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最終更新日:2021年9月30日

人は可能性に満ちている。「セルフイメージ」があなたの限界を作っていませんか

こちらの記事の監修医師

末光 智子

(画像=※写真はイメージです/PIXT)

陸上の男子100m走では、なかなか10秒を切ることができませんでした。しかし、一度10秒の壁を打ち破る選手が出ると、その後は10秒を切る選手が続出してきました。これは「自分は10秒を切れる」というイメージが、これまでの限界を超える能力を導き出したと考えられています。私たちが自分自身に抱いている「セルフイメージ」は心やカラダにどのような影響を与えるのかを見ていきましょう。

「10秒の壁」を打ち破る自分をイメージできるか?

陸上100m走の「10秒の壁」という言葉を聞いたことがありますか?

かつて、陸上の男子100m走では、なかなか10秒の壁を破ることができずにいました。しかし、一度10秒の壁を打ち破る記録が出ると、その後、10秒を切る選手が次々と登場するようになりました。そこには「10秒をきることはできる。それなら自分にもできる」というイメージが、「10秒の壁」という超えることができないと考えられていた壁を打ち破り、これまでの限界を越える能力を引き出したのです。

私はフィギュアスケートが好きでよく見ていますが、昨今は4回転ジャンプを飛ぶ選手が増えました。以前は4回転を飛ぶなんて! と思われていて、世界でも1人、2人だけだったのに、次々と4回転を飛ぶ選手が出てくると、今ではトップクラスでは必須の技術として求められる時代になりました。

もちろん、100m走でも、フィギュアスケートでも、テクノロジーが進歩し、分析や練習方法、カラダづくりの研究などが進んだことで練習環境が大きく変わってきたことも挙げられるでしょう。

しかし、そうした有効な方法も、「100mで10秒をきることができる」「4回転は跳べるのだ」というイメージがアスリートたちの中になければ功を奏することはなかったと思います。

このようにセルフイメージは、想像をはるかに超えた強い影響力を持っています。それは、自分が認識できる顕在意識のみではなく、潜在意識にまで影響するといわれています。

「セルフイメージ」があなた自身の限界を作る

あなたが当然のように自分自身に対して抱いているセルフイメージ。そのセルフイメージがあなたの限界を作っていませんか?

あなたの幸せ、心身の健康にも、「どうせ私にはこの程度」と自分自身が限界を作っていないでしょうか。

どんなに、アドバイスを受けたり、行動をしたりしても、あなたのセルフイメージが以前のままだと、仮に一時的に変わったとしても、また以前のセルフイメージの自分に戻ってしまいます。

ダイエットを例に見てみましょう。ダイエットの失敗やリバウンドには、「太っているのが私」「やせてもリバウンドしてしまう私」といったセルフイメージの存在が指摘されています。「食べるのがやめられない私」「水を飲んでも太るのが私」といったセルフイメージを持ち続けていたとしたら、一時的にがんばってやせたとしても、リバウンドする可能性が極めて高いのです。

では、どうしたらよいのでしょうか。

「もし本当にやせちゃったら、どんなことがしてみたい?」「やせて、周りにどんな風に言われたい?」「やせた自分を鏡で見たら、どんな言葉を思わず言うかな?」

このように、「スリムな私」のセルフイメージを前提にして、やせた未来の自分への憧れを膨らませます。心が本当にワクワクして、「その気」になれるイメージが一番大切です。「やせたら健康になれるから」と理屈で考えても、ワクワクせず「その気」になれなければ、セルフイメージは変わりません。

それよりも、「やせたら、久しぶりに会った実家の両親が、びっくりしちゃったりして!」といった、想像したら思わずニヤニヤしてしまうような、あなた自身の心、感情が生き生きと動くイメージが大切です。

心身への影響が強いイメージのひとつに「年齢」があります。「もう40過ぎたから」「いい歳をして……」と、年齢による思い込みは多くの人が抱いています。

もちろん、歳と共に変わってくる身体の変化があります。その現実を見ないふりをするのは間違いです。ですが、多くの人は「〇歳なら、このくらいが当たり前」と、実際のカラダの状況より先に、イメージで制限してしまっていることがほとんどです。

そのイメージに合わせて、本当はもっと動ける力がカラダにあるにも関わらず、力が発揮できないとしたら、とてももったいないことではないでしょうか。

考えている以上にあなた自身は可能性に満ちている

世間や常識の「イメージ」に、あなたの心身を合わせる必要はないのです。

私たちは、セルフイメージ以上の自分になることはできません。どんなに才能があっても、それを生かすのも、殺すのも、セルフイメージ次第。あなたの限界を決めるのは、あなたの「能力」ではなく、あなたの「セルフイメージ」なのです。

あなたを縛っている、不自由なセルフイメージを手放し、あなたの心を、あなたがひそかに憧れているイメージでいっぱいにしませんか。

セルフイメージが変われば、自然と行動も変わります。あなたに必要な力も、あなたから引き出されます。それは100mで10秒を切る選手たちのように。

私たちはふだん、持っている能力の数パーセントしか使っていない、といわれています。まだ使われていない90%以上の能力があるとしたら、もったいないことです。

あなたのココロやカラダが本来持っている力、素晴らしさは、こんなものじゃない。

あなたのココロもカラダも、もっとすこやかに、幸せになれる。

あなたが知っている以上に、あなたはパワフルで、可能性に満ちている。

あなたが抱いている「限界」は自分が作り上げたイメージでしかないのです。

今抱いている「限界」のイメージから自由になったあなたは、もっと生き生きしているはずです。その期待に、あなたのココロやカラダは応えようとしてくれます。

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こちらの記事の監修医師

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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