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最終更新日:2021年9月28日

ココロやカラダを調えていくうえで大切な「3つのこと」

こちらの記事の監修医師

末光 智子

ココロやカラダを調えるうえで大切な3つのこと
(画像=※写真はイメージです/PIXTA)

ここまでの記事で、カラダやココロを調えていくための具体的なヒントをたくさん書いてきました。お伝えしたいことはいろいろありますが、今回は日々の実践していくうえで、心に留めておいてほしい、大切なことをお伝えします。それは、「あきらめないこと」「信じること」「小さな進歩を大切にすること」です。

目次

  1. 「あきらめないこと」
    1. 新しいことに対する「違和感」は「頑張っているサイン」
  2. 「信じること」
    1. あなたにも必ず「変わる力」が備わっています
  3. 「小さな進歩を大切にすること」
    1. あなたが望む「大きな変化」は、ひとつずつ起こる「小さな変化」の積み重ね

「あきらめないこと」

新しいことに対する「違和感」は「頑張っているサイン」

少しやってみても、変化がないとすぐにあきらめてしまうことがあります。でもここであきらめてしまうのは、とてももったいないことです。

なかなか自分の望む変化が見られない場合、いろいろな原因がありますが、改善していくには自分が思うより時間がかかることがあることを知っておきましょう。

考えてもみてください。何年も、何十年も続けてきた習慣を変えていくわけです。たとえ、続けてきた習慣がカラダやココロにとって「よくない」習慣だったとしても、カラダもココロもそのやり方にすっかり慣れています。その習慣で日々を過ごせるように、なんとかバランスをとっていました。

そこに、今までとはまったく違う、新しい習慣を取り入れようとする。それがどんなによい習慣であれ、カラダやココロにとっては不慣れなもの。

カラダもココロも「恒常性」といって、なるべく同じ状態を保とうとする力があり、変化は苦手です。新参者の「よい」習慣よりも、今までの習慣を続けるほうが、楽ちんなのです。

新しい習慣を取り入れたとき、最初は違和感や居心地の悪さがあるのは仕方のないことです。最初の違和感で「自分には合っていない」と判断するのは時期尚早です。

むしろその「違和感」は、あなたが今までと違うことに取り組んでいる、というサインです。あなたは、これまでの延長線とは違うところに行きたいのだ、ということを思い出しましょう。この「違和感」や「居心地の悪さ」のサインを、「私は望む方向に向かえている」と捉え、新しい習慣に戸惑ったり、ぎこちなかったりする自分を許してあげましょう。

そして新しいことを始めたときは、まず最低でも3週間、それができたら3ヵ月は続けましょう。

「信じること」

あなたにも必ず「変わる力」が備わっています

あきらめないためにも、「私には変わることができる力がちゃんとある。必要な力はすでに備わっている」と信じることが大切です。

とはいっても、苦しいときには「自分は変われる」と信じられないから苦しいわけですよね。その気持ちはよくわかります。

私も自分自身が不調だったころ、自分がよくなることを信じ切れずにいました。ですが、少しずつ調えていくと、失ったと思っていた意欲も、明るさも、好奇心も、ちゃんと回復してきました。

失われたように感じても、ただ見えなくなってしまっているだけで、必ず、戻ってきます。

カラダもそうでした。つらい時期には眠剤を数種類飲んでも寝られなかったり、悪夢を見たりしていた私が、眠剤なしでぐっすり寝られるようになりました。高校生以来、ずっと重度の無月経でしたが、30代後半になってから徐々にリズムを取り戻し、37歳で自然に子供を授かりました。出産後には、妊娠前よりもさらに生理周期が整い、ほぼ1ヵ月ごとに整理が来るところまで回復しています。私は現在42歳になりましたが、ココロもカラダも今が一番よい状態です。

私に限らず、自分の回復する力を信じて、コツコツと根本からアプローチすることで様々な不調から回復し、よりすこやかに、そして幸せになった方たちがたくさんいます。

私やその方たちが特別なのではありません。変化する力は、どんな人にも必ず備わっています。そのことをぜひ信じて希望にしてほしい。もし、あなた自身が信じられないとしても、私はあなたにもその力があることを、心から信じています。

「小さな進歩を大切にすること」

あなたが望む「大きな変化」は、ひとつずつ起こる「小さな変化」の積み重ね

これまでの記事で取り上げてきた様々なヒントは、続けることで確実にカラダもココロも変わってきますが、一方で劇薬のような効果があるわけではありません。

悩みや苦しさが長く続いている人は、その分「世界が変わった!」「まるで生まれ変わったよう!」と実感できるくらいの効果をすぐに期待しがちです。

ですが、変化は少しずつ起こります。自分に起こる「小さな変化」に目を向けて、そのことをひとつひとつに喜んでいきましょう。あなたの中の小さな変化をひとつひとつ拾い上げて、「イエス!」と受け止めるのです。

あなたが望む「大きな変化」は、ある日急に目の前にやってくるのではなく、「小さな変化」の積み重ねの先に待ち受けるものです。半年前、1年前、5年前の自分を振り返ったときに、「そういえば以前の自分とは全然違う」と気付く。そのように変化していきます。

私の変化も少しずつでした。ですが今振り返ってみると、あの頃の私とは全然違う世界にいます。変化のために、恐る恐るでも今までとは違うことを選びながら行動をしていった私に、今は感謝と愛おしい気持ちでいっぱいです。

あなたにも、そうやって今の試行錯誤の日々を振り返ることができる日がきっと訪れるでしょう。

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こちらの記事の監修医師

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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