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しっかり「噛む」ことでカラダとココロを調える【イシャチョク】

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最終更新日:2021年7月20日

しっかり「噛む」ことでカラダとココロを調える

こちらの記事の監修医師
四日市ヘルスプラス診療所
末光 智子

どんな風に食べるかは、消化、吸収、排泄に影響する大切なポイントです。中でも昔からよく言われる通り「よく噛む」ことは重要。最初の一口目をしっかり良く噛んで、「これから食べ物が入ってきます」とカラダに知らせ、唾液をしっかり出すようにしましょう。

目次

  1. 噛むことの大切さを再認識しよう
    1. 噛むことはリーキーガット症候群の予防にも
    2. リズミカルな動作が気分を安定させる
  2. 丁寧に噛みしめる動作はココロを整える

噛むことの大切さを再認識しよう

「何を食べるか」と合わせて見直して頂きたいこと。それは「食べ方」です。どんな風に食べるかが、その後の消化、吸収、排泄に影響してくる、大切なポイントです。

昔からよく言われることですが、まず「よく噛む」ということ。特に最初の一口目をしっかり良く噛んで、「これから食べ物が入ってきます」とカラダに知らせ、唾液をしっかり出すことがとても大切です。その後の消化液の出方も変わってきます。

せっかく食品を意識しても、それらが今度はカラダの中で、消化吸収されなければ意味がなくなってしまいますね。唾液がしっかり出ることで、それに続く胃や十二指腸からの消化液も十分に出るようになり、しっかり消化されることで、栄養の吸収も、最終的に排泄される便もよくなっていきます。

噛むことはリーキーガット症候群の予防にも

現代人はリーキーガット症候群(腸管漏出症候群)という、腸の粘膜バリア機能がダメージを受けてしまっている状態の人が多くなっています。リーキーガット症候群は、便秘や下痢といったお通じの異常だけでなく、疲れやすさ、アレルギー、抑うつ、集中力の低下、自己免疫性疾患や認知症など、その影響は全身にわたります。

リーキーガット症候群は、現代人の食生活、ストレス、抗生物質や痛み止めといった薬の使い過ぎなど、様々な要因が絡んで起こってきます。(リーキーガット症候群について詳しくは別の記事で改めてお伝えします。)

リーキーガット症候群の予防には、食べ物をよく噛むことがとても大切です。よく噛まずに飲み込まれてしまうと、未消化の食物が小腸、大腸へと送られてしまい、腸内細菌のバランスを崩す原因になります。栄養の適切な吸収も妨げられ、ビタミンやミネラル不足にもつながります。

便秘がちな方は、早食いでしっかり噛まずに食事をする傾向があります。「よく噛んで食べること」なんて、当たり前すぎてつい見逃されがちですが、こうした簡単なことをこそバカにせず、まずはやってみましょう。

リズミカルな動作が気分を安定させる

リズミカルに噛むことは「セロトニン」という、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているホルモンの分泌を増やすことにも有効です。

咀嚼のような、一定のリズムを反復して行う運動(他にはウォーキングやスクワットなど)は、刺激として脳に伝わり、セロトニン神経を刺激して、分泌が高まります。咀嚼することで、脳の中で注意力や集中力に関係している前頭葉の血流量が増えるという研究結果もあります。

1日2回から3回、人が基本的に必ず行う食事。その食事で行う「噛む」という、ふだん当たり前にしていることでも、意識するとこんなに様々な効果があります。元気になったり、幸せになったりするために、何か難しいことをしようとするより、基本的な部分を見直すことがいかに大切か、感じて頂けるのではないでしょうか。「噛む」ことを味方にしない手はありません。

丁寧に噛みしめる動作はココロを整える

どんな風に食べるかにおいては、食事に対する気持ちや姿勢も含まれます。これは「ココロを調える」ことにも関係してきますが、何気なく口にする食事も、少し思いを馳せてみると、いろんな方たちの手をわたって私たちの食卓に上っていることに気づきます。

野菜ひとつにしても、その野菜を育んだ土、太陽、空気があります。そして、時間をかけて育て、収穫して下さる農家の方たちがいて、その野菜をはるばる各地から運んで下さる方がいて、私たち消費者に届けて下さるお店の方がいる。今、目の前にあるものがどんな旅を経て自分のところにやってきたのかを考えると、感謝の気持ちが湧いてきます。自分の生活が、日々の営みが、たくさんの人に支えられてあることが感じられます。

忙しい毎日の中で、毎食そんな風に思いを馳せることは難しいかもしれません。時々でもいいのです。「この食事を、これから自分のカラダが、唾液を出し、ぜん動運動をし、消化液を出して、しっかり消化吸収できるように働いているのだな」と、カラダの営みを意識してみること。「目の前の野菜もお米も、肉や魚も、本当に多くの人の手が関わって、今目の前にあるのだな」と思いを馳せてみること。

少し時間があるときに、よく噛むこと、よく味わうことを意識することで、自分のカラダや、周囲に支えられてある毎日の生活が、愛おしく、かけがえのないものに感じられるようになります。

そうして、自分のカラダや周囲のものに対する優しい、穏やかな気持ち、感謝の気持ち、そういったあなたの気持ちそのものが、実際の消化吸収や排泄にも影響します。

食べることは生きることに直結しています。毎日繰り返す、その「食べ方」にもちょっと意識を向けて、大切にする時間をとってみて下さい。

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こちらの記事の監修医師

四日市ヘルスプラス診療所

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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