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最終更新日:2021年7月21日

カラダの柔軟性はココロもしなやかにする

こちらの記事の監修医師
四日市ヘルスプラス診療所
末光 智子

ヨガでカラダの柔軟性を高める女性(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

年を重ねるにつれて、カラダがどんどん硬くなってくる、そんな実感をしている方も多いのではないでしょうか。カラダも、ココロもしなやかでやわらかくあるために、日々の中で意識して、カラダのすみずみまで動かし、伸ばすようにしましょう。

目次

  1. 硬いカラダをやわらかくしよう
  2. ラジオ体操は素晴らしい運動
  3. ヨガやピラティスにも挑戦しよう
  4. カラダが固い方にこそチャレンジしてほしい

硬いカラダをやわらかくしよう

運動習慣がない方ですと、仕事や家事などで、同じ姿勢で過ごすことが多くなります。使わない部分は、当然ながら筋力が低下したり、硬くなったりして、本来筋肉や関節が持っている機能を充分に発揮できなくなってきます。

これを予防するためには、日頃からストレッチなどでカラダをケアすることが大切です。

ラジオ体操は素晴らしい運動

意識しないと日常では行わない動きの代表として、背中を反らすこと、カラダの側面を伸ばすこと、カラダをひねることがあります。しかし、日本には、ふだんする機会が少ないそんな動きも全て入った、素晴らしい体操があります。そうです。皆さん良く知るラジオ体操です。

わずか数分、第二体操まで行っても10分足らずの短い時間の中に、効率よく、カラダをすみずみまで動かす動きが入っていて、とても完成度の高いプログラムです。ストレッチの習慣がない方や、何をしていいかわからない方には、まずオススメです。

ラジオ体操をするときは、指先まで伸ばす、伸ばした指先に視線を持っていく、キビキビ動く、カラダの各部を十分に伸ばす、そんなことを意識してやってみて下さい。ふだん運動習慣がなければ、「本気の」ラジオ体操だけでも、いい運動になり、ふだん伸ばしていない部分をすみずみまで伸ばせることに気付くでしょう。

ラジオ体操のいいところは、タタミ一畳程度のわずかなスペースで、屋内でもでき、思い立ったらすぐできるところです。私も、毎日はできていませんが、カラダを伸ばしたいな、と思う時は、ラジオ体操をします。第二体操までできると、かなりスッキリした気分になれます。

ラジオ体操に入っているジャンプは、骨を丈夫にするための骨密度アップにもつながります。骨をつくるためには重力に逆らうタテ方向の「刺激」が大切です。

ジャンプ以外では、「かかと落とし」も、オススメです。肩幅に足を広げ、かかとを上げてから、かかとをストンと落とす「かかと落とし」は、かかとから骨に刺激が入ります。歯磨きしながらでもできますので、「ながら運動」としてぜひ日常的に取り入れてください。

ヨガやピラティスにも挑戦しよう

そのほかにオススメのエクササイズとしては、ヨガやピラティスがあります。両方とも呼吸を意識しながら行うことで、心身の調和を図ることができます。

ヨガは、比較的よく知られていますが、ピラティスはヨガに比べると知られていないかもしれません。ピラティスとは、もともと負傷した兵士のリハビリテーション目的に、ジョセフ・ピラティス氏によって考案されたエクササイズです。体幹を意識して、カラダの各部のストレッチや筋力強化、バランスや動作の協調性を強化することを目指しています。

ピラティスは「体幹を鍛えるトレーニング」と紹介されることが多いですが、考案したピラティス氏は、カラダの動作を調えることを通して、最終的に心身の調和を図ることを目指していました。

カルチャースクールや、ジムのスタジオレッスンなどで、ヨガやピラティスのレッスンが入っていることも多いですので、機会があればぜひ挑戦してみて下さい。

カラダが固い方にこそチャレンジしてほしい

「私はカラダが硬くて、ヨガなんてとても無理!」「うまくポーズがとれないので恥ずかしい」という方もいらっしゃいます。ですが、そういう方にこそ、オススメしたいものです。

筋肉は動かさないでいると、ますますカラダは硬くなり、動かしにくくなっていきます。筋肉がしなやかに動いて柔軟性があれば、カラダの代謝も良くなり、血行もよくなります。歪みも修正できますし、ケガもしにくいカラダになります。

周りの方と比べず、昨日の自分、一年前の自分と比べましょう。1ミリでも伸びるようになったら、大きな進歩です。最初は難しくても、少しずつ、動けるカラダになっていきます。

自分のカラダが、自分の動かしたいようにコントロールできるようになると、自分のカラダのことがますます好きになっていきます。そんな、「自分の体を信頼し、好きになる感覚」、それはとても大切な感覚です。

大丈夫です。カラダは、時間がかかっても必ず応えてくれます。カラダが伸びやかに、やわらかくなると、ココロもしなやかに柔軟性が出てくるように感じます。軽やかなココロでいるためにも、ぜひ日々の中ですみずみまでカラダを動かして、やわらかなカラダを目指して下さい。

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こちらの記事の監修医師

四日市ヘルスプラス診療所

末光 智子

内科医。自治医科大学卒業後、愛媛で地域医療に従事。結婚後、三重県在住、四日市ヘルスプラス診療所(四日市消化器病センター 分院)勤務。日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。Body Element System Japan認定ピラティスインストラクター、ジョイ石井認定イメージングカウンセラー、プロフェッショナル・ファスティングマイスター。著書「すこやかで幸せになるために ココロとカラダを調える」(出版社:ギャラクシーブックス)

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