに「ごつごつ」「ごろごろ」した感触となってしまう場合があります。しかも、どんなに長くても2年以内には元のバストに戻ってしまうはずです。

本物の「自分のバスト」を育てる「成長再生豊胸」

■大人のバストを「第二次性徴のバスト発達」と同じ仕組みで育乳

持ちのよい豊胸術を選択する場合、これまでは痛みに耐えるのが常識でした。しかし、ここ数年、痛みがほとんどなく、半永久的に豊胸したバストを維持できる施術が登場してきました。「成長再生豊胸」と呼ばれる豊胸術で、成長因子という物質を注入し、バストを成長させるものです。

思春期の女の子のバストが成長する際には、成長因子がたっぷりバスト内に用意され、ホルモンの作用によってバストの脂肪が増えていきます。それと同様のことを、大人のバスト内でできるようにするのが「成長再生豊胸」です。

 

■施術は「注射だけ」だから体の負担・痛みが少ない

施術は成長因子の注射のみ。経験した人は、予防接種より痛くないと感想を述べる人がほとんどです。

どのくらい大きくしたいのかにもよりますが、基本的には何度かに分けて注射をしていくので、バストは徐々に大きくなっていきます。そのため、周囲の皮膚や筋肉への影響も少なく、術後の痛みはほとんどありません。

急激にバストを大きくしたい場合は、成長因子の量を増やしたり、追加でホルモンを注射したりすることもあります。その場合、人によってはかゆみや生理のときのような痛みを伴うことがありますが、鎮痛剤で十分対応できる範囲です。

 

■成長因子で育ったバストは本物の「自分のバスト」。激瘦せしない限りは半永久的

しかも、ヒアルロン酸のように、数ヵ月から数年で効果が失われることもありません。極端に痩せるなどしない限り、バスト内の脂肪量は半永久的に維持できます。

痛みが怖くて豊胸をあきらめていた人に、いま、もっともおすすめできる成長再生豊胸ですが、実施できるクリニックは限られているのが現状です。希望される場合は、成長因子を使った豊胸が可能か、必ず問い合わせをしてから受診するようにしてください。

こちらの記事の監修医師

南クリニック

南 晴洋 先生

南クリニック院長
日本美容外科学会(JSAPS)
日本形成外科学会
アメリカ美容外科学会
マニラ病院名誉顧問

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。

平成元年3月 産業医科大学卒業
平成元年5月 京都第二赤十字病院形成外科勤務
平成7年4月 大手美容外科院長
平成9年10月 南クリニック開業