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最終更新日:2022年2月8日

足の指がつる原因は?つったときの対処法や予防法も解説

こちらの記事の監修医師
医療法人これのの会 みずい整形外科
水井睦

足の指がつる原因は?つったときの対処法や予防法も解説
(画像=Adobe Stock)

突然、足の指がつることで激痛が生じた経験がある方は多いのではないでしょうか。足の指が何度もつる場合、体の病気が疑われることもあります。いずれにしても、足の指がつるのを繰り返すと生活に支障をきたす恐れがあるため、対処法や予防法の確認が必要です。ここでは、足の指がつる原因から対処法、予防法まで詳しくご紹介します。

目次

  1. 足の指がつる原因
    1. 筋肉の疲労
    2. 電解質の不足
    3. 水分不足
    4. 体の冷え
    5. 体の病気(糖尿病など)
  2. 足の指がつるよくあるパターン
    1. ヒールをはく
    2. 立ち仕事の途中
  3. 足の指がつったときの対処法
  4. 足の指がつるのを防ぐ方法
    1. 運動時の水分補給や準備運動
    2. 体を温める
    3. 歩きやすい靴をはく
    4. 生活習慣を整える
    5. マッサージをする
    6. 栄養バランスのとれた食事を心がける
  5. 足の指がよくつるときは何科を受診する?
  6. 足の指が頻繁につる場合は早めに医療機関を受診しよう

足の指がつる原因

足の指がつる場合、次のような原因が考えられます。

筋肉の疲労

筋肉に疲労が蓄積されると、神経系統との連携に支障をきたします。その結果、筋肉が緊張して収縮やけいれんが生じ、つりやすくなるといわれています。足の指の筋肉に疲労が溜まる行為がなかったか思い返してみましょう。

電解質の不足

筋肉の働きは、マグネシウムやカリウム、ナトリウムなどのミネラルによってコントロールされています。これらの栄養が不足すると筋肉の機能に影響が及び、筋肉に異常収縮が起きて足がつる場合があります。

水分不足

水分不足の状態では、筋肉の収縮・拡張を調節する機能が低下し、収縮したまま元の状態に戻れなくなることで、つりやすくなるといわれています。運動や入浴で体温が上昇した後に水分補給をしない方は水分が不足しがちです。

体の冷え

体が冷えると、筋肉が硬直することで血行不良になります。その結果、筋肉が収縮してつりやすくなる場合があります。

体の病気(糖尿病など)

足の指がつりやすい場合、何らかの病気の可能性があります。例えば、糖尿病や腎臓病、脳梗塞、血管炎、腰椎椎間板ヘルニア、筋萎縮性側索硬化症などが挙げられます。まずは医療機関を受診して、どのような病気が疑われるのか確認してもらいましょう。

足の指がつるよくあるパターン

足の指がつりやすくなるのは、次のようなシーンです。

ヒールをはく

ヒールをはくと、足の指に力が入り、筋肉に疲労が溜まりやすくなります。そのような状態で連日ヒールをはくと、筋肉に負荷がかかったタイミングでつってしまう可能性があります。

立ち仕事の途中

立ち仕事の人は、常に足の筋肉に負荷がかかっています。そのため、筋肉の疲労が溜まることで足の指がつりやすくなります。また、冷たい空気は下に溜まるため、足の指のあたりが冷えて血行が悪くなり、ますますつりやすくなる可能性もあるでしょう。

足の指がつったときの対処法

足の指がつったときは、次のように対処しましょう。

  1. つっている足の指をゆっくり伸ばす
  2. 筋肉をほぐすようにマッサージする
  3. 筋肉を少しずつ強く圧迫する

これにより、けいれんが止まる、収縮が改善するなどして足の指のつりが解消します。

足の指がつるのを防ぐ方法

足の指がつるのを防ぐために、次のように対処しましょう。

運動時の水分補給や準備運動

運動後は水分不足によって足の指がつりやすくなるため、こまめに水分補給しましょう。また、筋肉への負荷を減らすために、準備運動を欠かさないことが大切です。準備運動によって筋肉をほぐすことで、過度な緊張が起こりにくくなります。

体を温める

体が冷えると筋肉の収縮が起こりやすくなります。そのため、体を冷やさないように服装を調節する、暖房器具を使用するなどしましょう。足が冷えるのであれば、厚手の靴下をはく、マッサージで血流を促すなどしてみてはいかがでしょうか。

歩きやすい靴をはく

足の指に大きな負担がかかるのを防ぐために、歩きやすい靴をはきましょう。ヒールをはいた次の日はスニーカーやフラットな靴をはくなど工夫してみてください。また、サイズのあった靴をはくことも大切です。

生活習慣を整える

睡眠不足やストレスは足の指がつりやすくなる原因です。十分かつ良質な睡眠をとり、生活習慣を整えましょう。

マッサージをする

足の指をマッサージして血流を促すと共に、緊張した筋肉をほぐしましょう。こまめにマッサージすることで足の指がつりにくくなります。また、入浴で体を温めた後にマッサージすると、効果が高まります。

栄養バランスのとれた食事を心がける

ミネラルが不足すると足がつりやすくなるため、ミネラルを含むアーモンドやかぼちゃ、ひじき、わかめ、しらすなどを意識的にとりましょう。また、血流を促す効果が期待できる大豆製品や鶏肉や牛肉、魚などもとることが大切です。ただし、特定の栄養ばかりとっていても、本当に健康な状態にはなれません。ミネラル不足に注意しつつ、全体のバランスを考えて食事の内容を決めましょう。

足の指がよくつるときは何科を受診する?

足の指がよくつるときは、整形外科に相談しましょう。他の症状が現れている場合は、その旨も伝えてください。必要に応じて、他の診療科を紹介されます。足の指がよくつる症状は、内臓疾患が原因の可能性もあるため、医師のアドバイスに従って診療を受けることが大切です。

足の指が頻繁につる場合は早めに医療機関を受診しよう

ストレスや冷え、筋肉の負担などを軽減しても足の指が頻繁につる場合は医療機関を受診しましょう。また、他に何らかの症状が現れている場合も念のため医師の診察を受けた方がよいかもしれません。足の指がつるからといって、必ずしもその周りに原因があるとは限らず、自己判断は禁物です。足の指がつる症状を甘く見ずに、適切に対処しましょう。

http://www.mizui-clinic.jp/index.php

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こちらの記事の監修医師

医療法人これのの会 みずい整形外科

水井睦

略歴
平成7年 北里大学医学部卒。形成外科・一般外科・麻酔科等を経て、横浜市立大学医学部整形外科入局。大学病院・国立病院・共済病院他、さまざまな病院に勤務。

日本整形外科学会認定専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本体育協会認定スポーツドクター
身体障害者福祉法指定医
義肢装具等適合判定医

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