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最終更新日:2021年11月19日

生理で黒い血が症状続く、その原因について

こちらの記事の監修医師

生理で黒い血が症状続く、その原因について

(画像=Adobe Stock)

女性に毎月やってくる生理では、出血する血液の色や様子が、体の状態を表すバロメーターともなります。生理で出血する血がいつもの様子とは違い、黒い血が出続ける場合は、病気や体の変化など、何らかのサインであるかもしれません。そこでここでは、生理で黒い血が続く場合の原因について解説します。

目次

  1. 生理で黒い血が出る原因は酸化
  2. 生理で黒い血が続く場合の原因
    1. 子宮筋腫
    2. 子宮頸がん
    3. 子宮体がん
    4. 子宮腺筋
  3. 少量の血が長く続く場合は更年期のサイン
  4. 生理で黒い血が出るなどの不正出血について
    1. ストレスは不正出血で原因の一つ
    2. 不正出血で腹痛のある場合
    3. 不正出血とピルの関係性
  5. 生理で黒い血が少量続く場合は病院を受診しよう

生理で黒い血が出る原因は酸化

生理の時の血の色は、通常は赤や赤褐色です。しかし時に、血が黒い場合もあります。なぜ、経血が黒いのでしょうか。実はこれは、血液の酸化が原因です。酸化とは、空気に触れることで変質する現象で、血液は酸素に触れて酸化すると黒っぽい色に変化します。

生理が始まると、3日目くらいまでは経血が多く、酸素に長時間触れる間もなく排出されるために、赤や赤褐色など、比較的鮮やかな色をしています。
ところが、3日目を過ぎてどんどん経血の量が減ると、子宮内の経血がすぐに排出されるのではなく、子宮や膣内に溜まって留まることがあり、外に出るまでに時間がかかるようになります。
その間に酸化が進み、はじめは赤や赤褐色だった経血が黒くなり、黒い血として出てくるようになるのです。また、生理が始まった頃よりもナプキンをこまめに変えなくなるために、ナプキンについてから酸化して黒っぽくなるということもあります。

生理で黒い血が続く場合の原因

婦人科系の病気が原因である場合の黒い血は、正確には「黒いおりもの」であることが多いです。黒いおりものが出る原因となる病気についてご紹介します。

子宮筋腫

子宮筋腫は、比較的多くの女性に起こる良性の腫瘍です。しかし、大きくなると、月経痛や不正出血などを起こすことがあり、不妊症となるケースもみられます。
不正出血が続いて子宮内に血液がたまると、あとから黒いおりものとして排出されることがあります。

子宮頸がん

子宮頸がんが進むと、おりものが変化します。透明や乳白色ではなく、茶色っぽくなったり、生理でないときに血液が混ざったりすることもあり、臭いもいつもとは違った様子になります。

子宮体がん

子宮体がんの初期症状には、不正出血やおりものの色の変化(血の混じったような色や茶色)があります。
不正出血は不意に起こることが多いため、気付かないまま放置される場合が多く、見つけた時には血液が酸化して黒くなっていることが多いために驚く人が大半です。
特に閉経後の不正出血は、子宮体癌の可能性が高いので、早めに受診しましょう。

子宮腺筋

子宮内膜症とは、かつて、子宮以外の場所にできるものと子宮内にできるものをひっくるめてそう呼んでいました。
しかし最近ではそれが区別されるようになり、子宮にできる子宮内膜症のことを「子宮腺筋症」というようになりました。
症状には、月経痛、過多月経、不正出血があります。不正出血の場合排出された血液が酸化して黒くなったり、おりものの色が変化したりします。

少量の血が長く続く場合は更年期のサイン

不正出血があるからといって、その全てが病気のサインであるとは限りません。
40代後半から50代にかけて起こる不正出血は、更年期のサインである可能性もあります。年令を重ねると卵巣機能が衰えて、ホルモン分泌が不安定になり、不正出血を起こすことがあります。長期間ダラダラと少量の出血が続いているなら、もしかすると、閉経が近づいているのかもしれません。

生理で黒い血が出るなどの不正出血について

生理で黒い血が出たり、不正出血をしたりする場合は、病気の他にも原因があります。

ストレスは不正出血で原因の一つ

ストレスは、自律神経のバランスを乱し、女性ホルモンの分泌も不安定にします。
過度なストレスは不正出血の原因となり、生理でないときに不意に出血するため、見つけた時には血が黒ずんでいるということがあります。
また、女性ホルモンがアンバランスになると、経血の量が減ったり、逆に大量出血したりして安定しなくなることもあります。

不正出血で腹痛のある場合

生理でもないのに出血し、しかも腹痛がある場合は、婦人科系の疾患である可能性があります。また、妊娠中の女性の場合は、母体や胎児に何らかの異常が起きている可能性があるので、早めに受診しましょう。

不正出血とピルの関係性

低用量ピルを飲んでいる人の約2割は、不正出血をしたことがあるという調査結果があります。これは、ピルを飲むことで女性ホルモンのバランスが変わるからであり、ほとんどの場合は心配の必要がありません。ピルの服用をやめる必要もなく、飲み続けて1?2ヶ月もすれば自然におさまります。
しかし、稀に出血が長引いたり、ひどくなったりする人もいます。心配なことがあればすぐに受診しましょう。

生理で黒い血が少量続く場合は病院を受診しよう

生理で黒い血が少量続くのは、多くの場合、経血量の減少によって酸化しやすくなっているからであり、心配することはありません。
しかし、生理でもないときに黒い血(不正出血)が出るとか、おりものの色が茶色っぽい、あるいは血が混じったようであるなどすれば、注意が必要です。
経血やおりものの様子は、婦人科系の異常を知らせる大切なサインとなります。だからこそ、いつもと違う変化が見られたらすぐに専門医に診察してもらいましょう。

丸茂 元三
丸茂 元三
《経歴》
1991年3月 旭川医科大学医学部 卒業
1991年6月 東京大学医学部附属病院産婦人科
2003年5月 板橋中央総合病院産婦人科
2004年4月 板橋中央総合病院産婦人科 医長
2013年9月 丸茂レディースクリニック 開設

《資格》
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本超音波医学会 超音波専門医
FMF認定超音波医
母体保護法指定医

《所属学会》
日本産科婦人科学会
日本超音波医学会
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