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最終更新日:2022年7月1日

咳を止める方法はある?寝るときの対処法や効果的なツボなども解説

こちらの記事の監修医師
TMG宗岡中央病院
小室哲也

咳が止まらずに、夜も眠れない経験をしたことはありませんか?また、仕事中や公の場で咳が止まらないと、周囲の目も気になりますよね。咳を止めるには、喉や鼻を潤したり、横向きで寝たりするとよいでしょう。この記事では、咳を止める方法を詳しく紹介。咳が止まらない場合に考えられる病気も解説します。

咳が止まらない理由

咳が止まらない理由は、乾燥や風邪、アレルギーなどの影響が考えられます。中には、肺炎や慢性閉そく性肺疾患などの重篤な病気の可能性もあるため、長引く場合は注意が必要です。

乾燥が原因であれば、加湿をすると咳が和らぐでしょう。また風邪の場合は、風邪が治ると咳も治まります。その一方で咳が長引く場合は、重篤な病気の可能性も。長引く咳が気になる場合は、早めの病院への受診をおすすめします。

すぐにできる咳を止める方法

すぐにできる咳を止める方法は次のとおりです。

  • 濡れたマスクで口を覆う
  • 横向きで寝る
  • 飲み物は温める

それぞれの方法について、詳しく解説します。

濡れたマスクで口を覆う

濡れたマスクを着用すると、喉や鼻を潤せます。マスクの着用は、とくに就寝中がおすすめです。就寝中はウイルスに対する抵抗力が低下するため、風邪を引きやすくなるからです。

就寝前には、マスクを水で濡らして軽く絞って着用するとよいでしょう。マスクの上3分の1を折り返すと、寝返りの際にズレにくくなります。

ただしマスクをすると、寝苦しくなり、睡眠の質が低下することがあります。マスクを着けて寝ると息苦しい場合は、無理に着用しない方がよいでしょう。またニキビや肌荒れなどが気になる場合は、肌に優しいシルク素材などを利用するのもおすすめです。

横向きで寝る

横向きで寝ると、咳が抑えられ、楽になることがあります。もしくは、クッションで背中を支えて上半身を高くしてもよいでしょう。いずれも、気道が広がりやすくなるため、咳が抑えられるのです。

飲み物は温める

温かい飲み物を飲むと、気管が広がるため、咳き込みづらくなります。咳の回数が減り、息苦しさが緩和されるでしょう。

風邪などで体力が落ちているときは、はちみつ生姜湯を飲むのもおすすめです。はちみつは、エネルギーとして吸収されやすく体力の回復に役立ちます。

また生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールは、血行を促進して体を中から温めます。さらに、殺菌作用や抗酸化力があることも分かってきました。はちみつ生姜湯は、はちみつと生姜で簡単に作れますので、試してみてはいかがでしょうか。

ツボで咳を止める方法

ツボで咳を止める場合、肺経と呼ばれる経絡上に並ぶツボを刺激するとよいでしょう。いた気持ちの良い刺激で、親指や人差し指でツボを押してみてください。ここでは、次の3つのツボを紹介します。

  • 尺沢(しゃくたく)
  • 中府(ちゅうふ)
  • 孔最(こうさい)

ツボの位置を解説しますので、参考にしてください。

尺沢(しゃくたく)

まずは肘を曲げて、シワを作ってみてください。曲がりジワの中央から、人差し指と中指の指2本分外側にあります。

中府(ちゅうふ)

鎖骨の最も外端下のくぼみから指1本分下にあります。

孔最(こうさい)

肘の曲がりジワの親指側からまっすぐに手首に向かって伸ばしたライン上にあります。肘から3分の1下がった所が孔最です。

咳に効く食べ物

咳に効く食べ物は次のとおりです。

  • はちみち
  • アーモンド
  • 松のみ
  • ショウガ
  • わさび
  • 落花生
  • なし
  • りんご

喉に良い食べ物は、乾燥による喉の渇きを潤したり、かぜによる喉の炎症をしずめたりする効果が期待できます。逆に香辛料を使った料理は、喉に負担がかかるため、避けた方がよいでしょう。

咳で息苦しい場合は喘息の可能性も

咳が2~3週間、もしくは数ヶ月にわたって止まらない場合、喘息による咳の可能性もあります。喘息は呼吸困難を伴うと考えられがちですが、咳だけが続く「咳喘息」も存在します。

たばこの煙や花粉、ハウスダストなどによるアレルギーや、寒暖差、天気などの外部要因で、咳喘息を発症することがあるのです。咳喘息の症状は次のとおりです。

【症状】

  • 咳が数週間続く
  • 気道に炎症がある
  • 就寝中に悪化する
  • 風邪や花粉症のときに咳が続く

咳喘息が疑われる場合は、早めに病院を受診した方がよいでしょう。

咳を止める方法は加湿をして気道を広げること

加湿をして鼻やのどの粘膜を潤すと、咳が落ち着きやすいです。就寝時の咳は、横向きに寝たり、上半身を高くしたりして気道を広げるのも有効。

温かい飲み物も気道を広げる効果が期待できるため、試してみてください。ツボ押しをする場合は、肺経と呼ばれる経絡上にある中府や尺沢、孔最を刺激するとよいでしょう。数週間にわたって咳が続く場合は、重篤な肺の病気や咳喘息の可能性もあるため医師に相談しましょう。

こちらの記事の監修医師

TMG宗岡中央病院

小室哲也

〇総合内科部長

〇経歴
2004年埼玉医科大学卒業。総合内科専門医、循環器専門医、集中治療専門医の3つの専門医資格もっており、現在は内科を中心とした総合診療をおこなっている。