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最終更新日:2021年10月24日

実はカラダにとってストレス…副腎疲労に繋がる「生活習慣」や「食事」

こちらの記事の監修医師

末光 智子

副腎疲労

(※写真はイメージです/PIXTA)

前回の記事では、副腎疲労を引き起こす原因として、「心のストレス」を見ていきました。「副腎疲労を知る」シリーズ、第6回目は引き続き「副腎疲労を引き起こす原因とは?」をテーマに、カラダのストレスについて解説していきます。

目次

  1. 照明やブルーライトは、カラダにとって「ストレス」
  2. 食べていても「栄養不足」…現代型栄養失調によるストレス
  3. コーヒーやエナジードリンクの「飲みすぎ」にも要注意

照明やブルーライトは、カラダにとって「ストレス」

「カラダのストレス」というと、何を思い浮かべますか? 睡眠不足、不規則な食事、暴飲暴食、タバコ、長時間労働、過酷な肉体労働…こんな感じでしょうか。

もちろん、これらは代表的なカラダへのストレスです。

一方、こうしたわかりやすい例ばかりではなく、「ストレス」という自覚はないけれど、実はカラダにストレスになっているということが他にもたくさんあります。

特に、現代社会の利便性や快適さは、カラダの負担と引き換えになっている残念な側面があります。

たとえば、

・夜間の明るい電気

・パソコンやスマートフォンからのブルーライト

・電化製品からの電磁波 など。

自主的にやっていることも多いため、本人が「ストレス」と自覚していないケースも珍しくありません。夜遅くまでテレビを見たりネットサーフィンをしたりするのは、自分がやりたくてやっているわけですから、負担には感じていないでしょう。

「夜型」というリズム自体が、コルチゾールの本来の分泌パターンからズレていることは言うまでもありませんが、実は人工的な明るさもカラダの疲労に繋がります。

蛍光灯やLED、パソコンやスマートフォンなどの人工的な明かりを、近年では「ジャンクライト」と呼ぶことがあります。

朝から夜遅くまでジャンクライトをむやみに浴び続けると、カラダのリズムが乱れ、副腎からのコルチゾールの分泌パターンも大きな影響を受けます。

夜遅い時間までのデスクワークはもちろん、運動不足解消のために夜間ジムに行くのも、明かりによる疲労蓄積という観点からはあまりオススメできません。

食べていても「栄養不足」…現代型栄養失調によるストレス

食事面からも、カラダにストレスをかけていることがあります。

たとえば、

・ファーストフードやコンビニ弁当など、バランスの悪い食事

・栄養不足

・有害重金属

・カフェインの過剰摂取

などです。

バランスの悪い食事がカラダによくないことはよく知られていますが、しかし「栄養不足」と聞くと、自分には当てはまらないと思ってしまう方が多いのではないでしょうか。

しかし、「現代型栄養失調」という表現の仕方もあるように、現代人の栄養状態は糖質や脂質に偏りすぎていたり、必要なミネラルやビタミン、タンパク質が不足していたりするなど、昔の食糧難の頃とは異なるタイプの「栄養失調」がかなりの割合で起こっています。

栄養不足のせいで細胞が必要とされるだけのエネルギー代謝を行えなくなると、当然エネルギー不足になります。するとカラダは危機を感じて、ストレスがかかります。

カロリーは足りていても、ビタミンやミネラルが必要な量に満たないと、細胞内のミトコンドリアで行われるエネルギー産生回路がうまく回らず、体内がエネルギー不足に…という事態は起こり得るのです。

また、副腎でコルチゾールを産生するために必要な栄養素が不足することでも、ホルモン産生に影響が及びます。

体内に蓄積される重金属の中でも、日本人は「水銀」が多い傾向にあります。これは、マグロなど日本人がよく食べる大型魚に、食物連鎖によって水銀が蓄積されやすいことと関連があります。

体内に有害な物質が入れば、当然、カラダは除去しようと頑張りますから、余分に仕事をさせることになります。

コーヒーやエナジードリンクの「飲みすぎ」にも要注意

コーヒーを1日中、夜まで何杯も飲み続けたり、元気を出すためにエナジードリンクを毎日のように飲んだりしてはいませんか?

エナジードリンクの中には、たいていカフェインが含まれています。

カフェインは副腎にとっては「刺激」であり、過剰接種は、副腎にコルチゾールを出すよう「頑張れ! 頑張れ!」とムチを売っているも同然。飲み続けるほど副腎が働きっぱなしになるため、副腎疲労を進行させてしまいます。

コーヒーやエナジードリンクというと、ビジネスマンのイメージがありましたが、近年は大人だけでなく、10代の子供たちも受験勉強などのために深夜まで飲んでいることがあります。

今年までの数年間、ある学校へ中・高校生の健診に行っていました。

「だるいんです、朝キツイです」と訴える男子高校生と話していると、彼は深夜までコーヒーを飲んでいるとのこと。いくら勉強のためとはいえ、これではカラダがダメージを受けています。

若さゆえの回復力に支えられ、カラダはなんとか持ちこたえているかもしれませんが、すでに大人のような疲労感を抱いている副腎疲労状態の彼らを見ていると、いざ社会に出たとき、十分に耐えうるカラダを保てているだろうか、と心配になりました。

現代生活の中で「当たり前になっているから」「みんなもやっているから」と思っている習慣だからといって、残念ながら、カラダにとっても大丈夫ということにはなりません。

社会が便利な方向にいろいろと変化しても、カラダまでそれに合わせて進化しているというわけではないのです。

次回は「カラダのストレス」の中でも気づかれにくい、けれど副腎疲労に大きく影響する「腸内環境」や「慢性炎症」について解説します。

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こちらの記事の監修医師

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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