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最終更新日:2021年11月29日

知らない間に手遅れに!? 沈黙の臓器「腎臓」の恐ろしい病気

こちらの記事の監修医師
 
寺林 陽介

腎臓

(※写真はイメージです/PIXTA)

腎臓は「沈黙の臓器」ともいわれ、機能が低下したり、病気が進行したりしていても、自覚症状が出にくいため、なかなか気づくことができません。腎臓の病気にはどのようなものがあるのか、また、腎臓を労わって機能を維持するためにはどのような方法があるのかを解説します。

目次

  1. 腎臓が「沈黙の臓器」と言われる理由
  2. 生命に関わることも…知っておきたい腎臓の病気
    1. 腎性糖尿
    2. 慢性腎不全
    3. 糖尿病性腎症
    4. 慢性糸球体腎炎
    5. 尿毒症
  3. 悔やんでも悔やみきれない…日頃の不摂生で人工透析に
  4. 腎臓が疲れているサインを見逃すな!
  5. 疲れている腎臓を労わる方法とは?

腎臓が「沈黙の臓器」と言われる理由

腎臓は体にとって非常に大事な臓器のため、もしも病気になってしまうと、大変なことになります。

なんらかの理由で腎臓が機能しなくなることを腎不全といいます。もし腎臓が病気になると糸球体や尿細管が障害を受け、血液をろ過できなくなります。

一度破壊された糸球体は元には戻りませんが、一つの糸球体がある程度壊れても他の糸球体が頑張って働き、カバーします。

そのため腎不全は、初期段階では症状を感じなかったり、感じたとしても症状が軽かったりして見過してしまうことが多く、気づいたときには病状がかなり進行していることも少なくありません。

腎臓が「沈黙の臓器」と言われることがあるのはそのためです。

腎臓がきちんと働かなくなると、体に必要なタンパク質などが外に出て行ってしまったり、貧血やカルシウム不足などを招いたりしますが、一番の問題は、体にとって毒となる老廃物が体内や血液中に溜まってしまう、ということです。

老廃物が血液中に体内に溜まった状態が長く続くと、尿毒症や動脈硬化、心臓病、脳梗塞など命にかかわる様々な病気にかかるリスクが高くなってしまいます。

慢性的な腎臓病によって腎臓の機能が正常時の30%まで低下した状態を「慢性腎不全」といいます。

慢性腎不全の場合、失われた機能が回復することはほとんどありませんが、発見が早ければ生活習慣の改善や治療などにより、腎臓の機能を維持することも可能です。

しかし、腎臓の機能が10%以下にまで低下してしまうと、腎移植や老廃物の除去や水分量、電解質のバランスの調節などを人工的に行う血液透析療法(人工透析)が必要になります。

生命に関わることも…知っておきたい腎臓の病気

腎臓に関する病気としては以下のようなものがあります。

腎性糖尿

原尿中のブドウ糖は体に必要な栄養分であり、通常は尿管で再吸収されるのですが、糖尿病にかかっていて血糖値があまりにも高かったり、生まれつきブドウ糖を再吸収する力が弱かったりするとブドウ糖が尿に混じることがあります。

また、まれに病気によって尿細管に障害が生じてブドウ糖が再吸収できなくなることがあります。

慢性腎不全

慢性腎臓病は慢性的な腎臓の病気や症状の総称で、何らかの腎機能の障害が3カ月以上続くと慢性腎臓病と診断されます。

慢性腎臓病は症状がないまま、数年から数十年に渡って少しずつ進行します。慢性腎臓病の中でも特に代表的なのは糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎です。

糖尿病性腎症

糖尿病により血糖値が高い状態が長く続いた結果、糸球体の毛細血管が固くなり、ろ過機能が低下する病気で、糖尿病の三大合併症の一つといわれています。

現在、慢性腎不全を起こす原因の第1位であり、糖尿病性腎症から人工透析に至る人は増加の一途をたどっています。

糖尿病の食事制限に加えて、腎臓病の食事制限(タンパク質など)また、激しい運動も負担になるので、かなり大変です。

慢性糸球体腎炎

糸球体が障害を受け、腎臓の機能が徐々に低下していく病気の総称です。原因は不明ですが、発症には免疫反応が関わっていると考えられています。

尿毒症

主に慢性腎臓病によって慢性腎不全が進み、末期の腎不全になると尿毒症を発症します。

尿毒症にまでいたると、血液中にたまった排出できない毒素や老廃物の影響で、だるさ、食欲不振、頭痛、吐き気、高血圧、不眠など様々な症状が現れます。

さらに症状が進むと昏睡状態に陥ることもあり、生命にかかわります。

悔やんでも悔やみきれない…日頃の不摂生で人工透析に

腎臓の病気の中には原因がはっきりとわかっていないものもありますが、糖尿病や高血圧、ストレスなど、生活習慣の乱れから引き起こされるものが大半です。

私は2016年に腎臓に関する本を出版して以来、腎臓病の人とお会いする機会が増えました。

最初に来院した読者は福岡からの人でした。「このまま好き勝手していると腎不全→人工透析になりますよ」と医師に宣告されたのだそうです。

腎不全になるということは血液のろ過ができなくなるので、透析の機械で血液をろ過しないと体中に毒が回っているような状態になり、死んでしまいます。

週に3回、4~6時間ほど病院のベッドに横たわり、透析を受ける。そこに正月休みはありません。酒、タバコはもちろん、塩分や、タンパク質の制限。病院通いで時間もかなり拘束され、日常生活が非常に制限されます。

腎臓が疲れているサインを見逃すな!

先ほどお話しした通り、腎臓は沈黙の臓器といわれ、血液検査で引っかかったときには、すでに手遅れになっていることも少なくありません。

しかし、実は自分が気付いていないだけで、腎臓が疲れているときに出るサインがあるのです。

・寝ても疲れがとれない。

・足のむくみや、冷えがきつい。

・腰が痛い

・尿の泡立ちが多い、色が濃い。

・夜間おしっこで目が覚める、トイレが近い

・血圧が高い

・貧血気味である

これらの症状がある人は腎臓が疲れている可能性が高いため、減塩など、腎臓を労わるように心がけましょう

疲れている腎臓を労わる方法とは?

腎臓を労わるには、まずは負担を軽減するための減塩、そして適度な運動が挙げられますが、さらに、直接さわれないものの、いいツボがあります。

腎兪(じんゆ)というツボで、おへその高さで、背骨から指2本分外側の左右にあります。そこを握りこぶしか、親指で30回程度グリグリもみましょう。

寝る前にやっていただくのがオススメですが、一番忘れずにできるのはトイレのときかもしれません。

「腎臓さん、いつもありがとうね」

そういう気持ちでもんであげると、体は変わり始めるに違いありません。トイレで座っているときに、ぜひやってみてください。

減塩、ウォーキングなどの軽い運動、そして腎マッサージ。これが腎臓を労る三大孝行です。

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こちらの記事の監修医師

 

寺林 陽介

六本木・寺林治療院院長。
1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師、灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。
24歳のときから一人で治療院を運営し、現在に至る。
2008年には南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年4月、東京都港区六本木に移転。
患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。
どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。
著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は30万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。

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