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最終更新日:2022年5月1日

茶色のおりものはストレスのせい?

こちらの記事の監修医師
藤東クリニック
藤東淳也 先生

生理でもないのに茶色いおりものが出るのは、ストレスのせいなのでしょうか。たしかに、茶色いおりものはストレスが原因で出ることがあります。しかし他にも、茶色いおりものが出る原因はあります。ストレスで茶色いおりものが出るメカニズムと、ストレス以外に考えられる原因について解説します。 

ストレスで茶色のおりものが出ることはある?

ストレスで茶色のおりものが出ることはあります。正しくは、おりもの自体が茶色いのではなく、血液が混じっているためにおりものが茶色く見えているのです。

茶色のおりもの=不正出血

おりものが茶色くなるのは、不正出血を起こしているからです。家事、育児、仕事などの両立で忙しい現代女性は、多くのストレスを抱えています。ストレスや疲労はホルモンバランスを乱すため、不正出血を起こしやすくなります。

ストレスで茶色いおりものが出るメカニズム

女性ホルモンバランスが乱れると、生理のメカニズムがうまく作用しなくなります。女性ホルモンは、脳の視床下部から出るホルモンが下垂体を刺激することによって分泌されます。

視床下部は、ストレスの影響を受けやすいため、ホルモンバランスが乱れて不正出血を起こすことがあります。

ストレス以外にもある茶色のおりもの(不正出血)の原因

不正出血によって茶色いおりものが出るのは、ストレスだけが原因ではありません。ストレス以外に考えられる原因には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

生理前・生理後の出血

生理前には、子宮内膜は少しずつ剥がれ始めています。そのため、生理の始まる前や始まったばかりのときは、少量の出血によっておりものが茶色っぽいことがあります。

また生理後には、子宮や腟の中に残っていた経血が酸化して茶色くなり、それが排出されることで茶色いおりものが出たように見えることがあります。

生理周期の乱れ

生理周期の乱れは、過度のストレスや不規則な生活習慣などが原因で起こりやすくなります。自律神経のバランスが崩れることで女性ホルモンにも影響が及び、生理周期が乱れたり、生理じゃない時に少量の出血があったり、安定しなくなります。

ダイエットも生理周期を乱す原因になります。栄養や摂取カロリーが著しく減ることで体の機能が正常でなくなると、生理が止まってしまうこともあります。

排卵期の中間出血

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあり、生理周期に合わせてそれぞれが交互にアップダウンを繰り返しています。排卵すると、エストロゲンの分泌量が急激に変わるため、一部の子宮内膜が剥がれ落ちて少量の出血が起こることがあります。排卵日近くになると出血が起こるのはこのためで、中間出血ともいわれます。

閉経・更年期

40代から50代になると、閉経に向けて女性ホルモンが減少し、更年期を迎えます。それまで順調に分泌されてきた女性ホルモンが急激に減るようになり、さらにうまく分泌されるときもあればそうでないときもあるため、ホルモンの状態がアンバランスになります。これによって起こるのが更年期障害です。

更年期障害の症状のひとつに、不正出血があります。そのため、おりものに少量の血が交じり、茶色く見えることがあります。

また、生理ではないのに少量の出血がダラダラ続くこともあり、生理の周期も不規則になります。

妊娠初期の着床出血

受精卵が子宮内膜に着床することで起こるのが、着床出血です。誰にでも起こるものではありませんが、着床出血が起こる場合は、妊娠4週から11週ころの妊娠初期です。出血が少量であるため、おりものが茶色に見えます。

ピルの影響

ピルを飲むことで女性ホルモンのバランスが変わると、不正出血が起こりやすくなります。これが茶色いおりもののように見えるのです。

ピルを飲み始めたことで茶色いおりものが出た場合、1〜2ヶ月もすれば自然におさまります。ほとんどの場合は心配の必要はなく、ピルもそのまま飲み続けて大丈夫です。

茶色のおりものは受診すべき?

茶色のおりものは、どの程度であれば受診すべきなのでしょうか。

茶色のおりものは病気の可能性も

茶色いおりものは、ほとんどの場合心配ないことが多いです。しかし一部の不正出血は、婦人科系の病気の症状である可能性があります。不正出血を起こす病気の中には、子宮頸がん・子宮体がんなど、命にかかわる疾患である場合があります。

茶色のおりもので受診する目安

生理でもないのに出血量が増えてきたとか、強い痛みを伴っているなど、明らかにいつもと違う場合は受診しましょう。茶色いおりものが2週間など長期間続いていたり、閉経後に茶色いおりものがあったりする場合も、何らかの異常のサインかもしれません。

早めに受診することで、早期に治療を開始することができるので、手遅れになる前に、専門医に診てもらいましょう。

まとめ

ストレスによって茶色いおりものが出るのは、ストレスが女性ホルモンの分泌に影響を与えるからです。

しかし、茶色いおりものが出る原因はそれだけでなく、他にもさまざまなことが考えられます。生理前後だったり、排卵や着床に伴うものであればさほど心配はありませんが、中にはがんの症状であるなど、危険な不正出血もあります。

心配な症状があれば放置せず、すぐに受診しましょう。

こちらの記事の監修医師

藤東クリニック

藤東淳也 先生

〇病院名 :藤東クリニック
〇医師  :藤東淳也
〇アクセス:広島県安芸郡府中町茂陰1丁目1-1
〇診療科 :産科・婦人科
〇経歴:
医療法人双藤会 産科・婦人科 藤東クリニック 理事長・院長
1993年4月 東京医科大学病院 産科婦人科学教室 研修医
1994年5月 中野総合病院 産婦人科 医員
1995年6月 戸田中央産院 産婦人科 医員
1995年11月 東京医科大学 産科婦人科学教室 研究員
1997年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
1999年3月 東京医科大学麻酔科学教室
1999年7月 東京医科大学八王子医療センタ- 産科婦人科医長
2002年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 助手
2002年5月 米国カンザス大学医学部 細胞生物学教室へ留学
2004年4月 東京医科大学産科婦人科学教室 講師
2004年11月 東京医科大学病院産科婦人科学教室 医局長
2008年6月 県立広島病院 婦人科部長
2010年6月 産科・婦人科 藤東クリニック 院長
2015年11月 医療法人双藤会 理事長

【資格】
日本産科婦人科学会専門医
医学博士
細胞診専門医
バイオインフォマティクス認定技術者
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
婦人科腫瘍専門医
母体保護法指定医
新生児蘇生講習会専門コース修了

    • 広島県安芸郡府中町茂陰1-1-1地図を見る
    • JR山陽本線(三原〜岩国) 天神川駅
    • 082-284-2410
    • 産婦人科 産科 婦人科
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    安芸郡府中町茂陰の「産科・婦人科 藤東クリニック」は、JR山陽本線「天神川駅」から徒歩で10分の場所にあります。産科と婦人科の医院として産科診療を中心に、出産のサポートや婦人科疾患やがんの検査・治療な...

     
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