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最終更新日:2023年1月9日

目の周りが痛いときの原因と対処法|何科を受診?

こちらの記事の監修医師
元町マリン眼科
蓮見 由紀子

(画像=stock adobe.com)

目の周りが痛い時はかぶれやアレルギーなどが原因のことも多いですが、中には放置すると失明に至る危険な病気を発症している可能性もあるため注意が必要です。そこで今回は目の周りが痛い時に考えられる病気や対処法、受診すべき診療科を紹介します。気になる症状がある方は参考にしてください。

目の周りが痛いときは何科を受診?    

目の周りが痛いとき、基本的には眼科・皮膚科のどちらでも診察を受けられます。

「目の周辺に原因がある場合」は眼科、「目には異常がなく、皮膚のみに問題がある場合」は皮膚科を受診するのがひとつの目安です。

ただ、診療科によって得意な病気が異なるため、以下では「皮膚科を受診すべき病気」と「眼科を受診すべき病気」についてくわしく解説します。

皮膚科を受診すべき病気と対処法

目の周りが痛いときに皮膚科を受診すべき病気を紹介します。

接触性皮膚炎

接触皮膚炎とはいわゆる「かぶれ」のことで、皮膚に接触した物質によってアレルギー反応が起こり、炎症を起こすことを言います。まぶたや目頭、目尻などに腫れや痛み、赤み、かゆみなどの症状が現れるのが特徴です。

洗顔料や化粧品、指輪、衣類、植物、動物など身の回りにあるほとんどの物質が接触皮膚炎の原因になりえます。

対処法

症状が出た場合は「原因と思われる物質」との接触を避けて患部を水洗いしましょう。このとき、物質が目に入らないように注意してください。皮膚科ではステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬によって治療します。

アトピー性皮膚炎       

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能の低下によってアレルゲンなどが侵入し、免疫細胞と結びついて炎症を引き起こす病気です。目の周りの皮膚は薄くて刺激に弱いため、アトピー性皮膚炎によるかゆみや痛みが現れやすい傾向があります。そのほか、皮膚の乾燥やごわつき、ひび割れ、出血などの症状も見られます。

アトピー性皮膚炎は赤ちゃんや子どもに多く見られますが、成人してから急に発症する方もいます。

対処法

洗顔時にゴシゴシこする、刺激の強い洗顔料を使うなど肌への刺激を避け、ワセリンなどで十分に皮膚を保湿しましょう。乾燥する季節は加湿器を活用して適切な湿度を保つことも大切です。

かゆみや痛みで夜眠れない、仕事や勉強に集中できないと日常生活に支障をきたしてしまうため、症状がある場合は皮膚科で処方された塗り薬や飲み薬で早期に治療しましょう。

特に、赤ちゃんが重症アトピー性皮膚炎を発症すると成長や発達に悪影響を与える可能性もあるため、早めに病院を受診してください。

眼瞼皮膚炎

眼瞼皮膚炎とは、細菌・ウイルスによる感染やアレルギー反応などが原因でまぶたの皮膚に炎症が起こることを言います。感染が原因の場合は痛みを感じ、アレルギーが原因の場合はかゆみが生じるのが特徴です。そのほか、皮膚の腫れやただれ、発疹、帯状疱疹が見られることもあります。

対処法

アレルギーが原因の眼瞼皮膚炎はかゆみが強いですが、掻きむしると症状が悪化するおそれがあります。患部と周辺を清潔に保ち、必要以上に触れないようにしましょう。皮膚科では抗生物質や抗ウイルス薬、炎症を鎮めるステロイド眼軟こうなどを用いて治療します。

毛嚢炎・ニキビ          

毛根を包んでいる毛包に細菌が侵入して炎症を起こすと「毛嚢炎」、毛穴が詰まってアクネ菌が増殖すると「ニキビ」が発生します。目の周りに毛嚢炎やニキビができると痛みや赤み、膿疱(膿が溜まってできた皮膚の盛り上がり)が現れます。

対処法

症状が軽症の場合は皮膚を清潔に保てば1週間程度で軽快します。痛みや赤みが強い・悪化している場合は抗菌薬による治療が必要なため、早めに皮膚科を受診しましょう。

眼科を受診すべき病気と対処法          

目の周りが痛いときに眼科を受診すべき病気を紹介します。

麦粒腫

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は一般的に「ものもらい」と呼ばれ、汗や脂を出す腺に細菌が感染してまぶたの痛みやかゆみ、腫れ、化膿が生じる病気のことを言います。原因となる細菌の多くは健康な人の皮膚にも常在していますが、病気やけがなどで抵抗力が落ちると感染しやすくなります。

対処法

麦粒腫ができたときは目を触らないように注意し、常に清潔なタオルを使用しましょう。軽度の場合は自然治癒することが多いですが、痛みが強い・腫れによって見えにくい場合は悪化する可能性があるため、眼科を受診することをおすすめします。眼科では抗生物質の点眼薬・眼軟膏などで治療します。

霰粒腫

霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、マイボーム腺(涙の成分を分泌する脂の腺)の詰まりによって分泌物が溜まることで形成された硬いこぶのことをいいます。霰粒腫ができても通常は痛みを感じませんが、急性炎症を起こすと痛みが生じます。

対処法

霰粒腫ができると自然治癒することはないため、眼科で抗生物質の点眼や炎症止めの点眼、軟膏などによって治療を受けましょう。何度も再発を繰り返す場合は手術を行う必要があります。  

結膜炎

結膜炎とは、白目の表面とまぶたの裏側を覆っている半透明の膜(結膜)が炎症を起こすことを言います。ウイルスや細菌の感染、アレルギーなどが原因で起こり、目の異物感や痛み、かゆみ、充血などの症状が現れます。

対処法

症状が現れた場合は目や目の周辺を清潔に保ちましょう。症状が軽い場合は市販の点眼薬を使用すれば治ることもありますが、痛みがある・かすむ・充血が強い場合は眼科を受診して抗生物質や眼軟膏による治療を受けましょう。

涙のう炎         

涙のう炎とは、涙をためる袋(涙のう)の中で病原微生物が繁殖して炎症が起こる病気です。症状は涙袋の腫れや痛みのほか、目やにや涙が多くなることもあります。

対処法

涙のう炎は自然治癒しないため、悪化する前に眼科を受診しましょう。眼科では、症状に合わせて抗菌薬や点滴、手術によって治療します。

目の周りの組織が痛いときに考えられる病気

目の周りの組織に痛みがあるとき、以下の病気を発症している可能性があります。

急性緑内障発作

急性緑内障発作とは眼圧が急上昇して視神経が障害される病気です。発症すると目の激しい痛みや猛烈な頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。

対処法

急性緑内障発作を放置すると一晩で失明するケースもあるため、早急に眼科を受診して点眼や点滴による眼圧下降の治療を受ける必要があります。

副鼻腔炎

副鼻腔炎(蓄膿症)とは細菌やウイルス、アレルギーなどによって副鼻腔の粘膜に炎症が起こり、副鼻腔に鼻水や膿が溜まる病気です。副鼻腔炎を発症すると目の下の痛みや頬の痛み、頭痛、鼻づまりなどの症状が現れます。

対処法

生理食塩水などで鼻の中を洗浄すれば治療できることもありますが、雑菌やカビが侵入すると症状が悪化することがあるため注意が必要です。症状が強い・10日間以上続く場合は耳鼻咽喉科を受診し、抗生物質や炎症を抑える薬で治療しましょう。

群発頭痛         

夜間や睡眠中に目の周りや片方のこめかみに激しい痛みが起こる場合、群発頭痛を発症している可能性があります。群発頭痛の原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲労が関連していると言われています。吐き気や嘔吐、鼻づまりなどが現れることもあり、症状の多くは30分〜1時間で消失するのが特徴です。

対処法

群発頭痛が疑われる場合は脳神経内科や脳神経外科を受診し、酸素フェイスマスクによる吸入や注射による治療を受けましょう。

症状が続く場合は医療機関を受診しよう

目の周りが痛くなる原因は多岐にわたりますが、症状が続く・定期的に繰り返す・悪化している場合は早めに病院を受診してください。特に急性緑内障発作は一刻も早い治療が必要なため、目の周りの激しい痛みとともに頭痛や嘔吐などを伴う場合は注意が必要です。

患部を直接触ると症状が悪化するおそれがあるため、必ず清潔な状態を保ちましょう。

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こちらの記事の監修医師

元町マリン眼科

蓮見 由紀子

〇診療科 : 眼科、美容皮膚科、泌尿器科(非常勤・週2回)

【経歴】  
2001年 信州大学医学部卒業
2001年 横浜市立市民病院レジデント
2003年 藤沢市立市民病院眼科専修医
2005年 横浜市大大学院医学研究科博士課程
2007年 米国国立衛生研究所(NIH)研究員
2014年 横浜南共済病院、あおと眼科勤務
2016年 蒼風会追浜駅前眼科院長
​2020年 元町マリン眼科 開院

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