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最終更新日:2022年5月14日

まぶたが下がる原因や症状とは?対処法もご紹介

こちらの記事の監修医師
みなと芝クリニック
川本 徹

(画像=stock adobe.com)

「ものが見にくい」、「目を開けていられない」など、まぶたが下がることに悩んでいませんか。もしかするとそれは、眼瞼下垂かもしれません。まぶたが下がる眼瞼下垂は、病院で治療することができる病気なので、早めに受診することがおすすめです。

ここでは、まぶたが下がる眼瞼下垂について詳しく解説します。

まぶたが下がる病気「眼瞼下垂」

まぶたが下がってものが見にくいという人は、もしかすると眼瞼下垂(がんけんかすい)かもしれません。では、眼瞼下垂とはどのような病気なのでしょうか。詳しく解説します。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、名前の通り、眼瞼(まぶた)が下がる病気です。加齢や日常の中にあるさまざまな原因によってまぶたが下がりますが、子供の頃から発症する先天性の場合もあります。

眼瞼下垂に見られる症状

眼瞼下垂の代表的な症状は、まぶたが下がることです。
自分の力で目をぱっちり開けることができないため、いつもなんとなく眠そうに見え、みえにづらさから首を傾げるなどして変な角度からものを見るようにもなります。
また、目を大きく見開こうと、おでこや頭などの筋肉にも力を入れるようになり、筋肉の疲労から頭痛や肩こりになることも。眼精疲労にもなりやすく、めまいや吐き気が起こることもあります。

まぶたが下がるのはなぜ?眼瞼下垂の原因

まぶたが下がる原因として最も多いのが、上まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋と、眼瞼挙筋と瞼板をつなぐ挙筋腱膜に異常が起こることです。
上まぶたを持ち上げるときは、眼瞼挙筋の裏にあるミュラー筋という組織を介して、瞼板という板状の軟骨部分に伝えられますが、眼瞼挙筋や挙筋腱膜に異常が起こるとミュラー筋もゆるみ、まぶたが下がるようになります。

眼瞼下垂はほかにも、加齢や生活習慣が原因になることもあります。次では、具体的な原因について解説します。

加齢

年をとると、全身の筋肉が衰えてきます。目の周りの筋肉や組織も同じように衰えるため、腱膜が緩んだり伸びたりして、まぶたが下がりやすくなります。
また、肌のハリや弾力が失われるために、まぶたの皮膚が目に覆いかぶさるようになります。まぶたの部分が大きく凹んだようになるのも、腱膜の緩みが原因です。

コンタクトレンズやマスカラ

コンタクトレンズを長期間装用していると、まぶたが下がるようになります。
これは、コンタクトレンズを毎日着脱するとき、まぶたを引っ張るようにすることで、目元の筋肉が緩みやすくなるからです。
一般的に、ソフトコンタクトレンズを使用している人よりも、ハードコンタクトレンズを使用している人のほうが眼瞼下垂になりやすいといわれます。これは、ソフトコンタクトレンズよりハードコンタクトレンズのほうが厚みがあるため、挙筋腱膜やミュラー筋が摩擦により薄く伸ばされやすいと考えられているからです。ただ、コンタクトレンズを使用している人がすべて眼瞼下垂になるのかと言うとそうではありません。たとえば、眼瞼下垂になりやすいと言われるハードコンタクトレンズを長期間している人でも、まったく眼瞼下垂にならないという人もいるのです。

マスカラやアイシャドウなどのアイメイクが眼瞼下垂の原因になることもあります。まぶたをこすることで、周辺の筋肉がダメージを受けるからです。ですから、アイメイクをするときやクレンジングをするとき、強い力でゴシゴシこすることはやめましょう。マツエクやつけまつげ、こってりマスカラなどの重みも、まぶたが下がる原因です。

ウィルス感染によるもの

帯状疱疹ウィルスによる顔面神経麻痺によって生じる眼瞼下垂をラムゼイハント症候群、単純疱疹ウィルスによるものをベル麻痺といいます。いずれも抗ウィルス薬の投与、ステロイドホルモンによる治療が必要となる場合があり、治療が遅れると麻痺(眼瞼下垂)が残ってしまうことがあります。

先天的なもの

生まれつき眼瞼挙筋の力が弱いなど、筋肉に異常があると、眼瞼下垂になります。多くは片側だけに生じ、症状は周囲の人が見ても明らかです。
先天性の眼瞼下垂は、手術で治すことができます。こどもの場合は、小学校に上がる頃など、集団生活を始める前に行われることが多いです。

まぶたが下がるのを止めたい…自分でできる対処法

まぶたが下がるのを止めたいなら、日頃からできることを心がけましょう。まぶたが下がるのを止めるためにできる対処法についてご紹介します。

目を動かす体操をする

まぶたが下がることを予防するには、目を動かす眼輪筋のトレーニングが効果的です。
やり方はまず、額の力を抜いて目を静かに閉じ、額全体を手のひらで押さえます。眉毛が動かないように固定したら、そのまま 両目を大きく見開き、約5秒キープします。その後、 ゆっくり目を閉じて顔全体の力を抜き、リラックスしましょう。
左右の目を交互にウインクすることもおすすめです。左右で1セットとカウントし、5セット行ってください。

まぶたに負担をかけないよう心がける

まぶたに負担をかけると、まぶたが下がるようになります。コンタクトレンズを付けるときには、まぶたを引っ張りすぎないようにし、コンタクトレンズを装用する時間自体もなるべく短くしましょう。コンタクトレンズのケアをきちんとすることも大切です。汚れや傷のあるコンタクトレンズは眼病のもととなり、目をこする原因になります。

また、特に女性は、アイメイクのし過ぎに注意が必要です。マスカラやつけまつげは、その重みがまぶたの負担になります。クレンジングが大変になるほどの濃いアイメイクも、まぶたや目元の皮膚に大きなダメージを与えることになるでしょう。まぶたへのダメージを防ぐには、アイメイクをほどほどにし、アイメイク専用のクレンジングを使うことなどが有効です。
その他、花粉症などのアレルギーがある人は、目薬などを使って炎症を抑えるための治療をしましょう。目元をこすらないように予防することが大切です。

アイプチやアイテープで応急処置

眼瞼下垂の程度が軽い場合は、アイプチやアイテープなど、二重にするためのメイクアイテムが役に立つことがあります。
テープや接着剤を用いてまぶたを上げることで、眼瞼下垂によってまぶたが下がる症状を改善することができるでしょう。

メガネを掛けている人は、まぶたを上げるためのパーツをメガネに取り付けて使う、クラッチグラスが有効です。これをつけることで下がったまぶたをソフトに持ち上げ、眼瞼下垂による見づらさを改善してくれます。多くのメガネ店で取り扱われているので、相談してみるといいでしょう。

まぶたが下がる眼瞼下垂は病院で治療できる

(画像=stock adobe.com)

眼瞼下垂は、病院で治療することができる病気です。まぶたが下がることが気になる人は、ぜひ専門医を受診しましょう。

眼瞼下垂は早めの受診がおすすめ

眼瞼下垂は、気がついた時点で早めに受診することをおすすめします。というのは、眼瞼下垂になるとものが見えにくくなったり、それに伴って頭痛や肩こりを発症したり、心身の健康に悪影響を与え、生活の質を低下させてしまうからです。

ものが二重に見える場合は「重症筋無力症」の可能性も

実際には眼瞼下垂でないものの、眼瞼下垂のような症状があるものもあります。それが、重症筋無力症」です。これは、眼の筋肉が弱くなる病気で、よく動かすところが特に動きにくくなります。
重症筋無力症は自己免疫の異常で、神経から筋肉にうまく信号伝わらないために起こります。バセドウ病や橋本病などの自己免疫疾患を持つ人にもみられる病気です。

病院を受診するなら何科?

眼瞼下垂は、眼科や形成外科が専門です。目の腫れやアレルギー症状など、まぶたが下がる以外にも炎症が起きている場合は、まず眼科を受診しましょう。まぶたが下がる症状以外に特になければ、形成外科がおすすめです。

病院での治療・手術

眼瞼下垂は、軽度の場合は自分で対処することができるものの、根本的に治せるものではありません。そのため、治療では基本的に手術が行われ、多くの場合、日帰り手術が可能です。
眼瞼下垂の手術には、ほとんどの場合、医療保険が適用されます。

まとめ

(画像=まとめ・コピースペース/stock adobe.com)

まぶたが下がる眼瞼下垂は、加齢に伴って誰にでも起こりうるものです。しかし、コンタクトレンズの使用やアイメイクなどが原因で、若い世代にも起こることがあります。
眼瞼下垂は、ものの見づらさだけでなく、頭痛や肩こりなど他の症状を伴うこともあるため、快適な毎日を過ごすためにも、できるだけ早く受診することをおすすめします。

こちらの記事の監修医師

みなと芝クリニック

川本 徹

〇診療科 :内科、消化器科、皮膚科、外科、整形外科、大腸・肛門外科

《 経歴 》
筑波大学臨床医学系消化器外科講師(1996~2006)
東京女子医科大学 非常勤講師

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    • 内科 外科 肛門外科
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