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最終更新日:2022年9月10日

虫歯を放置するとやばい?リスクや対処法を解説

こちらの記事の監修医師
ときわプロケア歯科クリニック
今多 将

(画像=stock adobe.com)

「歯医者に行くのが億劫で、長年虫歯を放置している」という方は少なくありません。しかし、虫歯を放置すると悪化し、歯だけでなく全身に悪影響を及ぼすケースもあります。そこで今回は虫歯を放置したときのリスクについて解説します。虫歯を放置したときに歯医者を選ぶポイントや治療法も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

やばい?虫歯を放置するとどうなる?

ここでは、虫歯を放置したときの5つのリスクを解説します。

痛みが激しくなり治療が長引く

ごく初期の虫歯は痛みがまったくありませんが、進行するにつれて痛みが激しくなっていきます。最初はしみるような小さな痛みでも、虫歯を放置して神経にまで達すると「ズキズキとした激しい痛み」に変わり、以下のような症状も現れます。

  • 痛みで食事がしにくくなり、食欲が落ちる
  • 痛み止めや治療時の麻酔が効きづらくなる
  • 歯医者での治療回数が増え、費用がかさむ

ズキズキと脈打つような痛みが出ているときは虫歯が重症化して神経に達している可能性が高いため、早急な治療が必要です。

神経が侵されて膿がたまる    

虫歯が神経にまで達しても放置し続けると、虫歯菌がさらに奥まで広がって神経が死んでしまい、痛みが消えます。痛みが消えると「治ったのかな?」と勘違いする方も多いですが、実際は虫歯が進行しています。

細菌が顎の骨の中にまで侵入して「骨髄炎」を引き起こすと再び激しい痛みが現れ、顎の骨の中に膿が溜まって腫れや口臭が生じます。神経が壊死して顎の骨にまで膿がたまると「歯茎を切開する大がかりな外科手術」が必要になるため、痛みが消えたからといって放置しないようにしましょう。

歯周病になる

虫歯を放置したままの場合は、口の中の清掃状態が不良のままでありため、細菌が口の中で増殖し、歯ぐきの炎症を引き起こして歯周病になるケースもあります。さらに歯周病が進行すると歯の根っこを支える歯槽骨(しそうこつ)が破壊され、歯がグラグラ動いて抜け落ちてしまいます。

中度の段階なら3ヵ月〜1年ほどの治療期間でほとんどの歯を残せますが、重度の場合は1年以上の治療期間を要することもあります。

口臭が強くなる

虫歯を放置すると、以下のような原因から口臭が強くなる傾向があります。

  • 神経の内部にたまった膿が悪臭を放つ
  • 虫歯の穴の中に詰まった食べかすが腐る
  • 虫歯菌によって溶けた歯がイヤな匂いを発する

虫歯によって口臭が強くなる原因は上記のようにさまざまですが、ガムやマウスウォッシュなどでは改善されません。虫歯による口臭は自然に治らないため、早めに歯科医で治療する必要があります。

最悪の場合死亡するケースも

顎の骨の中に入り込んだ虫歯菌がさらに体内に侵入すると、細菌が血液に乗って全身を巡ります。すると臓器だけでなく心臓や脳にも影響を及ぼし、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こして死亡してしまう可能性もあります。

悪化した虫歯は全身の健康に悪影響を及ぼすだけでなく命にかかわる病気を引き起こすケースもあるため、「たかが虫歯」「我慢できる痛みだから」などと放置しつづけるのは大変危険です。

虫歯を放置して治ることはある?      

まだ歯に穴が開いていないごく初期の虫歯の場合、丁寧なブラッシングやフッ素塗布によって歯の表面が「再石灰化」することで自然治癒するケースもあります。ただ、一度本格的な虫歯になると自然治癒することはありません。

虫歯は進行すればするほど痛みが強くなりますが、侵入した虫歯菌によって神経が懐死して感覚神経が機能しなくなると、いったん痛みが消えます。このときは治ったように感じますが、見えないところで細菌感染が広がっているため再び激しい痛みが現れるようになります。

虫歯は初期段階ではほとんど痛みがなく、「冷たいもの・熱いものが歯にしみる」「ズキズキと痛い」などの症状を自覚したときにはすでに虫歯がかなり進行しています。そのため、定期的に歯科医を受診して歯のチェックを行い、虫歯を早期発見・早期治療することが大切です。

虫歯を放置したときに歯医者を選ぶポイント

虫歯を放置すればするほど「歯医者に行くのが怖い」「歯科医に怒られるのでは?」と不安を感じ、後回しにしてしまう方も多いかもしれません。そんなときは、治療の負担を軽減できる歯医者に行くのがおすすめです。ここでは、虫歯を放置したときに歯医者を選ぶポイントを2つ紹介します。

しっかりカウンセリングしてくれるか

一言で歯科医といっても先生によって経験や技量、治療内容が異なるため、しっかりカウンセリングしてくれる病院を選ぶことが大切です。治療前のカウンセリングで先生の説明を聞き、納得してから治療してもらいましょう。

【カウンセリングで伝えること】

  • どの歯がどんなときに痛むのか
  • (別の歯医者に通っていた場合)以前の治療内容

なお、「治療前の説明が一切ない」「説明に納得できない」という場合はセカンドオピニオンを活用するのもひとつの方法です。

痛みが少ない治療をしてくれるか

一般的に、「進行している虫歯の治療」には局所麻酔が使用されます。そのため、麻酔の注射を打つ際に一瞬痛みはあるものの、歯を削る際に痛みは感じません。

「虫歯を放置したから、痛みが怖い」「もともと痛みに弱い」という場合は「静脈内鎮静法」に対応している歯科医を選ぶ方法もあります。静脈内鎮静法とは、静脈に鎮静薬を点滴し、半分眠っているような状態となることで痛みへの不安、恐怖心を和らベル方法です。

静脈内鎮静法はすべての歯科医で対応しているわけではないため、希望する場合は事前にホームページなどで確認しましょう。

放置した虫歯は歯医者でどうやって治療する?  

放置した虫歯を歯医者で治療する方法はおもに以下の2つです。

根管治療

虫歯の原因菌が神経まで達して激しい痛みがある場合、細菌に感染した神経を取り除く「根管治療」が行われます。

【根管治療の流れ】

  1. 虫歯の部分を削り、歯の神経部分を露出させて取り除く
  2. 消毒後、治療部分に薬品を入れて虫歯の再侵入を防ぐ
  3. 詰め物や被せ物で補強する

根管治療の治療期間は、週に1回のペースで通院した場合「約1ヶ月~1ヶ月半くらい」が目安です。ただ、虫歯治療は1本ずつ行われることが多いため、複数の歯で根管治療が必要な場合は治療期間も長引きます。

抜歯

以下のような場合は根管治療ができないため、抜歯が行われます。

  • 溜まっている膿が多い
  • 歯の根っこが割れている
  • 歯が溶けてほとんど残っていない
  • 虫歯菌が広がり、顎の骨などの周辺組織に達している

歯を抜く際は「圧迫感」や「引っ張られる感覚」はあるものの、麻酔をするため痛みはありません。抜歯後はインプラントやブリッジ、入れ歯などで欠損した歯を補填しますが、どの治療方法を選ぶかによって治療期間が大きく変わります。

虫歯は放置せず早急に治療を

ごく初期の虫歯を除き、虫歯は放置しても自然治癒することはありません。放置すると虫歯が悪化して治療期間や費用がかさむだけでなく、全身にさまざまな悪影響をもたらすこともあります。

したがって、虫歯は放置せず早めに歯科医で治療を受けましょう。

虫歯を早期発見できれば少ない治療回数ですむため、3ヶ月に1回程度のペースで定期的な検診やクリーニングを受けることをおすすめします。

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こちらの記事の監修医師

ときわプロケア歯科クリニック

今多 将

(経歴)
H27年北海道大学歯学部卒業

    • 北海道札幌市南区南区常盤三条1-1-6地図を見る
    • 札幌市営地下鉄南北線 真駒内駅
    • 011-591-1044
    • 歯科
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