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最終更新日:2022年10月14日

日焼けすると痛い理由は?対処法や予防法についても解説

こちらの記事の監修医師
西原敬愛園
福田秀基

(画像=sotock adobe.com)

夏が近づくと、山や海、川に出かける機会が増えます。夏のレジャーやスポーツなどをして、長時間屋外で過ごして、日焼けで肌が痛くなった経験のある人も多いのではないでしょうか。屋外で長時間過ごす場合は、まずは日焼け対策を万全にしましょう。この記事では日焼けで痛くなる理由と対処法、日焼けの予防法を解説します。

日焼けをするとヒリヒリして痛い理由

ここでは、日焼けをするとヒリヒリして痛い理由を2つ紹介します。

日光皮膚炎

日光皮膚炎とは、紫外線を浴びすぎて肌が炎症を起こした状態です。赤くなってヒリヒリしたり、水ぶくれができたりします。皮膚の表面がやけどをした状態となり、日光皮膚炎の場合は、8~24時間ほどで肌の赤身のピークが現れます。

2~5日後に痛みが落ち着くことも多いですが、重症化すると、脱水や高熱、熱射病になることもあるため注意が必要です。

光過敏症

光過敏症とはわずかに紫外線にさらされただけで、肌が赤くなりヒリヒリと痛くなったり、ぶつぶつができたりする症状です。

普通の人であれば影響がないくらいの紫外線でも、異常な皮膚症状が生じます。光過敏症を伴う病気には、小児に起こる色素乾皮症や青年期に起こる多形日光疹があります。薬の副反応で起こる薬剤性光過敏症もあるため、副反応の影響が疑われる場合は医師に相談しましょう。

日焼けで痛い場合の対処法

ここでは、日焼けで痛い場合の対処法を4つ紹介します。

冷やす

体全体を日焼けして、全身に痛みがある場合は、冷たいシャワーや水風呂で冷やしましょう。日焼けした箇所に濡れタオルを巻いて保護するのも有効です。

とくに痛みが強い部位は、保冷剤をあてたり、氷水でアイシングしたりして患部を冷やしてください。冷やしても痛みが治まらない場合は、悪化を防ぐためにも皮膚科を受診したほうがよいでしょう。

保湿する

痛みが治まったら、クリームによる保湿も大切です。保湿をする場合はクリームの他に、化粧水や乳液なども利用できます。日焼けをした日から1週間くらいは塗り続けることをおすすめします。

日焼けした後は、皮膚が敏感です。そのため保湿をする際は、敏感肌用の低刺激なものを利用するとよいでしょう。

水分を補給する

日焼けのあとは全身の水分が奪われているため、水分補給をしましょう。肌の外側から保湿するだけではなく、体の内側から水分を補うことも大切です。

睡眠と食事をしっかりとる

日焼けをすると体力を消耗するため、睡眠と食事をとって体力の回復につとめましょう。重症化すると、水泡ができて痛みが強くなり眠れないこともあります。眠れないほどの痛みを伴う場合は、医療機関の受診をおすすめします。

日焼けで痛くなった場合に注意すべきこと

ここでは、日焼けで痛くなった場合に注意すべきことを解説します。

皮を無理にむかない

日焼け直後は、皮がむけやすい状態ですが、無理にむかないようにしましょう。皮がむけやすくなった部分では、新しい皮膚が作られています。

すぐに皮をむいてしまうと、新しい皮膚が未完成の状態で露出してしまい、皮膚としての役割を果たせないこともあるのです。むけやすくなった皮が気になる場合は、保湿をおすすめします。

さらに日焼けをしない

日焼け直後の肌は敏感になっているので、新たな日焼けを作らないように注意しましょう。まずは日焼けをするような箇所に長時間いないことが大切です。さらに、長袖や日傘、帽子などをうまく利用して日焼けを防ぎましょう。次に日焼けの予防方法について、さらに詳しく解説します。

日焼けの予防方法

ここでは、日焼けの予防方法について解説します。

紫外線の強い時間帯の外出を避ける

日焼けを予防するためには、紫外線の強い時間帯を避けて外出するようにしましょう。気象庁によると、10時~14時が最も紫外線が強い時間帯とされています。

また紫外線が弱い場合も、長時間浴びると強い紫外線を浴びたのと同じような状態になることもあるため注意してください。屋外で過ごす時間の短縮を心がけるとよいでしょう。

日傘や帽子を着用する

日傘や帽子を着用すると紫外線を防げます。またUVカット加工が施された日傘であれば、さらに紫外線を浴びる量を減らせるでしょう。

紫外線対策で日傘を選ぶ場合は、黒色がおすすめです。白色は紫外線を反射しますが、黒色は吸収するため照り返し対策になります。白色のデザインにこだわりがある場合は、内側が黒色で外側が白色の日傘を利用するのもおすすめです。

日焼け止めを使う

紫外線を防ぐために日焼け止めを使うようにしましょう。日焼け止めは朝塗るだけではなく、汗などで落ちることも考え、塗り直しが大切です。さらに日焼け止めを定着させるために、外出の15~20分くらい前に日焼け止めを塗ることをおすすめします。

敏感肌の人は肌への負担を軽減するために、ノンケミカルや紫外線吸収剤フリーなどと表示されているものを使うとよいでしょう。

屋外で過ごすときは日陰の場所を見つけておく

屋外で過ごす場合は、日陰を見つけて日差しを遮られるようにしておくことをおすすめします。しかし日陰でも、日焼けはするため注意が必要です。

日陰で過ごす場合も、日傘や帽子を活用したり、日焼け止めを塗ったりして紫外線対策を万全にしましょう。

日焼けの痛みが続く場合は病院に相談!予防も万全にしよう

日焼けでヒリヒリする場合は、日光皮膚炎と呼ばれる肌が炎症を起こした状態であることが多いです。2~5日後に痛みが落ち着くことが多いのですが、痛みが落ち着かない場合は、病院に相談しましょう。

体質や薬の副作用による光過敏症の場合は、少し紫外線にさらされるだけで、肌が赤くなり痛くなることがあるため注意してください。

日焼けした部位は、皮をむかずに保湿することが重要です。外出する際は日傘や帽子、日焼け止めなどで紫外線対策を万全にしましょう。

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西原敬愛園

福田秀基

西原敬愛園 施設長

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