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最終更新日:2022年5月14日

こどものいびきの原因は?いびきの影響や治療方法についても解説

こちらの記事の監修医師
医療法人瀬尾記念会理事長 瀬尾クリニック
瀬尾 達 先生

(画像=stock adobe.com)

こどもがいびきをかく場合、アデノイド肥大や扁桃肥大、鼻づまりなどが原因として考えられます。また、いびきが小児睡眠時無呼吸症候群のサインとなっているケースもあるため、注意しなければなりません。この記事ではこどものいびきの原因やいびきが与える影響について解説します。いびきは日常生活にも影響するためぜひ参考にしてください。

こどものいびきの原因

こどもは基本的にいびきをかかないとされているため、睡眠中にいびきをする、口呼吸をするといった場合は異常である可能性があります。
もちろん寝息が少し聞こえる程度であれば問題ありませんが、いびきが激しい場合は後述するように睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるでしょう。

こどもがいびきをかく原因としては、アデノイド肥大や扁桃肥大などが考えられます。アデノイド肥大とは、アデノイドと呼ばれる器官が大きい状態のことで、こども特有の病気です。原因は明確になっていません。
また、扁桃肥大は喉の両側にあるへんとうせんが肥大している状態のことです。

これら以外にも、花粉症などのアレルギー性鼻炎や肥満が原因となっていびきを起こしている可能性もあります。

こどものいびきが与える影響

(画像=stock adobe.com)

こどもがいびきをかくことで受ける影響はさまざまです。ここでは具体的な影響を2つご紹介します。日常生活に支障をきたす恐れもあるためぜひ参考にしてください。

成長を妨げる

こどものいびきは、成長を妨げる可能性があります。例えば、成長に欠かせない成長ホルモンは睡眠が始まった直後により多く分泌されるとされていますが、いびきや無呼吸などによって睡眠不足の状態に陥ると成長ホルモンが十分に分泌されず成長を妨げてしまいます。
また、いびきをかくことで顎の発育にも影響し、大人になってからも睡眠時無呼吸症候群になりやすくなると言われています。

集中力の低下

睡眠中のいびきは、睡眠の妨げにもなるため、十分な睡眠が取れず日中の集中力低下や眠気などにつながる恐れがあります。授業中に眠ってしまう、朝起きられずに遅刻する、授業に集中できず成績が悪くなるなど、さまざまな可能性が考えられるため注意しなければなりません。

こどものいびきは小児睡眠時無呼吸症候群の可能性

こどものいびきは、小児睡眠時無呼吸症候群である可能性があります。小児睡眠時無呼吸症候群とは、こどもの睡眠中に呼吸が浅くなることで低酸素の状態となることです。小児睡眠時無呼吸症候群は、先ほども触れていますがアデノイド肥大や扁桃肥大によって空気の通りが悪くなることが主な原因とされます。また、鼻づまりが原因となるケースも見られます。

なお、大人とこどもでは睡眠時無呼吸症候群の基準が以下のように異なります。

・成人の場合:1晩(7時間の睡眠中)で、10秒以上の呼吸停止が30回以上、もしくは1時間に5回以上ある
・小児の場合:2回分の呼吸停止があれば無呼吸となる(無呼吸時間が10秒に至らない場合も含む)

小児睡眠時無呼吸症候群の症状

小児睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時はもちろん起床時や日常生活などさまざまな場面で症状を引き起こします。

例えば、睡眠時であれば、いびきを繰り返すほか、呼吸が止まる時間も出てきます。さらに眠りが浅くなるため、夜中に目が醒めることもあるでしょう。そのほかにも、寝汗やおねしょ、咳き込みなどが発生することもあります。

また、起床時は寝起きが悪く、不機嫌になりがちです。口の中が渇いていることも多く、人によっては頭痛を伴うこともあります。

そして、日常生活においては、鼻づまりをよく感じるようになるほか、それに伴い口呼吸が中心となります。アデノイド顔貌という口を開いて下を突き出したような顔つきになる可能性もあるでしょう。そのほかにも、授業中の居眠りや集中力の低下、食欲の低下、イライラなどが見られることもあります。

こどものいびきの治療方法

(画像=stock adobe.com)

こどもがいびきを治療する場合、まず専用の検査機器や睡眠中の呼吸の様子などをモニターします。場合によっては可読がこどもの睡眠中の様子を撮影することもあります。それらを踏まえて具体的な治療方法を検討するケースが一般的です。

治療方法は、一般的に保存的治療と外科的治療の2種類です。

いびきの状態が比較的軽い場合は保存的治療が行われます。この治療方法では、点鼻薬や抗アレルギー薬といった内服薬を使って症状の軽減を目指します。薬の服用と経過観察のみで改善されるケースもあるほか、寝方を指導することで改善されるケースもあるなど、こどもに大きな負担をかけることなく治療できる点が特徴です。

保存的治療では改善が見られない場合、外科的治療つまり手術の検討することとなります。具体的には、いびきの原因となる、アデノイドの切除や扁桃の摘出などがあげられます。手術後は1週間程度の入院を要することとなるため、保存的治療と比べると、こどもへの負担は大きくなります。ただし、手術をするとその多くは症状の改善が見られるため、メリットも十分にあるといえるでしょう。

まとめ

今回は、こどもがいびきをかく原因やその影響について解説しました。こどもがいびきをかく原因はアデノイドや扁桃の肥大、鼻づまり、肥満などがあげられます。また、小児睡眠時無呼吸症候群である可能性もあるため注意しなければなりません。いびきをかくと睡眠の妨げになるため、日中の集中力低下などにもつながりかねません。いびきが気になる場合は、病院を受診し治療を受けるようにしましょう。

こちらの記事の監修医師

医療法人瀬尾記念会理事長 瀬尾クリニック

瀬尾 達 先生

〇診療科目 :耳鼻咽喉科

【学歴】
大阪星光学院高校 卒業
兵庫医科大学医学部 卒業
京都大学医学部大学院 修了



【職歴および資格】
日本耳鼻咽喉科学会 専門医 
厚生労働省指定臨床研修医療機関 指導医
京都大学 医学部 講師
兵庫医科大学 講師
大阪歯科大学 講師
京都大学医学部大学院 専門職学位
兵庫県立大学 講師
兵庫県立総合衛生学院 講師
身体障害者福祉法 指定医
日本耳鼻咽喉科学会認定 難聴担当医
兵庫県 指定難病医療機関
兵庫県立尼崎総合医療センター 研修管理委員

    • 兵庫県尼崎市七松町1-2-1フェスタ立花北館3F302地図を見る
    • JR神戸線(大阪〜神戸) 立花駅
    • 06-6415-3387
    • アレルギー科 耳鼻咽喉科
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