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最終更新日:2022年10月2日

心拍数が正常値よりも低い人の特徴と原因|病院へは行くべき?

こちらの記事の監修医師
TMG宗岡中央病院
小室哲也

(画像=stock adobe.com)

心拍数が低い、脈拍が遅い人もいますが、必ずしも治療が必要というわけではありません。脈拍が一定よりも早い頻脈に比べて、脈拍の遅い徐脈の危険性は低いです。ただし、徐脈の原因によってはペースメーカーが必要になるケースもあります。この記事では心拍数が低い人の特徴とその原因についてまとめました。

心拍数が低いと言えるのはどれくらいから?

心拍数には個人差がありますが、一般的に50未満なら心拍数が低いと言えます。一般的な正常値は60〜100であり、50未満であれば注意が必要です。ただし、もともと心拍数の低い人もいるため、50未満だと治療が必要というわけではありません。

心拍数は指標のひとつであり、健康診断や人間ドックではほかの数値も見ながら治療の必要性が判断されます。まずは、心拍と脈拍の違い、心拍数と血圧の関係などについて説明していきます。

心拍と脈拍の違い

心拍数とは心臓が1分間にどれくらい拍動するのかを示す数値です。その一方で、手首などの血管で測定されるのが脈拍であり、心拍と脈拍は一致します。基本的に心拍と脈拍は同じものだと考えて問題ありません。

しかし、不整脈がある場合は、脈を測っていても飛ぶことがあります。もし心拍と脈拍が一致しないなら、不整脈が疑われ、症状によっては治療が必要です。

睡眠時の心拍数の変化

前述のとおり、一般的な心拍数の正常値は60〜100です。ただ、心拍数には個人差に加えて、1日の中で変化があります。心拍数は自律神経の影響を受け、日中や活動時は早くなり、反対に睡眠時は遅くなります。

心拍数と血圧(高血圧・低血圧)の関係

心拍数と血圧には関係があります。低血圧の場合、血液を送り出す心臓の力が弱く、通常よりも多くの拍動を必要とします。そのため、低血圧だと心拍数は高くなります。また、高血圧かつ心拍数も高い場合、心疾患を発症するリスクが高くなることが分かっているので注意してください。

心拍数は心臓の動きを示す指標のひとつですが、心拍数だけだと分からないことも多いです。健康状態を判断するためには、血圧などの指標と併せてチェックする必要があります。

心拍数が低い場合に考えられる主な原因

心拍数がもともと低い人もいますが、次のような病気も原因として考えられます。

  • 房室ブロック
  • 洞機能不全症候群

房室ブロック、洞機能不全症候群ともに不整脈(徐脈)であり、症状も似ています。命に関わるケースもあるので、「普段から心拍数を測定する」「定期的に健康診断・人間ドックを受ける」「兆候があったらすぐに診察を受ける」などが早期発見および早期治療のためには重要です。

房室ブロック

心臓は右心房・左心房、右心室・左心室の4つの部屋からできています。心房と心室の間では電気信号がやりとりされますが、何かしらの原因でその伝達が上手く行かなくなるのが「房室ブロック」です。

心室ブロックは状態に応じて第1度〜第3度に分類されます。軽度なら自覚症状はないものの、第3度になるとめまいや息切れ、立ちくらみなどの症状が出ます。心拍数の低下により脳への血流が低下して、失神や歩行困難を起こすケースもあるので危険な状態です。

明確な原因が不明のケースもありますが、生活習慣や肥満、高血圧などが発症に関係すると考えられています。

洞機能不全症候群

心拍数の速さは「洞結節」という部分でコントロールされています。「洞機能不全症候群」とは洞結節の働きに異常が生じ、さまざまな症状が出ている状態のことです。洞結節に異常が生じた場合、正常値よりも心拍数が低くなるケースもあれば、高くなるケースもあります。

洞機能不全症候群の主な症状は息切れ、めまい、立ちくらみ、心拍の乱れ、疲労感、動悸などです。また、心臓から送り出される血液量が減少すると、生命維持に関係する臓器へ十分な血液や栄養を送れません。

このような心不全になれば命にも関わるので注意してください。洞機能不全症候群は加齢や薬剤などが原因で起こりますが、はっきりとした原因が分からないケースも多いです。

心拍数が低い・徐脈になりやすい人の特徴

心拍数が低い徐脈は、心疾患のある人、過去に心臓の手術を受けた人、高齢者に多いです。また、甲状腺の病気を持っていたり、降圧薬や抗うつ薬を服用していたりする人も徐脈になることがあります。

心拍数が低くても問題のないケースもありますが、症状によってはペースメーカー治療が必要です。まずは医療機関で診察を受け、「徐脈か」「治療が必要か」を診断してもらってください。

習慣的にスポーツをしていると心拍数は低くなる?

心拍数が低い場合、その数値が異常かどうかは普段の運動習慣も関係します。心拍数は加齢などの影響も受けますが、習慣的にスポーツをしている場合は、心拍数は低くなる傾向があります。

スポーツが心拍数に与えるメリット

スポーツやトレーニングを継続的に行っていると、徐々に心臓の筋肉は厚くなっていき、一度の拍動で十分な量の血液を送り出せるようになります。その結果として起きるのが心拍数の低下です。

このような心臓を「スポーツ心臓」と呼び、心臓にとっては健康的な変化だとされています。ただし、厚くなった心筋はスポーツを止めて、一定期間が経過するともとに戻ります。

運動不足だと心拍数が高くなりやすい理由

スポーツやトレーニングをする習慣がなく、運動不足の場合は心拍数が高くなります。これは心筋が衰え、心臓から送り出される血液の量が少ないためです。

少ない血液量を補うために、拍動の回数が増えます。また、運動不足だと軽く体を動かしただけでも、心拍数がすぐに上がる傾向にあります。

「心拍数が低いと長生きする」は本当?

「心拍数が低いと長生きする」という話を聞いたことがある人もいるでしょうが、これは必ずしも正しいとは断言できません。現状、この仮説を立証するようなデータはなく、心拍数が低い人は長寿であると結論付けるのは難しいです。

心拍数が低いと長生きするというのは、哺乳類においては心拍の早い小動物は短命で、心拍の遅い大型動物の方が長寿であることからきています。

一方で人間の寿命に関しては、食生活や病気などの心拍数以外の要因の影響が強いと考えられます。ただし、心拍数の高い頻脈は、心拍数の低い徐脈よりも健康リスクが高いです。心拍数が基準値から外れているのであれば、頻脈の人も、徐脈の人も注意するに越したことはありません。

心拍数が低い場合も治療が必要とは限らない|息苦しさなどの症状があるなら病院へ

普段から心拍数が低い人、運動習慣のある人は、心拍数が基準値より低くても問題がない可能性もあります。心拍数が低い場合も治療が必要とは限りません。しかし、「息苦しい」「もうろうとする」「立ちくらみが多い」「疲労感がある」といったケースでは、治療が必要なこともあるので注意してください。

心拍数だけでは判断できないことも多いため、何かしらの症状があるときは医療機関を受診するようにしましょう。治療が必要なケースも原因を早期発見できれば、症状が悪化するのを防げます。

また、習慣的に心拍や脈拍を測定したり、定期的に健康診断や人間ドックを受けたりすることも重要です。

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こちらの記事の監修医師

TMG宗岡中央病院

小室哲也

〇総合内科部長

〇経歴
2004年埼玉医科大学卒業。総合内科専門医、循環器専門医、集中治療専門医の3つの専門医資格もっており、現在は内科を中心とした総合診療をおこなっている。

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