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最終更新日:2022年10月19日

まぶたがかゆい原因とは?考えられる病気と日常生活での注意点

こちらの記事の監修医師
元町マリン眼科
蓮見 由紀子

(画像=stock adobe.com)

まぶたがかゆい、赤みや腫れがある場合、「結膜炎」や「眼瞼炎」などが原因として考えられます。また、まぶたは顔の中でも皮膚が薄い場所なので、乾燥しやすく刺激に対しても敏感です。まぶたにかゆみを感じる原因、まぶたがかゆくなりやすい人が日常生活で注意すべきことについて説明します。

まぶたがかゆい場合に考えられる主な病気

まぶたがかゆい場合に考えられる主な病気は次のとおりです。

眼瞼炎

眼瞼炎(がんけんえん)はまぶたのふちで起きる炎症のことで、主な原因はブドウ球菌やヘルペスウイルスの感染、花粉などのアレルゲンとの接触、皮脂の過剰分泌です。まぶたの腫れや赤み、かゆみなどの症状のほかに、目に異物感が出たり、涙目になったりすることもあります。

どのような原因で眼瞼炎になっているかによって治療法は変わってくるため、症状を緩和するとともに、原因の特定が重要なので医療機関を受診するようにしてください。

アレルギー性結膜炎

花粉やハウスダストなどのアレルゲンによって起こるのがアレルギー性結膜炎です。結膜は白目を覆う薄い膜で、アレルギー性結膜炎はこの結膜に炎症が起きます。結膜炎には「ウイルス性」や「細菌性」などの種類があり、どの種類かによって症状に違いがありますが、目の充血や強いかゆみがあるならアレルギー性結膜炎が疑われます。

また、アレルギー性結膜炎は目以外にもくしゃみや鼻水、鼻詰まり、喉の痛み、人によっては発熱や倦怠感などの症状も出るので注意してください。

皮膚炎

まぶたの炎症は眼瞼炎ですが、目の周辺ならいくつかの皮膚炎も該当します。例えば、「アトピー性皮膚炎」や「接触性皮膚炎」などであり、アトピー性皮膚炎により発症する目の合併症はアトピー性眼症と呼ばれ、眼瞼炎になることもあります。

一方、接触性皮膚炎は一般的に「かぶれ」と呼ばれるもので、アレルゲンや刺激物質との接触により湿疹やかゆみなどの症状が出ます。

どちらもかゆみを抑えるのにステロイド外用薬が使用されますが、原因にあった治療が重要なため、医療機関で詳しい診断を受けましょう。

麦粒腫

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは「ものもらい」のことで、地域によっては「めばちこ」や「めいぼ」とも呼ばれます。主な原因は黄色ブドウ球菌の感染で、軽度なら1週間前後で自然治癒しますが、目を擦ったり、不衛生な手で触ったりすると治りが遅くなり、膿が溜まることもあるので注意してください。

麦粒腫のかゆみはまぶたよりも目に感じることが多く、まぶたの赤みや腫れも特徴です。眼科では抗菌薬の点眼薬や軟膏薬が処方されます。他人にうつる病気ではありませんが、麦粒腫と思われる症状があるときは眼科の受診がおすすめです。

まぶた・目のふちのかゆみに市販薬は効く?

麦粒腫や結膜炎によりまぶたや目、目のふちにかゆみが出ている場合、市販の点眼薬が有効なケースもあります。市販の点眼薬を購入するときは、ドラッグストアなどの薬剤師や登録販売員に相談してください。

しかし、かゆみの原因によっては市販薬が効かない可能性も考えられます。「かゆみ原因が定かでないとき」「強い痛みや腫れがあるとき」「症状が長く続いているとき」「市販薬の効果がないとき」などは医療機関を受診しましょう。

まぶたのかゆみは眼科?皮膚科?医療機関を受診すべきケース

まぶたにかゆみが出た場合、眼科と皮膚科のどちらを受診すべきか迷いますが、皮膚だけの症状であれば皮膚科で問題ありません。接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎などは皮膚科で診てもらえます。

ただし、まぶたのかゆみが主な症状でも、目に異常があることも考えられます。基本的に皮膚科だと目の検査はできないので、眼科を受診すべきケースもあります。

例えば、結膜炎や眼瞼炎、麦粒腫などは眼科の受診が基本であり、診察の結果、眼科もしくは皮膚科も受診するように言われたら、その指示に従うようにしてください。いずれの場合も重症化する前の早めの受診が重要です。

まぶたがかゆくなりやすい人が日常生活で注意すべきこと

皮膚や目の病気でまぶたのかゆみが出ているなら、早めに医療機関を受診することが大切です。一方、普段からまぶたがかゆくなりやすい人、時折かゆみを感じる人は、日常生活で以下のポイントにも注意しましょう。

化粧品などは刺激の弱いものを選ぶ

繰り返しになりますが、まぶたの皮膚は比較的薄く、刺激を受けやすい場所です。そのため、普段使っている化粧品やスキンケア用品の刺激によってかゆみが生じている可能性もあります。

敏感肌の方はできるだけ低刺激なものを選んでください。また、洗顔料の洗浄力が強すぎたり、皮膚を擦りすぎたりするのも刺激になります。乾燥やツッパリを感じる場合、化粧品やスキンケア用品が肌にあっていない可能性があるので、使っているものを見直しましょう。

肌に触れるものを常に清潔にしておく

肌に触れる衣類や寝具、タオルなどが不潔だと、雑菌が繁殖する原因になります。菌の繁殖により皮膚や目の病気になることもあるので、肌に触れるものは常に清潔にしておきましょう。

加えて、化粧に使うパフやブラシにも注意が必要です。しっかりと洗っておかないと雑菌が増え、そこから肌に菌を拡げてしまうこともあります。

長時間のコンタクトレンズの使用を控える

コンタクトレンズの使用は目を乾燥させ、眼病のリスクを高めるケースもあります。特に長時間の装用は目を乾燥させるので注意してください。また、コンタクトレンズの汚れが結膜炎の原因になることもあるため、しっかりと洗浄して、期間を守って使用しましょう。

もし目に充血やかゆみなどの異常があるなら、治るまではコンタクトレンズの使用を控えてください。

かゆくてもまぶたに触らない

まぶたがかゆいと掻いてしまいがちですが、気になっても触ったり、擦ったりしてはいけません。手の汚れで症状が悪化することもありますし、まぶたを強く擦ることで眼球を傷つけてしまうこともあります。

我慢できないかゆみがあるときは、早めに眼科や皮膚科を受診しましょう。

乾燥する前に保湿する

乾燥した肌は刺激に対して敏感になります。乾燥していると肌のバリア機能が弱くなり、健康なときは感じなかった刺激もかゆみとして認識することがあります。そのため、肌が乾燥する前に保湿をしっかりと行ってください。

洗顔後は化粧水などを使ってから、乳液やクリームなどで水分の蒸発を防ぎましょう。

ストレスを溜めないようにする

ストレスや不規則な生活も肌のバリア機能を低下させる原因です。ストレスを溜め込まないように適度に休息し、自由な時間を確保しましょう。また、「毎日決まった時間に就寝・起床する」「適度な運動を行う」「バランスの良い食事を意識する」などもストレスケアには有効です。

まぶたがかゆいときに掻くのはNG|腫れや赤み、症状が治らないときは早めに相談

まぶたがかゆいときに考えられる原因について説明してきました。敏感肌の方、肌のバリア機能が弱っている方は、少しの刺激でもかゆみを感じることがあります。

まぶたや目の周辺の皮膚は薄く、乾燥しやすい場所です。かゆみを感じやすい人は「スキンケア用品を変える」「しっかりと保湿する」など普段の生活から見直しましょう。

また、まぶたのかゆみは眼瞼炎や結膜炎が原因の可能性もあります。麦粒腫など自然に治るものもありますが、症状を長引かせないためには早めの受診がポイントです。かゆみや腫れ、赤みの症状が続くときは早めに眼科、皮膚科を受診してください。

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こちらの記事の監修医師

元町マリン眼科

蓮見 由紀子

〇診療科 : 眼科、美容皮膚科、泌尿器科(非常勤・週2回)

【経歴】  
2001年 信州大学医学部卒業
2001年 横浜市立市民病院レジデント
2003年 藤沢市立市民病院眼科専修医
2005年 横浜市大大学院医学研究科博士課程
2007年 米国国立衛生研究所(NIH)研究員
2014年 横浜南共済病院、あおと眼科勤務
2016年 蒼風会追浜駅前眼科院長
​2020年 元町マリン眼科 開院

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