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最終更新日:2022年5月7日

頭痛と眠気を同時に感じると病気?何科を受診すればいいかも紹介

こちらの記事の監修医師
高座渋谷つばさクリニック
武井智昭

頭痛と眠気を同時に感じる人もいるのではないでしょうか。症状として珍しいものではないので、軽く考えているかもしれませんが、脳梗塞など生死に関わる病気の可能性もあるので侮ってはいけません。今回は、頭痛と眠気を同時に感じる病気と病院で何科を受診すべきかを解説します。もし頭痛と眠気に悩んでいる場合は参考にしてください。

頭痛と眠気を感じる可能性のある病気

頭痛と眠気を感じる可能性のある病気は、以下になります。

  • 月経前症候群
  • 片頭痛
  • 更年期障害
  • 季節風邪
  • 自律神経失調症
  • 慢性疲労症候群

それぞれの特徴を見てみましょう。

月経前症候群

月経前症候群は、月経が始まる3日から10日前ぐらいから頭痛や眠気だけでなく、情緒不安定、イライラ、落ち込みなどの自律神経失調や精神の症状が出るものです。症状の度合いは人によって違いますが、生活に支障をきたす場合もあり、抗うつ剤などの薬剤投与が必要となるケースもあります。

月経前症候群の原因は、女性ホルモンとセロトニン作動性ニューロンとの関係性は確認されていますが、詳しいことはまだわかっていません。また、喫煙者や真面目な性格の人に出やすいとも言われており、治療は生活習慣の改善が必要です。

有酸素運動を行い、規則正しい生活を送るようにしましょう。

片頭痛

頭の片側がズキズキ痛むタイプを偏頭痛といいます。偏頭痛が起きる数時間から2日前に現れる症状の1つに眠気があり、やる気が起きず、あくびを繰り返していたら注意しましょう。

神経質な人がなりやすいといわれており、ストレスや過労も原因と考えられますが、詳しいことはわかっていません。規則正しい生活を心掛け、趣味やスポーツなどでストレスを溜めないようにしましょう。また、月経前・気温気圧の低下(低気圧で天候不良)、過度な飲酒にも注意してください

更年期障害

更年期障害の症状にも頭痛と眠気があります。女性ホルモンのエストロゲンが急激に減ることが原因と考えられておりますが、まだ詳しいことはわかっていません。逆に心的症状が原因で夜眠れなくなり、昼間に眠気に襲われる人もいます。

対策としてはアルコールやカフェインの摂取を抑え、規則正しい生活を送ることです。また、就寝前にストレッチをして、スマホやパソコンの強い光を見ないようにするといいでしょう。

季節風邪

季節の変わり目は1日の寒暖差が激しく、体温調節の難しさから自律神経のバランスを崩してしまい、風邪を引いてしまう人もいるでしょう。風邪と症状は同じなので、頭痛や眠気も現れて生活に支障をきたす場合もあります。

規則正しい生活を心掛け、自律神経を整える効果があるため、朝起きたら必ず朝日を浴びるようにしてください。また、栄養バランスを考えた食事を摂り、適度な運動をして季節風邪を防ぎましょう。

自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れて出る様々な症状が自律神経失調症です。主な原因はストレスと考えられており、それ以外にも慢性的な寝不足や不規則で栄養バランスの悪い食生活も自律神経のバランスを崩します。

症状は、頭痛や眠気だけでなく、動悸・息切れ、めまい、立ちくらみ、全身がだるいなどの身体的症状だけでなく、情緒不安定やイライラなどの精神的症状も見られ、複数の症状が一度に出ることも珍しくありません。

症状が重くなると生活が制限されてしまうため、症状に当てはまる人は規則正しい生活と十分な睡眠を取りましょう。また、1人で問題を抱え込まず、近しい人とコミュニケーションを取るだけでも精神的に楽になるかもしれません。

慢性疲労症候群

慢性疲労症候群は、客観的な異常は見られないですが、日常生活を送れないほどの倦怠感や疲労感が6ヶ月以上の長期に続く病気です。多くの研究が行われていますが原因はわかっていませんが、男性よりも女性の方が多く、几帳面な人が罹りやすいので注意しましょう。

主な症状は疲労ですが、睡眠障害や頭痛、関節痛、物忘れ、思考力低下なども現れて、悪化すると抑うつも見られます。時間が経過すると症状は緩和されていきますが、完治するわけではありません。

そのため、病院で医師の診断を仰ぎましょう。

ストレスで頭痛と眠気を感じる場合もある?

ストレスが原因で頭痛と眠気を感じる場合は、よくあると考えられます。なぜなら、ストレスが原因で自律神経のバランスを崩し、全身の機能障害が引き起こされるからです。普段からストレスを溜めないように、適度な運動をしてリフレッシュを心掛けてください。

また、栄養バランスを考慮した食事と規則正しい生活を送って、なるべくストレスを抱え込まないように注意しましょう。

頭痛と眠気が同時に来る原因とは?

頭痛と眠気が同時に来る原因として、以下4つが考えられます。

  • 生理
  • 天候
  • 疲労
  • 体の凝り

何が原因で頭痛と眠気が生じているのか、振り返ってみるといいでしょう。

生理

生理前や生理中はホルモンバランスが乱れから、寝つきが悪くなり、日中に眠気を感じる人も多いでしょう。また、偏頭痛も女性ホルモンと関係が深いと考えられており、生理前に起きやすいです。

これは防ぎようのないものなので、あまりにも眠いときは昼休みに15分ほど仮眠を取り、少しでも眠気を払拭するといいでしょう。また、大豆食品には女性ホルモンの乱れを安定させるイソフラボンという栄養素が含まれているので、意識的に摂取するのもいいかもしれません。

生理の場合は、けっして無理をせず、自分に甘くてもいいぐらいです。ただし、あまりにも症状が重い場合は、婦人科で見てもらうといいでしょう。

天候

低気圧が近づくと空気中の酸素が上昇気流によって薄められてしまい、結果的に取り込むべき酸素が足りず酸欠状態になる人もいます。これが眠気と頭痛を引き起こす原因で、人によって症状の度合いは違いますが、これは気象病とも呼ばれる病気です。

また、低気圧によって自律神経の乱れも誘発され、頭痛や眠気を引き起こす可能性もあります。低気圧への対策としては、深呼吸をして身体に酸素を取り込むといいでしょう。適度な運動をすれば血行が良くなり、自律神経の安定にもつながります。

疲労

精神的な疲労が原因で頭痛や睡眠障害による眠気の症状がある場合、慢性疲労症候群の可能性があります。とくに疲労感が6ヶ月以上続いているときはその可能性が高く、放置しておくと会社や学校に行けないなど、生活にも大きな影響を及ぼすため注意してください。

休養しただけで何も変わらないことが多いため、早急に病院に行く必要があります。ストレスが原因であると考えられるため、趣味やスポーツなど打ち込めることをして、うまくリフレッシュして疲れを溜めないようにしておけば予防できるでしょう。

体の凝り

肩凝りが原因で眠気や頭痛を引き起こすこともあります。本来、肩こりは筋肉疲労を起こしている状態なので、脳が勘違いしてしまいドーパミンを出してしまい、不眠を引き起こすことが原因です。

また、凝りの症状が酷くて眠れないケースもあり、慢性的な不眠症につながり、眠気を招くこともあります。そのため、肩に限らず凝りが身体にある場合は、ストレッチを日常的に行うといいでしょう。疲れを取るために入浴をしてリラックスすることもおすすめです。

頭痛と眠気を感じる場合は何科を受診する?

頭痛や眠気で困っている場合、脳神経外科や脳神経内科を受診するといいでしょう。脳や脊髄、末梢神経、筋肉のスペシャリストなので、どこの病気かを調べてもらってください。

しかし、ここで問題がないと診断された場合、自律神経失調症の可能性もあるため、精神科や心療内科を受診するといいでしょう。

頭痛や眠気を伴う以外にも倦怠感や何もしたくないなど、意欲の低下など生活に支障がでたり、業務や家事の能率低下を周りから指摘されるときは、心療内科を受診してみてください。

なお、風邪やのどの痛みの症状で頭痛や眠気の症状があるときは、内科・耳鼻咽喉科を受診してください。どんな病気かわからないけれど、頭痛と眠気が酷い場合も内科がいいでしょう。

まとめ

頭痛と眠気を同時に感じる病気について解説しました。

身体の不調を感じやすく、自覚症状もあるものですが、単なる風邪から脳梗塞など生死に関わる病気まであるため、判断が難しいかもしれません。あまりにも症状が酷い場合は、初めから病院を受診し、原因を明確にしましょう。

脳に関わる病気が原因だった場合、早期発見で早めの治療ができるからです。頭痛や眠気は当たり前に感じるものですが、軽く考えてはいけません。頭痛と眠気が同時にやってきて悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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こちらの記事の監修医師

高座渋谷つばさクリニック

武井智昭

〇病院名 :高座渋谷つばさクリニック
〇医師  :武井智昭
〇アクセス:神奈川県大和市渋谷五丁目22番地
〇診療科 :内科・小児科・アレルギー科
〇経歴
2002年    慶應義塾大学医学部卒業
2004年    立川共済病院勤務
2005年    平塚共済病院小児科医長として勤務(内科)
2010年    北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室兼任
2012年    横浜市内のクリニックの副院長として勤務 (スマイルこどもクリニック)
2015年    小谷クリニック 内科・小児科(訪問診療部)部長
2017年    「なごみクリニック」内科・小児科・アレルギー科 院長
2020年4月~ 「高座渋谷つばさクリニック」院長就任

〇専門医・認定医
・小児科専門医・指導医
・日本小児感染症学会認定 インフェクションコントロールドクター(ICD)
・臨床研修指導医(日本小児科学会)
・抗菌化学療法認定医
・プライマリケア学会認定医
・認知症サポート医

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    高座渋谷つばさクリニックは、小田急電鉄江ノ島線「高座渋谷駅」より徒歩すぐにあります。内科・小児科・アレルギー科の診療を行っています。地域の健康を守るプライマリケア医師が常勤しており、少しでも不安に思っ...

     
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