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最終更新日:2022年3月12日

ワイヤー治療よりもメリットが多い!?…歯列矯正で「マウスピース」を選ぶ人が増えているワケ

こちらの記事の監修医師
神保町タワー歯科・矯正歯科
越智 信行

※画像はイメージです/PIXTA

長引くマスク生活で、大人でも「歯列矯正にトライしたい」という人が増えています。とはいえ、金属が目立つ、器具が痛い、費用が高いなど、矯正に「マイナスイメージ」を持っている人が多いのも事実。そんななか、神保町タワー歯科・矯正歯科の越智信行院長が歯列矯正の「新たな選択肢」を紹介します。

ワイヤー治療よりもメリットが多い!?歯列矯正のニュースタンダード

歯列矯正治療といえば、金属のワイヤーを思い浮かべる方が多いと思います。

ただし、「見た目が嫌」、「痛そう」など、ワイヤー治療にあまりいいイメージを持っていない方も少なくありません。また、金属アレルギーの患者様で矯正を諦めていた方も多いようです。

実際、当院にご相談に来られる患者様のうち、過去に矯正の経験がある方は『もうワイヤーは付けたくない』という方も多いです。

世界的に近年の矯正治療は、従来型の金属のワイヤーを使ったものではなく、透明なマウスピースを使った歯列矯正が増えています。マウスピース型矯正装置による歯列矯正は、透明なマウスピースを1日20時間以上装着し続けることで理想的な歯並びを手に入れる治療方法です。

1週間から2週間装着したら、次のマウスピースに患者さんご自身で交換していただきます。1枚のマウスピースで歯を動かせる量が決まっており、歯列不正の程度によって必要なマウスピースの数は異なります。

マウスピース矯正は、世界各国で1,100万人以上の治療で使われており、いまや「矯正治療のスタンダード」といっても過言ではありません。

現在では、マウスピース矯正は日本でもかなり認知され始めています。マウスピースは透明で見た目がいいという理由から、矯正治療において選択肢のひとつになりつつあります。

また、見た目だけではなく、簡単に取り外しすることができるので、歯ブラシがしやすく口のなかを清潔に保ちやすい利点もあります。加えて、従来のワイヤー矯正と比べ「通院頻度が減る」こともメリットのひとつといえるでしょう。

進化し続ける「歯科のデジタル化」

従来の歯科治療では、粘土のような印象材を口のなかに入れて歯型をとり、そこから石膏で模型を作製して計画を立てておりました。

昨今の歯科矯正では、光学スキャンを利用してデジタルで口のなかをスキャンし、そのデータからパソコン上で3Dシミュレーションを作製することが可能となりました。

デジタルスキャンは数分で終わり、いままで歯型とりの際に嘔吐反射が出ていた方も楽に歯型をとることができます。3Dシミュレーションを用いた治療説明では、ソフトウェアを用いて1本単位で歯の動きを修正することができます。

現在の歯並びはもちろん、矯正治療後の整った歯並びも確認することができ、患者様はより直感的に治療内容を把握することができます。治療が始まった後も、来院時の進捗状況で患者様と一緒に確認することができるので、モチベーション維持に大きく役立ちます。

治療計画は複数作成することもできるため、患者様のご希望に沿った治療を提案しやすくなりました。

マウスピース矯正の費用、期間は?

歯列矯正は、治療方法や治療期間が患者様によって異なるのが特徴です。

前歯だけ整える部分矯正等の場合は、短期間・低価格での矯正治療も可能です。なるべく早くて安く歯を整えたいという患者様のニーズに合わせて、数万円から始めることができる低価格マウスピースも登場しています。

最近では低価格マウスピース矯正を提供しているところも増えてきており、矯正治療の垣根が段々と下がってきています。

低価格マウスピース治療では、比較的軽度な歯列不正や、妥協的な治療をゴールとする場合に適応されます。安価な矯正治療の注意点を十分理解して行わないと、本来目指していたゴールに到達しないことがあります。治療を途中で終了しなければならない場合、追加治療が必要となる場合もあります。

患者様ご自身で軽度と思っていても、実際に検査すると中等度または重度の歯列不正だったということもあるので、まずは歯科医院で専門的に診てもらうことが大切です。

「マウスピース矯正では治らない」は本当か

矯正治療を行う先生にも得意な分野があり、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、子供の矯正などたくさんの専門分野があります。

ワイヤー矯正が得意な先生はワイヤーをオススメすることが多く、マウスピース矯正が得意な先生はマウスピース矯正をオススメすることが多いです。

数年前と比べ、マウスピースの性能はどんどん進化しており、適応症例もかなり広がっております。現在、世界中で最も多くの人が選択する矯正治療手段はマウスピース矯正だといわれています。

しかし症例によっては、マウスピース矯正をメインで行ったとしても、一部ワイヤーを併用する症例もあるため、「マウスピース矯正VSワイヤー矯正」でなく、「マウスピース矯正withワイヤー矯正」が正しい考え方でしょう。

メリットは多いが…マウスピース矯正の注意点

マウスピース矯正は、歯に固定されたブラケットとワイヤーを用いた矯正と違い、マウスピースをはずしている時間は矯正力が働きません。そのため、患者様が決められた時間しっかりと使用せず、装着時間が少ないと計画通りに治療が進まない場合があり、治療期間が延長することもあります。

マウスピース矯正では、患者様の協力がより大切になってきます。

心当たりがある方はまずは矯正相談へ

前歯が出ている、受け口、咬み合わせが悪い、隙間があいている、口が閉じにくいなど、歯並びの悩みは人によって千差万別です。本人が気にしていなくても歯科医から指摘されて治療を始める方も少なくありません。

最近では、マスク生活が続いているうちに歯列矯正をしたいという患者様も多くいらっしゃいます。

ご自身の歯並びが気になる方は、ぜひ一度矯正相談をしている歯科医院にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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こちらの記事の監修医師

神保町タワー歯科・矯正歯科

越智 信行

<経歴>
2007年 SCRP 日本代表選考会にて発表
2008年 九州歯科大学卒業
2009年 大阪歯科大学附属病院 臨床研修過程終了
研修終了後、大阪、神奈川、東京にて勤務医、 分院長を経験
2015年 日本顎咬合学会 総会 優秀発表賞 受賞
2016年 「神保町タワー歯科・矯正歯科」を開業
2019年9月 臨床研修指導医講習会修了
2021年9月 インビザラインスタディクラブ講師

<所属学会>
日本咬合学会 正会員 咬み合わせ認定医(2010年~)
日本成人矯正歯科学会 正会員
日本口腔インプラント学会 正会員
即時荷重研究会(インプラント)正会員
日本歯内療法学会 正会員

<主な実績>
・日本顎咬合学会総会 優秀発表賞受賞(2015年)
・九州歯科大学 東京都同窓会 理事
・学会誌「咬み合わせの科学 vol.37」掲載 診断用ワックスアップを活用し治療咬合を付与した1症例
・即時荷重研究会(インプラント)理事
・2018年,2019年,2020年,2021年 アライン社認定インビザラインダイヤモンドドクター
・2019年9月 厚生労働省認可歯科医師卒後研修医指導医
・2020年 study group Make A Line代表

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