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最終更新日:2021年9月29日

幸せ体質になる!「セルフイメージ」は簡単に変えることができる

こちらの記事の監修医師

末光 智子

( 画像=※写真はイメージです/PIXTA)

私たちが自分自身に抱いている「セルフイメージ」は心だけではなく、「カラダ」そのもの、健康にも大きく影響を与えると考えられています。このセルフイメージは変えることができます。どのように自分が憧れる「セルフイメージ」に変えていけばいいのでしょうか。

目次

  1. マイナスのセルフイメージはカラダにも悪影響
  2. 「セルフイメージ」は簡単に変えることができる
  3. 憧れのセルフイメージで行動も気持ちも変わる

マイナスのセルフイメージはカラダにも悪影響

前回の記事で、私たちが自分自身に対して抱いているイメージである「セルフイメージ」の影響について解説しました。

セルフイメージは、主に心に影響するように感じられるかもしれません。しかし、セルフイメージは、私たちの「カラダ」そのもの、健康自体にも大きく影響してきます。ココロだけでなく、カラダの健康のためにも、自分のセルフイメージを意識することはとても大切です。

そしてもちろん、健康の先にある、「幸せになること」にも大きく影響してくると考えられています。

例えば、「私はいつも元気!」というセルフイメージの人は、多少の不調を感じても、「あれ、なんだか調子が悪いな。でも大丈夫」と考えることができます。つまり、不調を感じても過度に不安になることはありません。自分がまた元気に回復できること、その力が自分にあることを信じることができます。

一方、「私は体力がなくて弱い」というセルフイメージの人は、「あぁ、しんどい。私ってやっぱり体力がない。すぐ疲れちゃう……こう弱いと何もできないし、この先大丈夫かな。そう言えば、ここも調子が悪いし……」と、思考そのものが悪循環に陥ってしまいがちです。

実際に表われていたり、感じている心身の徴候を、見ないようにすることとは違います。あなた自身が、例え今まさにいろいろな不調を抱えていても、「自分の中にちゃんと回復する力を持っている私」「もっとすこやかで幸せになれる私」というセルフイメージを持っているかどうか、そのことが実際のカラダの回復や調子も左右することになります。

自分の中に回復する力、そもそも備わっている健全な力が自分にはない、と思っている人、つまりそんなセルフイメージを抱いている人は、不調を感じると辛さや不安が増していきます。その心の状態が、当然ホルモンの分泌や自律神経へも影響することで、カラダの抵抗力や治癒力を弱め、不調を長引かすと考えられます。すると、「やっぱり私は不調ばかり」と、さらに今抱いているセルフイメージを強化する悪循環に陥ってしまうのです。そして、セルフイメージ=私そのものだと思い込み、自分の性格や体質だから変えられない、と勘違いや錯覚をしてしまいます。

「セルフイメージ」は簡単に変えることができる

しかし、ここでお伝えしたいこと、それは「セルフイメージ」は、変えることができる、ということです。

人は、自分が抱いているセルフイメージを好きになれないと、幸せを感じることはできません。お金持ちになれたとしても、「お金持ちの人は、高慢で鼻持ちならない」というイメージを持っていたとしたら、誰かに「お金持ちでいいですね!」と言われても、素直に喜ぶことができません。せっかくの褒め言葉が嫌味にすら聞こえるかもしれません。

私自身、過去に心身の不調で苦しかった20?30代にかけては、「医者である自分」というセルフイメージを実は好きになれずにいました。心身ともに不調を抱えている自分が医者をしていることに自信をなくし、医者である自分のことを褒められても、心から喜べませんでした。元気になった今は、「医者である自分」のセルフイメージを好きになれました。このように、「肩書」が人を幸せにしてくれるわけでは決してありません。

どんなにささやかな、質素な生活をしていたとしても、「ささやかな生活を楽しむ私」というセルフイメージを自分が好きであれば、あなたは幸せを感じることができます。そして、自分の好きなセルフイメージで生きている自分を、自分の大切な人たちが、受け入れ、好きになってくれれば、他の人になんと言われようと幸せでいることができます。

もし、今の生活で、自分のことを好きになれずにモヤモヤしているとすれば、それは、自分が今抱いているセルフイメージのことが好きになれないということです。

しかし、これはある意味、朗報でもあります。なぜなら、「セルフイメージ」という言葉のとおり、それはあくまでも「イメージ」なのです。「イメージ」は自分が自由に変えていくことができます。どんな自分になりたいか、どうありたいか、それは自由に思い描いてよいのです。

憧れのセルフイメージで行動も気持ちも変わる

今からでも遅くはありません。もし、自分がこれまで無意識に持ち続けてきたセルフイメージが好きでなければ、好きなイメージに変えていきましょう。

今の自分とはかけ離れているから……と、憧れることすら諦めるのではなく、「こんな人になりたい」「こんな私でいたい」と、憧れのセルフイメージを描くことから始めてみましょう。

そして、「もし憧れの〇〇みたいな人だったら?」と、自分がその憧れのセルフイメージそのものになっていることをイメージしてみて下さい。そのイメージが鮮明に自分の中に入ってくると、だんだん「その気」になってきて、行動が変わってきます。そして気持ちも変わってきます。

自分に自信がない、自分のことが好きではない人は、自分が抱いている「セルフイメージ」を確認してみましょう。

あなたは、今、どんなセルフイメージを抱いていますか?

好きではないセルフイメージに、自分自身を縛り付けていませんか?

あなたは自分の好きなセルフイメージを自由に描いて生きていっていいのです。あなたの心の中を、あなたが本当に憧れるセルフイメージでいっぱいにしませんか。

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こちらの記事の監修医師

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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