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最終更新日:2022年10月28日

ニキビは皮膚科に行くべき?受診のタイミングや皮膚科での治療方法を解説

こちらの記事の監修医師
巣鴨千石皮ふ科
小西 真絢

(画像=PIXTA)

ニキビができても、「わざわざ皮膚科を受診することではない」と考える人が少なくないようです。しかし市販薬の効果には限界があり、間違ったセルフケアで悪化を招く恐れもあります。なぜニキビができるのか、セルフケアと皮膚科の治療とでは何が違うのか、どれくらいのレベルなら受診すべきかなどを見ていきましょう。

ニキビとは?思春期のニキビと大人ニキビの違い

正常な肌では毛穴から皮脂がスムーズに排出され、新陳代謝(ターンオーバー)によって古い角質は剥がれて新しい皮膚が生まれてきます。しかし、肌環境が乱れると、皮脂が過剰に分泌されて毛穴に皮脂が詰まってしまいます。

 

毛穴に皮脂が詰まっている状態は「コメド」といい、ニキビの初期段階です。「コメド」の段階ではまだ炎症が起きていませんが、これが悪化して毛穴のアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。この状態が赤ニキビや膿ニキビで、腫れや痛みを伴います。

 

ニキビは思春期になるとできやすいのですが、大人になってからも繰り返し発症するニキビもあります。それぞれの特徴について解説いたします。

 

<思春期のニキビ>

小学校高学年~高校生くらいまでの思春期の間は、性ホルモン・成長ホルモンの働きが活発になることで皮脂の分泌量が増加します。毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、その結果ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖、毛穴の中で炎症を起こしてニキビを引き起こしてしまいます。ホルモンバランスが整ってくる20代前半には自然と治まることが多いです。

 

思春期のニキビは、皮脂や汗の分泌量が多いTゾーン(額や小鼻)に発生する傾向にあります。

 

<大人になってからできるニキビ>

20代以降になってからできるニキビは、思春期と少し原因が異なります。何らかの理由によって新陳代謝が悪化し、角質が肌表面に溜まり続けて「角質肥厚(かくしつひこう)」を引き起こし、毛穴の詰まりとニキビにつながるというものです。

 

新陳代謝が悪化する背景には、乱れた食生活、寝不足、ストレス、飲酒、喫煙、消化器官の不調など、不規則な生活習慣があります。また、化粧品やメイク品が肌に合っていないことや、乾燥から肌を守るために皮脂の分泌量が増えることでも毛穴は詰まります。大人のニキビの原因はひとつではなく、複数の要因が重なり合ってできます。

 

Uゾーンと呼ばれる、ほほ、あご、口まわりにできやすい傾向にあります。

ニキビは皮膚科を受診したほうがいい?

ニキビは誰でも発症しうる皮膚疾患ですが、とても多くの人が経験しているため、「わざわざ皮膚科を受診して治さなくても良いのではないか」と考える人が少なくないようです。

 

たとえば、お子さんがニキビに悩んでいるとき「よく洗顔して消毒液を塗ればニキビは治せる」と教える親御さんがいらっしゃるようです。しかし、この方法はニキビを完治させるためには適した対処法ではありません。消毒液の殺菌効果は、ニキビの原因であるアクネ菌をある程度減らす働きは期待できますが、この効果はあくまで一時的なものです。また、消毒液が刺激となって肌荒れを悪化させてしまう恐れもあります。

 

皮膚科では、ニキビを根本的に治療できます。また、ニキビの痕が残らないようにきれいに治し、再発が起こりにくくするところまでケアできます。ニキビにお悩みの方は、ニキビが悪化していない軽度の段階からもOKですので、ぜひお気軽にご相談ください。

皮膚科ではどんなことを聞かれる?

皮膚科ではニキビのご相談をいただいた際、最初に視診や問診を行います。

 

ニキビがどのような場所にできているか、どのようなニキビになっているかなどを診察したうえで、患者さんの年齢、睡眠や食事などの生活習慣、生理周期、お通じの状態、洗顔方法や化粧品についてお聞きし、治療方法を考えます。

皮膚科を受診するメリット

最近はドラッグストアなどでニキビ治療薬が手軽に買えるようになりました。軽度のニキビは自力で治して、悪化したら医療機関を受診すれば良いと思う方は多いようです。もちろん市販薬にもニキビに効果的なものはあります。ただ、市販の塗り薬ではアクネ菌を一時的に減少させるなどの効果にとどまります。

 

皮膚科を受診する最大のメリットは、ニキビを早く、そして痕を残さずに完治させられることでしょう。

 

ニキビの症状や原因は患者さん一人一人で異なるため、皮膚科では患者さんの症状や健康状態を丁寧に受診します。ニキビを根本から完治して、「ニキビが再発しにくいきれいな肌」へと整えていきたい方は、ぜひ皮膚科を受診してみてくださいね。

皮膚科に行くタイミングは?

皮膚科を受診すべきタイミングは、赤く腫れたり膿になったりと、ニキビが重症化してからではないかというイメージはありませんでしょうか。実は、まだ炎症になっていない白ニキビの段階から皮膚科に来ていただくことで、ニキビ痕を残さず迅速に治すことが可能です。白ニキビは毛穴が詰まっている状態なので、毛穴のつまりを解消する薬やアクネ菌を抑える薬を処方することで良くなります。

 

また、ニキビができない肌にするために、古い角質を除去する治療も行えます。ニキビのレベルに関わらず、医師にご相談いただけたらと思います。

皮膚科での治療方法

ニキビが起こるのには乱れた生活習慣やストレスなど多種類の要因が関係してくるので、皮膚科では診察をもとに患者さんに合った治療法を提案します。基本的には保険適用で治療が行えます。

 

外用薬として毛穴の詰まりを解消する「ディフェリンゲル」、殺菌効果のある「デュアック配合ゲル」「ベピオゲル」、難治性ニキビに効果のある「エピデュオゲル」などを処方いたします。

 

また、内服薬としてはミノマイシン、ビブラマイシン、ロキシスロマイシンなどの抗生物質、漢方薬などを処方することがあります。

 

このほか、ホルモンバランスや栄養バランスを整えるビタミン剤、自費診療となりますがケミカルピーリングなどの治療法を提案させていただくことがあります。

 

また、ニキビが発症しないよう、毎日のケアで予防する適切な方法もお伝えいたします。もうニキビで悩まなくていい快適な日々を迎えられるよう、ぜひ気軽に受診していただけたらと思います。

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こちらの記事の監修医師

巣鴨千石皮ふ科

小西 真絢

巣鴨千石皮ふ科 院長
日本皮膚科学会認定 専門医

<経歴>
1997年 聖心女子学院高等科 卒業
2003年 杏林大学医学部医学科 卒業
2003年 東京医科歯科大学皮膚科 入局
2005年 土浦協同病院皮膚科
2007年 都立墨東病院皮膚科
2008年 川口工業総合病院皮膚科
2011年以降は非常勤勤務
2017年 巣鴨千石皮ふ科 開院

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